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2015年08月30日

食べてて楽しい『森のきのこカレー』♪

森のきのこカレー.jpg

これは日帰りで北関東を周遊したときに、桐生で見つけたご当地カレーです。群馬といえばきのこ栽培で有名ですが、それも関係してるんでしょうね、『森のきのこカレー』ときましたよ。

わたしはカレーにきのこ、よく入れるんです。しめじや舞茸だけでなく、椎茸も好きなんですよね。
ずーっと昔の...苦学生だったころの話ですが、ふと思い立って筑前煮を作り始めたことがあったんです。ただ、作ってる途中で何だか猛烈にカレーを食べたくなってしまって、結局は路線変更することに。
タケノコとかこんにゃくとか里芋とか...そして椎茸も入ってる和風だしのそこにカレールーを割り入れて、と。

ただ、これが悪く無かったというか...まあ好みもございましょうが美味しかったんですね。それはその後にいただいた(追記) 『やまがた いも煮カレー』 (追記ここまで)なんかに通ずるものを、今にして思えば先取りしていたな、と。

食べてて楽しい.jpg

それはさておき。これは美味しかったですよ。とかいうどころか、いろいろと驚きもありました。
中に入ってるきのこが主役のカレーって、そうそうないと思うのですが、これは想像以上でした。食べつつ...「何種類入ってんだ?」と思ったんですよ。
国産の椎茸と舞茸の二種類が入ってるはずなのですが、もっと多くの食感を楽しんでるような気になったんです。これはつまり...きのこって部位によって食感が変わるじゃないですか、そこのところか、と。

舞茸にしたって、先の部分と元の部分ではずいぶんと食感も味わいも違いますし、それは椎茸にしてもそう。おそらく、使用するきのこを無駄なく使ってるんじゃないかと思うんですよ。それゆえにいろんな食感が楽しめて、結果的に「あれ?肉って入ってたっけ?まあいいや」みたいなくらいにキノコキノコ感を楽しめた、そんな『森のきのこカレー』でした。

これはお薦めであると同時に、自作のアイデアとしても素晴らしい課題を与えてくれるカレーでしょう。これをいただけば、自作でキノコをふんだんに使ったカレーを作ってみようかな?と思うのは必至です。
ただ、ここで新たなる課題も。使うきのこを如何にカットするかで様々な食感が生まれることが解ってしまってますから...まな板の上のきのこを相手に、庖丁を握ったまま悩んでしまう...と。

いつか、これを超えるきのこカレーを自作してみたいものだと思った、そんな群馬のカレーでした。
もし見かけたら、カレーフリーク&料理好きなら是非どうぞ。お薦めです♪

2015年08月27日

『和船と船大工〜江戸時代以降の日本の船』@フェルケール博物館(静岡市清水区)

フェルケール0.JPG

18きっぷの残りを使って、日帰りでどこかへ...と。前回の清水訪問時に気になってたフェルケール博物館に行ってみようかと思って調べたら、おりしも和船に関する企画展をやってたんですよ。

フェルケール1.JPG

ちょうど最近、民俗学の本で海と海人の歴史や暮らしについて読んでたので、これはナイスなタイミングです。ついでに、帰省時の復路で食べそびれてたマグロ丼もいただこうと、始発に乗って出かけましたよ。

フェルケール2.JPG

まあとにかくアクシデントだらけで、列車は途中で長時間止まってしまうし、その後もあちこちで事故が起こってダイヤがてんやわんやでしたが、清水駅からバスに乗って(=ICカード使えます)10分で到着します。

フェルケール3.JPG

港湾関係の博物館なのですが、さすがエントランス周りにはこのように碇がさりげなく置かれてます。
でもってエントランスは...

フェルケール4.JPG

これは桟橋ではないですか!海が好きで港が好きなものにとってはうれしい演出ですよ。

で、常設展では清水港の歴史がよく解ります。ジオラマなどを使った展示も面白いですし、特に操舵室に上がっての俯瞰は...いや、先の空中に浮かぶ船舶はなかなか面白い趣向です。

缶詰記念館.JPG

そして、途中から外に出られるようになってて、そこにあるのは『缶詰記念館』。日本で始めてツナ缶を製造し、そして米国へ輸出した清水商店(=のちのSSK)の創業時の本社社屋を移築したもので、缶みかんもここが初めて製造し輸出して...清水の基幹産業のひとつにまで成長したという、小さいけれど面白い記念館です。

