21日、肝炎患者サロンが開かれました
患者さんから強い要望があって天草で開くことになりました。天草市は熊本市から車で約2時間ほどの海沿いの町。地域中核病院は1か所、肝臓専門医も少なく、治療情報に触れる機会も少ない地域で、不安を抱えている方がたくさんおられます。
熊本大学の佐々木教授の医療講演、私の治療体験談、患者同士の語らい、の順番で進行していきました。
インターフェロン治療中の方も数人来られていました。半年前に終了したという方は、「治療中にこんな場所があってほしかった。一人では不安でたまらなかった」と話されました。
患者サロンで必要な情報を手に入れ、その人にとって最良の治療を受けてほしいと思っています。
話は変わりますが、天草で、思いかけず知り合い二人に偶然会いました。
一人はサロンの取材に来ていた地元紙の記者。彼は、私が数年前熊本大学で講演した時、小松先生の教え子の大学院生でした。当時は地元の放送局に内定が決まったときいていたのですが、その後新聞社からも内定をもらったそうです。優秀ですね。たった1回しか会ったことはなかったのですが、話が弾みました。さっそく今日の朝刊にサロンの記事が掲載されていました。彼の記事を読んで、きっと多くの患者さんが次回参加したいと思ってくれたでしょう。
サロンは1時に終了。県の担当者であるZさんとMさんと会場の向かいにあるえび料理のお店で食事をしていたところ、「でこぽんさ〜〜ん」とあっちの席から声が。まだ30歳ですが、私の恩師でした。東京の人ですが、仕事で九州に来ているとのこと。いつ見ても「よか男」です。
そんなこんなでたくさんの人に出会えた1日でした。
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