シュワバー、フィリーズ残留決断、5年235億で合意と米報道...貫いたチーム愛、村上や岡本の契約に影響

2025年12月10日 05時49分

米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は9日、今季ナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワバー(32)がフィリーズと5年総額1億5000万ドル(約235億円)で契約合意に達したと報じた。指名打者のみでの史上最高額の年平均3000万ドル。パイレーツ、レッズなども名前が挙がるなど、多くの球団が興味を示していたようだが、相思相愛モードが当初から強かった。

シュワバーは今季2割4分、56本塁打、132打点をマーク、本塁打と打点のリーグ2冠に輝いた。シーズン後のMVP投票は大谷に続いて2位だった。22年にフィリーズに移籍し、4シーズンで40本塁打以上は4度。ハーパーと並んでチームの顔となった。

今FA市場の大物打者では初の大型契約。強打の左打者が市場から消え、同じ左打者の村上宗隆、右の岡本和真ら打者に影響を与えて市場が一気に動く可能性はある。

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