50メートル走で最速タイムを出した明大の岡田
野球日本代表「侍ジャパン」の大学代表候補強化合宿は7日、松山市の坊っちゃんスタジアムで最終日の練習があり、毎年恒例の50メートル走計測があった。野手35人が挑戦し、最速タイムは明大・岡田啓吾内野手(3年・前橋育英)の5秒69。光電管で計測するようになった2021年以降では、日体大からドラフト1位で日本ハム入りした矢沢宏太が同年に記録した5秒80を超える最速タイムとなった。
岡田は2度目の計測でも5秒80と圧倒的な記録を残して快速王に輝いた。「もう、びっくりのひと言です」と異次元のタイムに自身でも驚いた。大学ラストイヤーの来年に向けては「プレッシャーがかかって相手もやりづらさを感じてくれたらうれしい」と自慢の足を生かした攻撃の幅を広げる意気込み。チームの東京六大学リーグ連覇とともに、代表入りも目指してアピールする。
タイム五英傑は、2位が龍谷大・市橋昂士外野手(3年・愛工大名電)の5秒91、3位が明大・田上夏衣外野手(2年・広陵)と法大・境亮陽外野手(1年・大阪桐蔭)の5秒92、5位が明大・榊原七斗外野手(3年・報徳学園)の5秒99だった。
今年は投手陣も30メートル走を計測し、最速は仏教大・野村亮輔投手(3年・綾羽)の4秒04秒だった。
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