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2013年08月31日

再生へ

18きっぷの残り二日分をどうしたもんだか...日帰り×2にするのか一泊二日にするのか...悩みましたが、ちょっと面白い旅程を組み立てられたので、一泊二日でスタートしました。

台風改め温帯低気圧の動向が少々気がかりではありますが。

image/2013-08-31T05:31:41-1.jpg

写真は実家の庭の甘夏の木。かつては毎年二百個ほど実を付けてたのですが、バッサリと剪定してからは四個...二個と一気に減り、今年春の収穫は遂に0個...。

もう実を付けることは無いのかと落胆してましたが、お盆休み帰省で見てみると...20個くらい付いてるではないですか!

いやもう、単純に嬉しかったですよ。思えばこの甘夏の木の実が減るに従ってわたしの仕事も減り...いや、そんなオカルトじみたことは気にしませんが、実が増えるに従ってわたしの仕事も増えてって欲しいものだ...そんなこともちょっと思いました。

収穫は来年春ですが、落ちることなく育って欲しいものです。


2013年08月30日

もうひとつの崎陽軒

崎陽軒のつけ麺.JPG

取扱店舗も個数も限定のために手に入らない"あの"弁当の代わりといっては何ですが、ちょっと前に買ったのがこの『つけ麺』。
これを買った頃は...今年の夏がここまで酷暑になるなんて思いも寄りませんでしたが。

二食入り.JPG

こんな感じで二食入りです。
スープはまあ、季節がら冷水で割りました。

で、これはと思ったのがパッケージ写真。冷し中華みたいに考えて、ついつい上部構造について思いをめぐらすところでしたが...この刻みネギと刻み海苔だけのそれを見て、ああそうなんだ、つけ麺なんだよな、と。
暑いんだし、シンプルでいいよな、と。

酸味の利いた冷し中華風.JPG

で、こんな感じに。これで充分でした。麺とツユを楽しもうではないですか!

(注記)大げさ

麺は普通に好い感じの中華麺です。そして気になるツユですが、酸味や甘味やごま油感がベストな、ちょっととろみを感じるタイプでした。
夏はやっぱり...というか、行き着くところはやっぱり酸味ですよね。スパイスによる刺激も食欲喚起には好いのですが、あまりにそればかりだとだんだん飽きてきてしまうのもまた事実。
ほんなこつ、酸味のよかばいっ!あ、あと、ごま油もね♪

で、この酸味については、これの後にあみ印の『冷し中華スープ』を試した際、あ...あの味だ...とか思いました。
まあ、あみ印のほうが古いかとは思いますが(=メイビー)、夏に冷しで中華麺をいただく際の基本とか、そんなところでしょうか。

美味しいです。お土産にもよかですね。で、他にごまだれVer.もあるんですよ。それも試したいと思ったところで真夏は北海道だの実家だので、神奈川での仕事を請ける余裕が(以下略)。

暑いうちにごまだれも試してみたいと思う一方、寒い時期に熱い麺(=ゆでた麺を一旦水で締めてから再度湯がいて湯切り)に熱いツユでいただいてもみたいな、とも。
お薦めです。


オマケ。

横濱月餅オレンジ.jpg

崎陽軒といえば月餅(げっぺい。IMEは変換してくんない)も名物。デザートにどうぞ、みたいな位置づけ?
このときは期間限定でオレンジ味の月餅が出てました。オレンジらしく爽やかな感じが好かったです。
月餅は横浜みやげとしてもどうぞ!


さらにオマケ。

ねじばなつぼみ.JPG

多分、その頃よりもうちょっと前だったか、千葉でネジバナが咲き始めで、つぼみも当然こうやってねじれて付いてて、その姿が何だかかわいかったんですよ。
当然下から開花してってますが、そのねじれ具合と開花具合が面白かったです。


2013年08月29日

横浜帰り

ちょっと前の話です。仕事で横浜に行って、その帰りに...

