連休前の27日は熊大で講演でした
「人権と性」Cimg1150という講座でお話するのも今年でもう7回目になります。ほかにも水俣病やハンセン病などの外部講師の方がお話にこられますが、私は毎年4月の連休前の金曜日と決まっているようです。
年度初めのこの講演、重たい気持ちで臨みます。闘病生活やインターフェロン治療の話題に触れると、苦しかった頃にどうしても引き戻されていまい感情を抑えることが難しくなることもあります。
担当の小松先Cimg1151生は、「リアルタイムではないこからこそお話に価値があるのです」とおっしゃいます。「伝え続けること」の大切さはわかっているつもりですが、「来年はやめさせてください」、という私の希望はかないませんでした。
終了後、文学部の職員で、同級生のT君と久しぶりに会ってきました。事務手続き中に私の名前を見つけて連絡をくれました。
熊大は母校ですが、キャンパスの中を歩いたのは卒業後初めてかも。あのころもたくさんの樹木があったのですが、まるで森の中のキャンパスでした。
文学部前の赤レンガ校舎、やはり風格がありますね。すてきでした。(NHKドラマ「坂の上の雲」のロケ地でもありました。)
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