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2007年3月30日 (金)

座り込み 3日目に突入

詳しい情報は薬害肝炎訴訟 リレーブログに掲載されていますのでご覧下さい。

引き続き皆さんの応援メッセージをお願いいたします。
【FAX】 03-5363-0139
【メール】 suwarikomi@gmail.com

Photo_2 波多江弁護士から座り込みの写真が届いていますのでご紹介します。
日比谷公園から厚労省を見上げながら座っています。(原告の向こうに見えるでっかいビルが厚労省です)

また、座り込みをしているみなさんの思いとして下記の訴えをご紹介します。
どうか力強い支援をお願いします。

私は薬害肝炎九州訴訟原告21番の次女です。現在高校1年の16歳です。今日はたくさんの皆様にお集まりいただき本当にありがとうございます。
私が生まれたときには母はもうすでにC型肝炎でした。活発な母が、今は毎日体調を考えながら動いています。今の私にできることは何だろうと自問しながらいろんなことをやってきました。
裁判の傍聴に行ったり、内閣総理大臣や厚生労働大臣に直筆で手紙を送ったり、母の知り合いの国会議員さんに手紙を書いたり、新聞社に電話したり、文章を送ったりしました。まだ何か他にできることがあるのではないかと考えている今日この頃です。
子どもなりに正面からこの裁判を見ていると、国や製薬企業を相手取った裁判はあまりにも相手が大きすぎて、思っていた以上に難しいものだと感じています。
日本という「国」は、私の想像以上に、国民の意見にそって動いていない国だと実感しました。しかし、国や製薬企業から「ごめんなさい」という言葉が聞けたら、これからの日本がどれだけ美しくなることでしょうか。私はこの希望を託して以前新聞社に文章を送りました。今日はその文章を読ませていただきます。
『この裁判は、少し前の私にとって「他人事」でした。
しかし、初めて裁判の傍聴に行ったとき、たくさんの支援者に出会い、「肝炎と関わりのない人たちがこんなに力を貸してくれているのに、自分は何をしているんだろう」と、自分がとても恥ずかしく思えました。
そして、今年8月の原告勝訴判決に対する国と製薬企業の控訴は、原告や肝炎患者にとっても、肝炎を抱えた家族を持つ人たちにとっても、支援者の方々にとっても許せないものであったと思います。
「ごめんさい」・・・・・・その言葉が聞きたくて、今もみんなで闘っています。
私はこの裁判にかかわって、今まで「私は関係ない」と思って無視してきたことがたくさんあると気付きました。そして、被害者や苦しんでいる人たちの立場に立って、自分の出来ることを積極的に出来るような人間になりたいと思いました。
母のC型肝炎のウイルス量は検査ごとに増え続け、最近よく弱音をはくようになりました。肝炎患者にとって、死はいつでも隣り合わせです。家族なのに、母に対して出来ることが少なすぎます。でも、「出来ることがあるはず」。そう信じてこれからも頑張っていきます。』

2007年3月30日 (金) 薬害HPV | 固定リンク

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