2010年04月15日
ナカバヤシ春のチャンポンまつり(3)もひとつストレートタイプ!長崎中華街 桃華園『長崎ちゃんぽん』(長崎県長崎市)
こちらもストレートタイプです。
このスープは長崎中華街の桃華園が本場中国料理のスープの素を、ご家庭向けに作りました。
と、書かれてます。そゆ店があるんでしょうね。まだ行ったことがないんですよ、長崎中華街。
やっぱり一人前280gです。ただ、ミヤジマと違って原材料が至ってシンプルなんですね。その辺にちょっと期待が高まります。
で、やっぱり魚介類を入れずに作ったんですが、何だか味わいが薄いんですよ。あれ〜?
あ、豚肉じゃなくてベーコンなんて使ったからか?いやいや...。
コレ、エビ・イカ・アサリなんかをしっかり入れて、練り物も数種類入れるとかしたら...ベストな味になることは想像に難くありません。
多分、このスープって《本格》なんですよ。ベースとしてのスープなんですよ。ココに様々なちゃんぽんらしい具材が加わってこそ、それらからのダシで最終的に味が完成するんですよ、多分。
ただその分逆に、後味がしつこく残るとかは無かったですね。
で、少々物足りなさを感じたので、現地・長崎のスタイルに習ってウスターソースを少し落としてみたら...コレですコレ!大正解でした。
個人的にはこっちが好みかな?こちらも要冷蔵ではなく、冷暗所でもなく"直射日光を避けて保存して下さい"なので、夏場でも安心して東京まで持って帰られますし。
(つづく)
2010年04月14日
ナカバヤシ春のチャンポンまつり(2)ストレートタイプ!宮島醤油?梶wちゃんぽんストレートスープ』(佐賀県唐津市)
こゆモノがスーパーの棚に、普通に並んでんですよね、九州・山口地区は。しかも粉末タイプと合わせて、必ず複数のチャンポンスープを置いてんですよね。
で、当然のことながら茹で麺の、所謂"ちゃんぽん玉"もあるんですよね。
コレが羨ましいったらありゃしないよ。
で、ミヤジマのちゃんぽんスープと云えば、粉末タイプもありましたよね。あっちは"≠白濁"な系統でしたが、こちらのストレートタイプはご覧の様にはっきりと白濁系です。
コレで一人前(280g)。コレをそのまま使うんですよ。
あーそうだ、粉末でもなくストレートでもない"濃縮系"・ニビシの『ワァン』もありましたね。『ワァン』はもう、あちこちで見かけました。
魚介類は入れませんでしたが、充分に美味しかったです。まあ原材料にいろいろと使われてるので、普通にチェーン店で出てくる感じではありますが。
便利です。
で、コレまでにも知ってたんですよ、このタイプ。大抵は茹で麺が置かれてる冷蔵の棚に一緒に置かれてたもんだから、てっきり要冷蔵かな?と思ってたんです。
よく見たら...冷暗所保存ではあるけど要冷蔵じゃないんですね。だからまあ、今回は東京まで連れ帰れた訳なんですが。
(つづく)
2010年04月13日
ナカバヤシ春のチャンポンまつり(1)まずは麺から〜?鰍ンうら食品『本格中華麺』(山形県東根市)
帰省した際は、相変わらず買い物ついでに乾麺の棚に立ち寄ってましたが、一般的な棒ラーメンに関しては既に食べ尽くした感があり、新製品にもなかなか出会えません。
そんな中、スープ等の付いてない麺の単品モノが目に入りました。五木の『中華めん』や山庄の『中華そば』みたいなタイプですね。
で、手にとって裏を見れば...山形県?
九州エリアに進出とは、五木に喧嘩を売ってるの?
