高木豊さん、「非常事態だよ」主力4投手が退団危機、DeNAの今後を占う 「ジャクソン、ケイ、バウアーで半分くらいローテを...」「頑張らないと新監督が」

2025年12月8日 15時55分

現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した野球解説者の高木豊さんが7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。主力の外国人投手4人が保留選手名簿から外れた古巣・DeNAについて「非常事態」と語った。

今季24試合に先発して9勝を挙げたケイはホワイトソックスと契約合意。25試合先発で10勝のジャクソンとは残留交渉中だが、21試合先発のバウアーも含め3人が退団する可能性もある。ウィックは中継ぎで40試合に登板、防御率0・84ながら右肘手術の影響もあり、退団が決まった。

高木さんは「ジャクソン、ケイ、バウアーで試合の半分くらいローテーションを担っていたから、その3人が全員抜けるということは痛いな」と語り、「これはちょっと危機だな」と厳しい現状を指摘した。

今後はジャクソンとの残留交渉と並行して補強の行方が注目されるが、「これから取りに行くだろうけど、ケイみたいなピッチャーはなかなかいない」といい、ウィックについても「(右肘の影響で)仕方ないけど、いるのといないのでは中継ぎの安定感は違った」と解説。「FAでまだ決まっていない選手たちがいるから、そういう選手たちを取りに行くのか、外国人で埋めていくのかだろうけどな」と推測した。

「キャンプまで2カ月切っている。ある程度早く落ち着かせないといけない。遅れてくれば遅れてくるだけ開幕には間に合わなくなる」と早急に戦力補強に動く必要性を語り、「ピッチャーはある程度危機だな」「非常事態だよ」「頑張らないと新監督がガタガタになる」と危機感を募らせた。

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