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大谷・山本・佐々木のWBC出場可否、地元紙「ドジャースの出場制限は文化的に大きな反発も」...日米の温度差、3選手それぞれの事情

2025年11月18日 08時25分

ゴームズGM

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ドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3選手が来春開催のWBCに出場できるかどうか、注目が集まっている。関係者によれば、球団はワールドシリーズの激闘を戦い、11月までやり抜いた主力3人の負担を考慮する中で、出場には消極的な姿勢だという。大谷は13日、MVP受賞後の電話取材で「球団とどうなるか、連絡を待っている」と話すにとどめた。
ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は17日、掲載した記事の中でWBCについて言及。日本3選手について「彼らほど負担を抱えた選手なら、WBCを欠場、もしくは厳しい投球制限がかされてもおかしくない。しかし、WBCは日本でワールドシリーズ以上の価値を持つ大会で、そこでの出場制限は文化的に大きな反発を招きかねない。ドジャースが休養を優先させようとすれば、非常に繊細で難しい立場に置かれる可能性がある」とした。
日本では国民的関心事になるWBCだが、これまで米国内でのWBCの位置付けはそれほど高くなかった。この文化的背景を、ドジャース側がどこまで理解しているかは分からない。大谷は来季、投手完全復活を期すシーズンで、山本はプレーオフで大車輪の活躍をしてその負担が懸念される。佐々木は救援から先発に再び戻り、通常であれば、開幕に合わせてじっくりと調整したいところ。それぞれの事情を抱え、球団は3連覇を目指す中で難しい判断を強いられることになる。
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