そして企画展。展示はそう多くないのですが、和船の造り方がよく解りました。ご存知のかたも多いかも知れませんが、和船には竜骨(キール)が無いんですよね。そのせいで底が平たく、ある程度の大きさまでのものならそのまま砂浜に引き揚げられて、台風などの際はそうやって時化を逃れた...いや、そういう話をちょうど読んでたもので、さらに理解が深まりました。
常設展でも1/10スケールの巨大な和船の模型が数多く展示されて、底を覗き込んだりして構造をチェックして楽しめますよ。


今回の企画展は9/6までですが、港湾とその歴史や文化に興味のあるかたにはお薦めの博物館です。10〜11月にかけて一階の改修工事が行われるらしいのですが、そういうことも含めて詳しくはHPへどうぞ。
海や港湾が好きなら楽しめますよ。

(追記) 『フェルケール博物館』HP (追記ここまで)



2015年08月25日

【ご飯ファンクラブ】 ええもう、食います食います!

こんなものを見つけました。しっとり系ふりかけなんですが...

まんまけえ.JPG

『まんまけえ』と来ましたよ。標準語で言えば「ご飯食べろー」ということなんでしょうが。

"いぶりがっこをさらにおいしく"
"香りと食感を楽しめる生ふりかけ"

そうあります。そうですこれ、秋田発なのですが、名物の漬け物『いぶりがっこ』を細かく刻んで、胡麻と混ぜたようなものなんですね。しかも元のいぶりがっこは秋田県産の大根が使われてます。
こういうのはうれしいですよ。

いぶりがっこの香りと旨み.JPG

いぶりがっこ自体をご存じないかたもおられましょう。大ざっぱにはたくあんなんですが、干し大根をそのままつけるのではなく、燻してから漬けるんですね。
その結果、燻製のような香ばしさがあるんですよ。東北ファンならこれだけで「ご飯何杯でも!」というかたもございましょう。そのいぶりがっこを細かく刻んで胡麻を加えたソフトふりかけです。美味しくないわけがありません。

まずは香りで食欲が高まりますが、口にすればあの独得の気持ちよいパリパリ感そのものを残した小さな刻みが柔らかいご飯粒と渾然一体となって...嗚呼!しあわせーっ!と。
まさに"まんまけえ"と言われて、ええもう食べます食べます、みたいな...ご飯が止まらなくなります。これは好い買い物でした。

で、ご飯に合うとなれば、大体は白いものに合うんですよね。これも冷や奴に載せて面白かったり、あとパスタに混ぜ込んでも楽しかったですね。
和洋問わず、工夫次第でもっと楽しめるかも。マヨネーズで和えて野菜スティックのディップにしてみましたが、これまた面白かったんですよね。

まんまけえ納豆.JPG

で、納豆に混ぜ込んでみたところ...これは面白かったですねぇ♪これだけで調味料要らずですし、納豆の食感にパリポリしたいぶりがっこの食感ですよ。さらにご飯が止まらなくなりますよん。


そこここで売られてるものではないかもしれませんが、ソフトふりかけファンやいぶりがっこファンには激しくお薦めです。
見かけたら是非♪

2015年08月20日

しょうがの利いたラーメン

長岡しょうがらーめん.JPG

忙しくてなかなかこちらまで手が回りせんが、新潟の棒ラーメンの続きです。
『長岡しょうがらーめん』ですよ。調べてみると、長岡といえばご当地ラーメンは生姜の利いた醤油ラーメンなんだそうですね。店については、駅前で調べれば長岡駅よりは分岐点の宮内駅周辺に多いみたいですね。

(注記)あとはまあ、郊外とか

しょうがが利いてる.JPG

こっ...これはっ!と驚くくらいに生姜が利いてます。で、それが悪くないんですよ。濃口醤油といった感じのベースにガツンと来る生姜の風味...これは面白いですねぇ♪棒にしては極太な太麺も、このスープに負けてないと思いますよ。

まだ暑い時期が続くと思うのですが、生姜なんてアナタ、身体が温まってしまうじゃないの!とか申されるかたもいらっしゃると思います。でも逆に、冷え性だったりする上に仕事場の冷房が効きすぎてて...そんなかたには朗報かもしれません。

これは一度、現地のお店でもいただいてみたいと思いました。東京にもあるらしいので、まずはそこからかな?
これ、なかなか面白いです。スーパーで見かけたら、棒ラーメンフリークだけでなく美味しいもの好きや冷え性のかたも是非どうぞ。

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