って云うか、需要のある土地だから出荷できるんでしょうね。それに山形って、実は棒どころなんですよね。
で、特徴として
☆内モンゴル産カンスイ使用
☆内モンゴル産天外天塩使用
コレはまあ、プレミア感としてのモノですね。実際、食べて判るもんでも無いですから>わたし
中には「ふむふむ、このコシは...内モンゴル産のカンスイと塩を使ってるな」とか解る陶芸界の...この例えはもーいいか。
それよりも《卵入り麺》って方が、素人にも判り易いですね。原材料に全卵粉末とあります。
クチナシ色素で卵入り感を盛り上げてるのか、黄色味を帯びてます。
美味しいですよ。さすがに麺単品で出してるだけのことはありますね。コシなど、基本性能も充分なんですが、卵入りなだけに優しい感じの味わいですね。コレはわたしにもよく解ります。
あと、四食分なんですが、一食分ずつ封で巻かれてるのは使いやすくて好いですね。五木も山庄も分かれてないんですよ。
で、コレは麺単品だからと、いろいろとチャンポンスープを買ってきたんですよ。
次回からはスープ編と云うことで。
(つづく)
そんな中、スープ等の付いてない麺の単品モノが目に入りました。五木の『中華めん』や山庄の『中華そば』みたいなタイプですね。
で、手にとって裏を見れば...山形県?
九州エリアに進出とは、五木に喧嘩を売ってるの?
って云うか、需要のある土地だから出荷できるんでしょうね。それに山形って、実は棒どころなんですよね。
で、特徴として
☆内モンゴル産カンスイ使用
☆内モンゴル産天外天塩使用
コレはまあ、プレミア感としてのモノですね。実際、食べて判るもんでも無いですから>わたし
中には「ふむふむ、このコシは...内モンゴル産のカンスイと塩を使ってるな」とか解る陶芸界の...この例えはもーいいか。
それよりも《卵入り麺》って方が、素人にも判り易いですね。原材料に全卵粉末とあります。
クチナシ色素で卵入り感を盛り上げてるのか、黄色味を帯びてます。
美味しいですよ。さすがに麺単品で出してるだけのことはありますね。コシなど、基本性能も充分なんですが、卵入りなだけに優しい感じの味わいですね。コレはわたしにもよく解ります。
あと、四食分なんですが、一食分ずつ封で巻かれてるのは使いやすくて好いですね。五木も山庄も分かれてないんですよ。
で、コレは麺単品だからと、いろいろとチャンポンスープを買ってきたんですよ。
次回からはスープ編と云うことで。
(つづく)
2010年04月12日
そして受け継がれる伝統〜高橋から太平へ 太平納豆株式会社『北海道産 大粒』(東京都墨田区)
土曜日は岩隈が好投で初勝利を、そして日曜日は緊張した投手戦をマー君が力投完投でカード勝ち越し。
で、試合も早く終わったことですし、わたしの中で終わらせなければならないこと...をやろうと、フレッタと共に西新宿へと向かいました。
建物の老朽化から、三月末で廃業の道を選択された『○しろまるひ納豆』の高橋商店訪問です。
『七転納豆』情報では、すでに建物は解体準備に入ってるとのことだったので、偲ぶ意味でもその姿を最後に目に焼き付けておきたい、と。
ずいぶんお世話になりましたからね。
長年住んでるこの街に越してきた時(実家で過ごした期間よりも、この街の方が既に長いんです)、最初に豆腐屋さんで出会ったのが高橋商店の納豆でした。
子供の頃に食べてたあの味わいと同じだ...ファンになるのに時間は要りませんでした。
もっとも...大正期創業のその豆腐屋さん、既に廃業されてますが。
コレもまた、わたしにとっては一種の《旅》です。距離の問題じゃありません。海外旅行に勝る近所の散歩だってあるんです。
建物にはトラロープが巻かれ、立ち入り禁止のサインが。
二階の高橋荘の住人も全て退去されたのでしょう。
すっかり解体準備に入ってました。
お客様各位
閉店のお知らせ
この度、施設老朽化に伴い三月末にて商品のなくなり次第営業を終わらせて頂きます。
親子二代六十年、長きに亘りご愛顧いただきました事を、心より御礼申し上げます。
本当に有り難うございました。
店主
本当に終わってしまうんだ...いや、もう終わってしまったんだ...。
新宿中央公園を臨む十二社(じゅうにそう)のam/pmへ移動しました。ここはある意味、『○しろまるひ』や『新宿』シリーズなど、高橋商店の納豆直売所みたいなところだったんですよ。
いや、納豆ファンにとっては、ですけどね。
ここで納豆を買ってたひと...イコール高橋ファンの同志は...今は何食ってんだろうか...?