マンゴーサイダーは南日本酪農協同製.JPG

駅の自販機でこのようなものを見つけました。日本でマンゴーといえば主に宮崎ですが、これの製造元が宮崎の南日本酪農協同。
『愛のスコール』を出してるところです。

で、横浜帰りといえば崎陽軒。未だ食べてない、ある弁当を探してるのですが、置かれてるところが限られてる上に、仕事帰りみたいな時間帯だと必ず売り切れてんですよね。
この日も仕事先最寄りの店舗では取り扱いが無かったし、乗換駅の店舗では売り切れ、と。
一体、いつになったらわたしは"あれ"を食べることが出来るのでしょうか。

くやしさまぎれという訳ではありませんが、何となくありあけの『ハーバー』を買って帰りました。
で、ふと思って大家さんにも買って帰りました。別に旅じゃないんですけどね。

カマンベール入り.JPG

で、大家さんにハーバーを。そしたら大家さん、ハーバーは大好きなのよと感謝されました。
お返しにと、先日行ってきた町内会の一泊旅行で買ってきたというチーズをいただきました。

洋酒やビール向け.JPG

カマンベール入りのスモークチーズなんですが、これは美味しかったですよ。
ビールや洋酒に合いますなぁ。

ありあけのハーバー.JPG

これが横浜名物のひとつ、ありあけの『ハーバー』です。
マロンケーキと書かれてます。特に大騒ぎするほどのものかどうかはともかく、普通に美味しいんですよ。

バブル期に本業以外に手を出して大失敗して倒産してしまったことはまだまだ記憶にあるのですが、当時は横浜の仕事仲間らが「どうなっちゃうんだろうね...」と心配してたものです。

詳しく知りたいかたはwikiをご覧下さい

船の形.JPG

船の形をしてるんですよ。マロンクリームをカステラ生地で包んだものですが、ハーバーといえば港横浜のイメージですから、単なるお菓子以上の価値があると思うんです。
東京に住んでてたまに神奈川へ仕事で呼ばれて...そうするとさほど珍しくもない、ありがたくもない感じなんですが、たまに買って食べるとやっぱり、しみじみ美味しいんですよね。

定番中の定番です。横浜みやげで迷ったら、まずハーバーでいいと思いますよ。


それにしても...崎陽軒のあの弁当は...いつになったら食べられることやら...。


2013年08月28日

石炭臭の中を右往左往して美味しい駅弁をガット!@米原駅

新今宮で環状線に乗り換えて大阪まで。そこから新快速で一気に米原まで。
待ち時間が結構あったのですが、ホームで待つ間が暑かったりしました。
あれはやっぱり駅の構造上...風が抜けないんでしょうか。

SLびわこ号.JPG

そして米原に入線直前、何とSLが待機中!
『SLびわこ号』でした。

で、米原に到着。往路同様にお昼の時間が乗車中になるようなダイヤ展開だったので、ここで駅弁を、と。
以前、鉄道ジャーナリストのtwinsさんこと土屋武之さんがブログで取上げてらした『近江牛としょいめし』が気になってたので、ちょっと高いけどそれをと思いきや...改札内の立売系な臨時売店では「すいませんねぇ」。
売り切れでした。近江牛弁当は他にもあれど、この"しょいめし"(=醤油飯らしい)が気になってたんですよね。じゃあ他の近江牛モノをと思っても...近江牛モノは全て売り切れ!?

で、臨時っぽい売店のおかーさんに、ホームにある売店を教わってそこに駆けつければ...しょいめしはありませんでしたが、これがありました。っていうか、近江牛関連ではこの『近江牛大入飯』のみでした。

これを買ってまた大垣方面のホームへ戻る途中、さっきの臨時っぽい売店の前を通れば販売のおかーさんがまた「すいませんねぇ」と。その言葉の裏には"買えて良かったですね。ここで売ってなくてすいません"みたいなものを感じました。
とりあえず、笑顔で答えるわたし。

すでに駅にはSLびわこ号が入線してきて、辺り一帯にはあの石炭臭が立ち込めてます。
嗚呼、このにほひが...たまらん!あれはいーですよね、たまらんですよね。

そして着実に無事に移動を重ねて...っていうか、この日は休日ダイヤだったから、大垣での乗り換えなしで米原から豊橋まで一気に移動できるんですよね。しかも直通だったから米原時点で長大編成だったし、楽勝で座れました。座席も選り取りみどり、赤黄色でした。

近江牛大入飯.JPG

で、そろそろお昼だなという名古屋で、ザックから取り出す『近江牛大入飯』。

江戸は言いすぎだろ.JPG

江戸時代からは言いすぎだろうと思いきや、調べてみればですね、いわゆる《薬食い》のそれとして存在してて、将軍家へも献上されてたらしいですね。
恐るべし近江牛です。

カレーご飯に牛肉どっさり.JPG

そして紐解けば...雄々!さすがに大入を名乗るだけのことはありますよ!上部構造は近江牛がぎっしりです!
しかも下のご飯はカレー味。これが箱に書かれた《ハイカラ風味》ってことですか?

近江牛がたまらない美味しさでした。こういった使い方というか、惣菜的というか日常的な使い方なら近畿地方のそれはツボを心得てるというか、さすがと思わせるものがあるかと思います。
この味付け近江牛、白いご飯に載せても関西風なうどんに載せても大感激だろうなと思わせるそれでした。

で、下のカレーご飯。強烈な主張は無く"ハイカラ"感で脇役勝負、みたいな。でもそれとなく好い感じにカレー風味が効いてるんですよ。

この組み合わせも好かったですよ。全体がシンプルなんですが"飽きずに"楽しめるんですよ。
こういった、いわゆる"丼モノ"だと、途中で何となく飽きてしまうこともあるのですが、これは終始楽しくいただけました。


で、その後。浜松ー静岡間の列車は冷房が入ってなかったんじゃないか...と。
外は酷暑でしたが、乗り込んでも全くあの"ひんやり"を感じないし、天井で動くそれは単なる送風だったんじゃないか?と。
だって...室温は30°Cを超えて32°Cくらいあるし、皆さん団扇や扇子でパタパタやってましたから。
しかも帰省シーズンだし、18きっぱ多数でほぼ満員な状態で...何で車掌は冷房を入れなかったんだろう?車掌室や運転室はどうか知らんが、倒れるひとが出ても可笑しくないくらいに客室は暑かったぞ?
車掌も団扇や扇子や手持ちの平たいものでパタパタやってる皆さんを見てるはずなんですが、それでも冷房は入れるなとか上からのお達しが?

まあ結局、早めの乗り継ぎの関係で、島田駅で島田駅始発の列車に乗り換えるんですけどね。
そしたらこれは確かに冷房を感じる空気でした。
そして更に熱海でJR東日本の車両に乗り換えれば...嗚呼、普通に空調が利いている、と。人間が生きるのに快適な温度が保たれてる、と。

JR東海、新幹線で儲かってんじゃないのかなぁ...在来線の冷房をケチるってのがどうも何だか...冬場の早朝列車で暖房を入れないJR西日本北陸みたいで...要は18きっぷとか使ってないで新幹線とか特急とか使えって事ですか?
どうも何だかね。

そして小田原で一旦降りて湘南新宿ラインに乗り換えるんですが、帰宅予定時刻を考えれば...ここで何か駅弁を買って帰って晩ご飯にしよう、と。
ところが、売店を覗くと小あじの押し寿司しか残ってないんです。まあ、夕方だからそんなものなのかな。結局晩ご飯は地元駅前の惣菜&弁当屋さんで買うことにして乗り込んだ湘南新宿ラインでした。


無事に到着しましたが、今回の寄り道帰省もいろいろと新発見もあって充実した旅でした。
特に広島や和歌山が面白かったですね。この辺はまた、機会があれば掘り下げてみたいと思います。
と、このようにあちこちで、思い立ったが寄り道できるのも青春18きっぷの魅力です。ダイヤによっては(=特にローカル線など)乗り降りに注意が必要ですが、金のあるなしに関わらず時間に余裕があれば、パックツアーなどでは決して味わえない楽しさを体験出来るんじゃないかと思います。
列車内でその土地の日常に触れられるって魅力もありますしね。

興味の湧いたかたは是非!
で...わたしのそれ(今シーズン二枚目)は...あと二日分あるんですが。
どこに行ったもんだか...。



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