昨日は長崎大学でお話してきました
もう今年でCimg17696回目となりました。
熊本〜長崎間は高速バスで3時間半の長丁場。着いたらいつも長崎皿うどんでお腹を満たしてから大学へ。細麵好み。
2008年に初めて伺ったときはちょうど治療を始めたばかりのころ。昨日、担当教官の黒田先生から、「でこぽんさん、とても明るくなられましたね」と。
あの頃ってそんなに暗かったんだ。きっと副作用のきつさと不安でいっぱいいっぱいだったんでしょうね。
最近の新聞記事のコピーを資料として持って行きました。降圧剤ディオバンの不正論文問題と、大衆薬のインターネット販売に関する記事。楽天の社長がテレビカメラの前で、「安全性に何の問題があるんだ」と大激怒していましたが、国はよく判断してくれたと思います。
私達薬害被害者の願いは、「薬害のない社会」。
もちろん第三者機関などの国のシステムつくりも重要です。加えて、「人」。最前線で仕事をする人たちが、「命に関わる仕事をしている」ということに誇りと責任を持つことが大切なのではないかと思うのです。
薬学部の1年生はみんなきらきらして見えました。6年後には間違いなく医療現場や行政機関、そして製薬企業などの最前線で仕事をするようになる人たち。
未来へ希望を託したい若者たちです。
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