[フレーム]
本文へ移動

仙台大・新保玖和「いい経験になった」侍ジャパン・大学代表候補強化合宿を打ち上げ 中日ドラフト5位の兄・新保茉良の背追いプロ目指す

2025年12月7日 18時32分

代表候補合宿に初参加した仙台大の新保玖和


野球日本代表「侍ジャパン」の大学代表候補強化合宿最終日は7日、松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、初参加した仙台大の新保玖和(くお)内野手(2年・霞ケ浦)は「いい経験になった」と充実した表情で合宿を打ち上げた。
兄は中日からドラフト5位で指名された東北福祉大の茉良(まお)内野手(22)。同じ仙台六大学リーグで、今年は互いに正遊撃手としてしのぎを削った。「プロに近づける大学」と仙台大に進学した自身も、目指すは2年後のプロ入り。兄弟であり良きライバルが先に夢をかなえ「一番はうれしい。でも、負けていられない」と決意を込めた。

キャッチボールする仙台大の新保玖和(手前)


「派手さはなくても当たり前のことができる」という堅実な守備を売りに1年時からレギュラーを務め、昨年は春秋とも全国大会を経験した。今回の合宿に参加した内野手は14人。他選手との体の大きさの差を痛感した。「プロに入りたいだけでなく、活躍することが目標。まずは体を大きくしたい」。この冬でひと回り大きくなり、4年時にブレークした兄を超える成長曲線を描くつもりだ。
▼新保玖和(しんぽ・くお) 2005年4月26日生まれ、大阪府藤井寺市出身の20歳。177センチ、70キロ、右投げ右打ち。小学1年時に八尾河内ボーイズで野球を始め、投手兼遊撃手。中学時代は河南シニアで内野手。茨城・霞ケ浦高から遊撃手に定着。甲子園出場はなし。仙台大では1年春からレギュラーで、春の大学選手権、秋の明治神宮大会に出場。4人きょうだいの三男で、次男が中日ドラフト5位の茉良。

関連キーワード

おすすめ情報

NEWS

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /