2010年04月18日
かわいいものはおいしい・おいしいものはかわいい
春の魚と云えばメバルですよね。
先日、珍しいことに近所の魚屋さんにメバルの刺身が出てました。
見た目の印象が好いですね。綺麗です。
白身魚の刺身だなぁ!と云った美味しさではあるんですが、多少の生臭さがあるのも事実。
まあ、そんなに気にする程のものではありませんが。
単にわたしが鼻男だからかも。嗅覚が敏感なんですよ。
それもまた野趣だと思えば。
歯応えが嬉しいですねぇ。
で、後日。かなり堂々としたメバルが出てたので買って帰りました。
値段の方も堂々としてましたが...500円-弱でした。
でも身がパンパンに張ってますから。セクシーです。
先日、水族館に行った際、巨大回遊水槽の中で多くの魚たちが泳ぎまわってましたが、そんな中にあって全く動かない魚の一群がありました。
上層に固まってましたが、まるで上から糸で吊ってあるかの様。
何か見覚えがあるなぁ...と思ってよく見たら、これがアナタ!メバルでした。
なるほど、海中ではあの様に過ごしてるのかと勉強になったもんです。
かわいーですよね、顔が。でもって赤メバルだと色も華やかだし。
やっぱり煮付けですよね、メバルは。
ウロコを引いてワタとエラを出したら、煮る前にひと手間。
ざるに置いて熱湯をかけます。
"霜降り"って云いますが、これやっとくと生臭さが出ません。以前、ある有名料理長の本で学んだんですが。
エラブタの内側とかお腹の中も忘れずに。
写真ではずいぶんとまた色濃い煮汁ですが、使った醤油が長期熟成の濃口醤油なので、まあこの様な色になった、と。
美味しいですねぇ♪やっぱり煮付けですよね。
いや、煮付け自体が好きなんですが、冬のカワハギに対して春はメバルですねぇ。
美味しいですもんね。でもって顔がかわいーし。
かわいいものはおいしい・おいしいものはかわいい
そゆことで。
そろそろイサキも出回り始めるかな?イサキも顔がかわいーですよね。メバルはちょっと派手目だけど、イサキはあどけない感じですね。
イサキは...これはやっぱり塩焼きですねぇ。
では皆さん、ご一緒に♪
かわいいものはおいしい・おいしいものはかわいい
2010年04月17日
『上原寄席』第83回 春の例会@『上原敬老館』(東京都渋谷区)
年三回と云わずもっとやって欲しい地元系地域寄席『上原寄席』に行って参りました。
今回は講談×2&落語×2の組み合わせでした。
で、開場まもなく入ったんですが、客...少ないか?
杞憂でした。その後続々と来場され、終演時には満員でしたよ。
んでですね、途中から来られた方が多かったんですが、時間あるなら前座さんから観ようよ。
と云うのもですな、今回の前座・宝井琴柑ちゃん...おっと、琴柑さんが好かったんですよ。
今回の番組は
☆宝井琴柑『宮本武蔵 塚原卜伝 鍋蓋試合』
☆金原亭小駒『鷺とり』
☆一龍斎貞山『奉行と検校 出世較べ』
☆三遊亭吉窓『そば清』
まずは琴柑(きんかん)さんの登場。この琴柑さん...かわいーんですよ。しかも綺麗な顔立ちでね。
でも好く通る声なんですよ。前座だけど迫力もあって...前にもこんなこと書いたな。
思い返せば第81回例会の一龍斎貞鏡さんですね。
今回は貞鏡さんのお父様で在らせられる貞山先生が上がられるんですが。
前座ながら"待ってました!"の声がかかるくらいだから追っかけも居るんでしょう。貞鏡さんの時もそーだったかな?
解ります。何かね、追っかけて成長を見届けたくなる様な...かわいさ綺麗さだけではない、講談師としての魅力を感じますもん。
噺自体は宮本武蔵が巌流撃破の為に塚原卜伝を訪ねて...な、有名なエピソードですね。
で、ストレートアヘッドな講談かと思いきや...突然現れる現代ギャグ!
これはもう!琴柑さんのキャラが活きましたね♪
しかし師匠の琴星先生、琴柑とは...またよく似合う名前を付けましたなぁ!果物の金柑...イメージが好い感じに重なります。
で、次は小駒さん。マクラでの沖縄の自衛隊慰問のエピソードは凄かったですよ!
いや、自衛隊での高座云々よりも、そこに至るまでのシステム...ここには書かない方が好いですよね。
羽田から向かった訳ではない...と。そこから皆さん、ご想像下さい。
『鷺とり』と云えば上方落語を代表する噺ではありますが、昔に移植されてこちらでも演じられることはあります。
でもやっぱり、個人的には故・枝雀師匠のそれを超えるってのは無いですよね。
だからこそ挑戦し甲斐のある根多なのかも。
演者のキャラクターも重要になってきますが小駒さん、面白かったですよ。
さてここで中入りなんですが、番組に変更が。
主任(トリ)予定の貞山先生が先に上がることに。
あ、余談。めくりや座布団を返しに前座の琴柑ちゃんが出てくるのが楽し(以下自粛)。
閑話休題。当初は講談ー落語ー落語ー講談になる筈が、それじゃバランスが悪かろうと貞山先生の提案で、自ら先に上がることに。
今回の講談では、琴柑ちゃんは若さ弾ける勢いの高座でしたが、さすがに貞山先生は抑え気味にじっくり聞かせます。
※(注記)琴柑ちゃんの若さ炸裂、コレはこれでいーんですよ。
そうかそうか...塙保己一にはそゆエピソードが...と。もう、いー噺なんですよ。
いやはや講談は勉強になりますねぇ!教訓なども伺えるし。
講談って、かつてはそー云った啓蒙的な側面も持ち合わせてたんですよね。
※(注記)どこまでホントなのかは(以下略)
しかも貞山先生、地元系と云うか、ご近所系らしいんですね。だったらどこかで出会ってるかも?
...は、娘さんの貞鏡さんの時に書いたな。
好かったです♪さすがですね!
で、急遽の入れ替えでトリとなった吉窓師匠。マクラからして面白かったんですが、とにかくこの師匠!ルックスが好いですよ。
所謂ジャニーズ系とかに限らなければ、実にイケメンです。落語的に好い顔です。
もうね、安心して笑いの世界に連れてってくれる感じの。
江戸市中への水先案内人?
この辺の程好い感じの綺麗さは、やはり師匠の円窓師匠から受け継いだものでしょうか。
聴いてて気持ち好いんですよ。
噺(上方では『蛇含草』)はお馴染みのそれですが、これまた吉窓師匠のキャラクターが実に嵌ってる感じでした。
入れ替えは成功でしたね。そのままでも当然面白かったと思うんですが、この入れ替えで一層!貞山先生と吉窓師匠の面白さがそれぞれ際立ったと思いました。
今回も実り多き落語会でした!
とりあえず、東京在住な方は、地元で地域寄席が行われてないかチェックしてみましょう。
定席の寄席以外にも毎日どこかで落語会がたくさん開かれてる...東京の魅力のひとつなんですよね、これって。
今回は講談×2&落語×2の組み合わせでした。
で、開場まもなく入ったんですが、客...少ないか?
杞憂でした。その後続々と来場され、終演時には満員でしたよ。
んでですね、途中から来られた方が多かったんですが、時間あるなら前座さんから観ようよ。
と云うのもですな、今回の前座・宝井琴柑ちゃん...おっと、琴柑さんが好かったんですよ。
今回の番組は
☆宝井琴柑『宮本武蔵 塚原卜伝 鍋蓋試合』
☆金原亭小駒『鷺とり』
☆一龍斎貞山『奉行と検校 出世較べ』
☆三遊亭吉窓『そば清』
まずは琴柑(きんかん)さんの登場。この琴柑さん...かわいーんですよ。しかも綺麗な顔立ちでね。
でも好く通る声なんですよ。前座だけど迫力もあって...前にもこんなこと書いたな。
思い返せば第81回例会の一龍斎貞鏡さんですね。
今回は貞鏡さんのお父様で在らせられる貞山先生が上がられるんですが。
前座ながら"待ってました!"の声がかかるくらいだから追っかけも居るんでしょう。貞鏡さんの時もそーだったかな?
解ります。何かね、追っかけて成長を見届けたくなる様な...かわいさ綺麗さだけではない、講談師としての魅力を感じますもん。
噺自体は宮本武蔵が巌流撃破の為に塚原卜伝を訪ねて...な、有名なエピソードですね。
で、ストレートアヘッドな講談かと思いきや...突然現れる現代ギャグ!
これはもう!琴柑さんのキャラが活きましたね♪
しかし師匠の琴星先生、琴柑とは...またよく似合う名前を付けましたなぁ!果物の金柑...イメージが好い感じに重なります。
で、次は小駒さん。マクラでの沖縄の自衛隊慰問のエピソードは凄かったですよ!
いや、自衛隊での高座云々よりも、そこに至るまでのシステム...ここには書かない方が好いですよね。
羽田から向かった訳ではない...と。そこから皆さん、ご想像下さい。
『鷺とり』と云えば上方落語を代表する噺ではありますが、昔に移植されてこちらでも演じられることはあります。
でもやっぱり、個人的には故・枝雀師匠のそれを超えるってのは無いですよね。
だからこそ挑戦し甲斐のある根多なのかも。
演者のキャラクターも重要になってきますが小駒さん、面白かったですよ。
さてここで中入りなんですが、番組に変更が。
主任(トリ)予定の貞山先生が先に上がることに。
あ、余談。めくりや座布団を返しに前座の琴柑ちゃんが出てくるのが楽し(以下自粛)。
閑話休題。当初は講談ー落語ー落語ー講談になる筈が、それじゃバランスが悪かろうと貞山先生の提案で、自ら先に上がることに。
今回の講談では、琴柑ちゃんは若さ弾ける勢いの高座でしたが、さすがに貞山先生は抑え気味にじっくり聞かせます。
※(注記)琴柑ちゃんの若さ炸裂、コレはこれでいーんですよ。
そうかそうか...塙保己一にはそゆエピソードが...と。もう、いー噺なんですよ。
いやはや講談は勉強になりますねぇ!教訓なども伺えるし。
講談って、かつてはそー云った啓蒙的な側面も持ち合わせてたんですよね。
※(注記)どこまでホントなのかは(以下略)
しかも貞山先生、地元系と云うか、ご近所系らしいんですね。だったらどこかで出会ってるかも?
...は、娘さんの貞鏡さんの時に書いたな。
好かったです♪さすがですね!
で、急遽の入れ替えでトリとなった吉窓師匠。マクラからして面白かったんですが、とにかくこの師匠!ルックスが好いですよ。
所謂ジャニーズ系とかに限らなければ、実にイケメンです。落語的に好い顔です。
もうね、安心して笑いの世界に連れてってくれる感じの。
江戸市中への水先案内人?
この辺の程好い感じの綺麗さは、やはり師匠の円窓師匠から受け継いだものでしょうか。
聴いてて気持ち好いんですよ。
噺(上方では『蛇含草』)はお馴染みのそれですが、これまた吉窓師匠のキャラクターが実に嵌ってる感じでした。
入れ替えは成功でしたね。そのままでも当然面白かったと思うんですが、この入れ替えで一層!貞山先生と吉窓師匠の面白さがそれぞれ際立ったと思いました。
今回も実り多き落語会でした!
とりあえず、東京在住な方は、地元で地域寄席が行われてないかチェックしてみましょう。
定席の寄席以外にも毎日どこかで落語会がたくさん開かれてる...東京の魅力のひとつなんですよね、これって。
ナカバヤシ春のチャンポンまつり(5〜最終回)何と固形タイプ!丸三食品?梶w万能中華スープ』(福岡県福岡市)
いやぁ、ホントに雪降ってしまいましたねぇ。
さて、春のチャンポンまつりも最終回となりました。
今回もスープですが、正確にはコレ、チャンポン用と云う訳ではありません。その名が示す様に"万能中華スープ"なんですね。
麺類だけにあらず、炒め物や煮物など、中華系のあらゆる料理に使える、と。
中にレシピ集も入ってました。
で、固形なんですよ、四角くて角ばってて平べったい。
でも固形と云ってもカチカチに硬い訳ではなく、しっとりとした感じです。すぐにほぐれます。
案外コレ、使い勝手も好いかも?麺類やスープ物など、一人前に一個使用なんですが、炒め物なんかだと1/2個使用なんですね。
焼きチャンポンとかチャーハンとか、そゆのには1/2個なんですよ。使用量が視覚的に判り易いですよね。
チャンポンにも好いですね。だし原料として鶏がら・豚骨エキス・魚介類粉末が使われてます。魚介類を入れなくても充分美味しいですよ。
一般的な丸鶏だったりとんこつだったりとはまた、ひと味違う感じがします。あ...中華屋さんで食べるタンメンにも通ずるモノを感じますね。
そんな訳で、普通にラーメンスープとしても使ってみました。コレにはちょっと驚いてしまいましたねぇ!塩系ですよ塩系。
白濁と云うんじゃなくて、半透明な感じでしょうか。ちょっと見ませんね、こんな感じ。
原材料のメインは食塩なんですが、一応粉末醤油も使われてます。でも醤油って感じじゃないですね。
