薬害に遭っていなかったらどんな人生を送っていただろう 40数年前に被害を受けたスモン患者の言葉です。 週末は北海度で開かれた「薬害根絶フォーラム」に参加してきました。昨年は発言者だったので、自分のことで精一杯。他の薬害被害者の方のお話は頭の中を素通りしてしまいましたが、今回は会場でじっくり耳を傾けました。 8つの団体から、主に被害や現在の活動についてのお話がありました。スモン患者の草場佳枝さんのお話には胸がつまりました。今も続く身体の激痛のこと、仕事や結婚など、人生の節目節目で多くのことをあきらめてきたこと。44年前に何の躊躇もなく飲んだ市販薬が草場さんの人生にたくさんの影を落しました。普段は明るい印象の外見からは想像もつかないようなお話でした。 薬害は何年経っても決して癒えることのない傷を私達に残します。訴訟が終わればすべて解決したと思われがちですが、決してそうではありません。「私達のような苦しみはこれで終わりに」被害を受けた者の願いです。そのためにも伝えていくことの大切さをあらためて考えさせられた1日でした。 週末の北海道は急激に気温が下がり早くも冬。昨日は最低気温は9度。飛行機を降りた福岡は23度で汗ばむほど、気温差14度に身体もびっくり。それはそうと、北海道でストールを失くしてしまいちょっと傷心。とても気に入っていたので。 でこぽん
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