そー云えば近所の友人は勤務先の関係で、ここで高橋の納豆を買ってたんだよな...。
小粒派の彼女は『新宿』シリーズのファンだったけど。
今、納豆の棚には何が並んでるんだろうか...おかめやあづまやミツカンか?
そんなの...十二社らしくないぞ?
この手描きPOPに...泣きそうになりました!皆んな同じ気持ちだったんだねっ!?
『七転納豆』で、墨田の『太平納豆』が北海道産の黒目・秋田大豆での納豆製造を継承して下さると聞いて、太平なら美味しいし真面目に作ってそうだし...と、かつて楽しんだ『たべごろ とっても小粒』を思い出したりなんかしましたが。
並んでたんです!"十勝秋田黒目大豆使用"で、しかも"高橋商店継承"とラベルに印刷された『北海道産 大粒』がっ!
継承してもどこで買えるんだろう?な疑問符がアタマから離れませんでしたが...よくぞこの土地!この店で!
早速買って帰りましたよ。買わずにおらりょうか!
で、晩酌の友として楽しみました♪
このふっくらとしていながら引き締まった15mm辺りの大粒...この甘味苦味...この香り...そして秋田大豆特有の黒い星♪
まさしく高橋!まさしく『○しろまるひ』のそれですよ!
ただ...?
ちょっと添付のカラシが強い様な...。
ウチにはあと一個、最後の『○しろまるひ』があります。最後の『新宿』は今朝戴いたんですけどね。
で、比較してみれば...やっぱりカラシが違うんだ。
豆に関してはもう!兄弟と云うか同一人物と云うか...なんですけどね。
※(注記)写真は上が高橋で下が太平
でも、豆の持つパウァは変わりません。"タレなしで美味しい納豆"と謳ってた様に、太平になってもその辺りは健在。
カラシしか付いてません(容器も詰め方も掛け紙セロテープ留めも同じなんですよ!)が、ここまで豆の旨味が豊かだとタレとか醤油とか使っちゃあ勿体無いですよ。
何はともあれ、あの味わいが太平で継承されて...これほど嬉しいコトがありましょうか?
「納豆なんてどれでも同じじゃん?」とか云うひとはウチに来てくんなくていーです。
単に小規模の地納豆メーカーが廃業するとか何とかだけの問題じゃないんですよ。日々楽しんでた一般ユーザだけでなく、店で使ってた料理屋さんも困ってたところなんですから。
しかも黒目の秋田大豆使用って、全国的にも少ないですよ?でもって、これが《東京納豆》の伝統のひとつなんですよ。
また引き続き食べられるんですよ!?
引退された高橋さんと継承された太平さん、双方に最大限の賛辞を送りたい...そんな自転車ポタリングでした。
後記;その後、am/pmが買収されてしまった為に、この店もファミリーマートになってしまい、この納豆は置かなくなりました。残念だなぁ...。
で、試合も早く終わったことですし、わたしの中で終わらせなければならないこと...をやろうと、フレッタと共に西新宿へと向かいました。
建物の老朽化から、三月末で廃業の道を選択された『○しろまるひ納豆』の高橋商店訪問です。
『七転納豆』情報では、すでに建物は解体準備に入ってるとのことだったので、偲ぶ意味でもその姿を最後に目に焼き付けておきたい、と。
ずいぶんお世話になりましたからね。
長年住んでるこの街に越してきた時(実家で過ごした期間よりも、この街の方が既に長いんです)、最初に豆腐屋さんで出会ったのが高橋商店の納豆でした。
子供の頃に食べてたあの味わいと同じだ...ファンになるのに時間は要りませんでした。
もっとも...大正期創業のその豆腐屋さん、既に廃業されてますが。
コレもまた、わたしにとっては一種の《旅》です。距離の問題じゃありません。海外旅行に勝る近所の散歩だってあるんです。
建物にはトラロープが巻かれ、立ち入り禁止のサインが。
二階の高橋荘の住人も全て退去されたのでしょう。
すっかり解体準備に入ってました。
お客様各位
閉店のお知らせ
この度、施設老朽化に伴い三月末にて商品のなくなり次第営業を終わらせて頂きます。
親子二代六十年、長きに亘りご愛顧いただきました事を、心より御礼申し上げます。
本当に有り難うございました。
店主
本当に終わってしまうんだ...いや、もう終わってしまったんだ...。
新宿中央公園を臨む十二社(じゅうにそう)のam/pmへ移動しました。ここはある意味、『○しろまるひ』や『新宿』シリーズなど、高橋商店の納豆直売所みたいなところだったんですよ。
いや、納豆ファンにとっては、ですけどね。
ここで納豆を買ってたひと...イコール高橋ファンの同志は...今は何食ってんだろうか...?
そー云えば近所の友人は勤務先の関係で、ここで高橋の納豆を買ってたんだよな...。
小粒派の彼女は『新宿』シリーズのファンだったけど。
今、納豆の棚には何が並んでるんだろうか...おかめやあづまやミツカンか?
そんなの...十二社らしくないぞ?
この手描きPOPに...泣きそうになりました!皆んな同じ気持ちだったんだねっ!?
『七転納豆』で、墨田の『太平納豆』が北海道産の黒目・秋田大豆での納豆製造を継承して下さると聞いて、太平なら美味しいし真面目に作ってそうだし...と、かつて楽しんだ『たべごろ とっても小粒』を思い出したりなんかしましたが。
並んでたんです!"十勝秋田黒目大豆使用"で、しかも"高橋商店継承"とラベルに印刷された『北海道産 大粒』がっ!
継承してもどこで買えるんだろう?な疑問符がアタマから離れませんでしたが...よくぞこの土地!この店で!
早速買って帰りましたよ。買わずにおらりょうか!
で、晩酌の友として楽しみました♪
このふっくらとしていながら引き締まった15mm辺りの大粒...この甘味苦味...この香り...そして秋田大豆特有の黒い星♪
まさしく高橋!まさしく『○しろまるひ』のそれですよ!
ただ...?
ちょっと添付のカラシが強い様な...。
ウチにはあと一個、最後の『○しろまるひ』があります。最後の『新宿』は今朝戴いたんですけどね。
で、比較してみれば...やっぱりカラシが違うんだ。
豆に関してはもう!兄弟と云うか同一人物と云うか...なんですけどね。
※(注記)写真は上が高橋で下が太平
でも、豆の持つパウァは変わりません。"タレなしで美味しい納豆"と謳ってた様に、太平になってもその辺りは健在。
カラシしか付いてません(容器も詰め方も掛け紙セロテープ留めも同じなんですよ!)が、ここまで豆の旨味が豊かだとタレとか醤油とか使っちゃあ勿体無いですよ。
何はともあれ、あの味わいが太平で継承されて...これほど嬉しいコトがありましょうか?
「納豆なんてどれでも同じじゃん?」とか云うひとはウチに来てくんなくていーです。
単に小規模の地納豆メーカーが廃業するとか何とかだけの問題じゃないんですよ。日々楽しんでた一般ユーザだけでなく、店で使ってた料理屋さんも困ってたところなんですから。
しかも黒目の秋田大豆使用って、全国的にも少ないですよ?でもって、これが《東京納豆》の伝統のひとつなんですよ。
また引き続き食べられるんですよ!?
引退された高橋さんと継承された太平さん、双方に最大限の賛辞を送りたい...そんな自転車ポタリングでした。
後記;その後、am/pmが買収されてしまった為に、この店もファミリーマートになってしまい、この納豆は置かなくなりました。残念だなぁ...。