コレについてはチャンポンだけでなく、ラーメンスープとして使ってみる価値はあります。面白いですよ。市販の既製品の塩ラーメンでこんな感じのモノって、インスタントでも生麺モノでもありそうにないし。
コレ、冷蔵が理想的ですと書かれながらも、常温保存も可能です。コレは炒め物などにもいろいろと使ってみたいですね。
ってな訳で、たまたまデイリーヤマザキで見かけた《ヤマザキ春のパンまつり》なる言葉から、何故かチャンポンまつりなんてコトを始めてしまいましたが、一応今回で終わります。
どれも九州地区以外では入手困難かも知れませんが、もしチャンポン好きならいろいろと手に入れて、麺とスープの順列組み合わせを楽しんでみるもの一興かも知れません。
じゃっ!チャンポンって好いよね♪
(了)
さて、春のチャンポンまつりも最終回となりました。
今回もスープですが、正確にはコレ、チャンポン用と云う訳ではありません。その名が示す様に"万能中華スープ"なんですね。
麺類だけにあらず、炒め物や煮物など、中華系のあらゆる料理に使える、と。
中にレシピ集も入ってました。
で、固形なんですよ、四角くて角ばってて平べったい。
でも固形と云ってもカチカチに硬い訳ではなく、しっとりとした感じです。すぐにほぐれます。
案外コレ、使い勝手も好いかも?麺類やスープ物など、一人前に一個使用なんですが、炒め物なんかだと1/2個使用なんですね。
焼きチャンポンとかチャーハンとか、そゆのには1/2個なんですよ。使用量が視覚的に判り易いですよね。
チャンポンにも好いですね。だし原料として鶏がら・豚骨エキス・魚介類粉末が使われてます。魚介類を入れなくても充分美味しいですよ。
一般的な丸鶏だったりとんこつだったりとはまた、ひと味違う感じがします。あ...中華屋さんで食べるタンメンにも通ずるモノを感じますね。
そんな訳で、普通にラーメンスープとしても使ってみました。コレにはちょっと驚いてしまいましたねぇ!塩系ですよ塩系。
白濁と云うんじゃなくて、半透明な感じでしょうか。ちょっと見ませんね、こんな感じ。
原材料のメインは食塩なんですが、一応粉末醤油も使われてます。でも醤油って感じじゃないですね。
コレについてはチャンポンだけでなく、ラーメンスープとして使ってみる価値はあります。面白いですよ。市販の既製品の塩ラーメンでこんな感じのモノって、インスタントでも生麺モノでもありそうにないし。
コレ、冷蔵が理想的ですと書かれながらも、常温保存も可能です。コレは炒め物などにもいろいろと使ってみたいですね。
ってな訳で、たまたまデイリーヤマザキで見かけた《ヤマザキ春のパンまつり》なる言葉から、何故かチャンポンまつりなんてコトを始めてしまいましたが、一応今回で終わります。
どれも九州地区以外では入手困難かも知れませんが、もしチャンポン好きならいろいろと手に入れて、麺とスープの順列組み合わせを楽しんでみるもの一興かも知れません。
じゃっ!チャンポンって好いよね♪
(了)
2010年04月16日
ナカバヤシ春のチャンポンまつり(4)今度は粉末タイプ!一番食品?梶wチャンポンスープ』(福岡県飯塚市)
一番食品と云えば、個人的には『うどんスープ』なんですよ。ここのうどんスープは子供の頃から好きだったんですよ。
今でも、帰省の際には買って帰京しますもん。
うどんスープについては、一番が個人的な基準ですね。他のうどんスープを味わう時、一番と比べてどうか?みたいな、ね。
で、その一番の『チャンポンスープ』です。コレは粉末系ですね。で、色で云うと白濁でも醤油でもなく...ベージュ系といったところ?
使い勝手とか保存とかいろいろと考えると、総合評価ではコレ、かなりのモノなんじゃないでしょうか。
味に深みがあって好いですね。
標準的なチャンポンスープとしては、個人的にはメーカー名どおり一番です。
魚介類を入れなくても充分美味しいし。原材料を見れば魚介エキスなんて文字が見えますね。
あ、蛋白加水分解物が使われてないのは好いことなんじゃないでしょうか。
写真はイカを入れてます。前日に刺身にして食べたスルメイカのエンペラを細切りにして入れました。エビやアサリを入れるとなるとコストがかかりますが、イカは結構安い上にグッとチャンポン感が上がります。お薦めです。
で、今回。もうひとつ面白いモノも見つけました。
(つづく)