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タイトルにも書いていますが、Google Analytics(UA)がもうすぐ使えなくなるんですよ。 GA4っていうのになるらしいんですが、自動で切り替わったりしないし、何もしてないと単に使えなくなるんですよ。知ってました? ※(注記)追記※(注記)2023年になって 自動的にGA4プロパティが作成されることになりました。しかし、むしろ手動ではないことで混乱しているようです。切り替えではなくGA4プロパティが追加されるんですが、そのデメリットについてはググって調べてね。 (UA)っていうのはGA4ではない、これまで使われてきたGoogle Analyticsだと思ってください。やや正確ではないのですが「GA4という最新版ではないGoogle Analyticsはすべてサービス終了される」くらいのイメージで捉えてもいいです。 業務で関わってる人たちからはGA4移行についての記事やツイートがたくさん流れてきま
従来のGoogleアナリティクスである、ユニバーサル アナリティクス(以下UA)のサポートがいよいよ2023年7月に終了することが、先日アナウンスされました(※(注記))。昨年対比やトレンドをチェックすることを考えると、2022年内できるだけ早めに次世代のGoogleアナリティクス(以下GA4)へ移行したいWebメディア運営者も多いかと思います。新しいツールの勉強や、既存システムの改修が必要な問題ではありますが、この機会を、データ収集・可視化の設計を見直し、日々の意思決定の共通言語としてデータを使いやすくするチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。 ※(注記) Google、ユニバーサルアナリティクスのサポートを2023年7月1日に終了。早めのGA4移行を推奨 このnoteでは、前半でダッシュボードによるデータの可視化にコストをかけるべき理由を整理します。後半では、2021年秋に文春オンラインのダッシュ
アクセス解析ツール「Google Analytics 4」の実装・設定・活用のための情報サイト 株式会社HAPPY ANALYTICSの代表、小川卓によって個人運営されています。
GA4、導入しないといけないと思っていても、さっぱりわからんからやる気がしなくてどうしよう?ってなる時がありますよね。私も数か月前まではそんな感じでした。正直なところギリギリまで逃げ回りたかったんですが、そうもいかなくなったので勉強することに。 ではなんで「わからん」となってしまうのでしょうか?そこがわかれば対応もできるので「わからん」理由と解消法をまとめてみました。 「Google アナリティクス」と名乗っているところ ここがわからなくしている一番の原因です。Google アナリティクスと名乗っているので、今までのGoogle アナリティクスの延長線上にあるものだと思ってしまうんですが、全くの別物で生まれも育ちも違っています。 今までのGoogle アナリティクス UrchinはGoogleアナリティクスの元となった製品。グーグルに買収されGoogleアナリティクスがリリースされた後も、
こんにちはあるいはこんばんは。村山(twitter id:muraweb_net)です。 ユニバーサルアナリティクスを見ようとすると、アラートが表示されるようになりましたね。本格的に GA4 のことを考える方も増えてきたのではないでしょうか。 GA360 のプロパティや GA4 プロパティが存在するのに、アラートが一括で表示される手法は、不必要に不安を煽るだけに思われますが、全ての人を GA4 プロパティへ移行させるためにはこの手法が必要なのかもしれません...。 この手法に効果があったのか不明ですが、Googleアナリティクス のヘルプコミュニティでも GA4 の質問が増えてきたように見えます。また、ヘルプコミュニティへの投稿やお客様のヒアリングから、 GA4 がわからなくてこわいといった心理があるように感じます。 そのため今回は、 GA4 がわからなくてこわい方向けに、 GA4 の理解力を
こんにちは、あるいはこんばんは。村山です。皆さまGoogleアナリティクス4(以下、GA4)との戯れには慣れてきましたでしょうか。GA4の使い方は「完全に理解した」という方もいれば「まだまだこれから計測実装していくから触っていない」みたいな方もいらっしゃるのではないかと思います。 今回は、後者である「これからGA4を計測実装していく」方にむけて、どのようにGA4の計測実装を推進したら良いのか書いていこうと思います。 どのようなイベントを計測するべきか? データに関わる方が1名と少ない場合 データに関わる方が2名以上の場合 データ計測の設計書となるドキュメントが必要だ GA4はさまざまなイベント計測方法がある GA4管理画面内の「イベントの変更」 GA4管理画面内の「イベントの作成」 GA4管理画面内の「オーディエンストリガーイベント」 GTM内からイベントタグの発火 GA4の計測設計にはN
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4 の本格利用がGoogle Analytics終了とともに始まり、多くのサイトや企業が移行を完了したと思われます。しかしGA4は新しい計測形式になり、混同しやすい内容が増えました。特に今までGAを使っていた人ほど、誤った理解で設定を行ったり、数値の定義を間違えて理解してしまいます。 そこで今回は誤った理解をされがちな数値を8個まとめてみました。普段なにげなく使っている指標も実はこんな仕様だった!というのを理解しておくと、適切な指標を選んだり、説明できたり出来るようになります。 みなさんが正しく仕様を理解できているかを1つずつチェックしながら、ぜひ本記事をご覧ください。 「設定」編も参考にしてみてください。 Google Analytics 4 でミスされやすい・誤解されやすい「
JADEファウンダーの長山です。 いよいよ Universal Analytics (以下UA) の死が近づく中、Google Analytics 4 (以下GA4) が使いづらい、という声を聞くことが増えてきました。特に広告運用者にとってはまだまだ使いづらいことが多い、という点は、すでに弊社ブログでも小西が書いた通りです。しかし、どうしてこうなっているのか、について考察した記事は今まであまり無かったように思います。 少し歴史を振り返ってみましょう。現在のUAは Google が一から開発したものではありません。Urchin Software という会社が開発したアナリティクスサービスを Google が 2005 年に買収したものです。Urchin は買収時点ですでに10年近い歴史を持つソフトウェアで、Web におけるユーザー訪問の分析に特化する形でプロダクト開発が続けられていました。現
こんにちはあるいはこんばんは。村山です。 分析する場面にて、 GA4 を ユニバーサルアナリティクス のように使いこなせている方は、そこまで多くはないのではないかと思います。そこで、今回は Googleアナリティクス で分析するという目的から、 どのように ユニバーサルアナリティクス で対応していたことを GA4 で実現するための考え方やコツを紹介します。 なぜ、アナリティクスのデータを見るのか ユニバーサルアナリティクス と GA4 でのレポートUIの違い アナリティクス環境への混乱 GA4 移行における混乱を考える ユニバーサルアナリティクス のレポートUIを考察する GA4 のレポートUIを考察する GA4 を見るときに意識したいこと GA4 に慣れるためのUIUXを考える GA4 に慣れるためのUI モニタリング分析には GA4 のライブラリを活用する ライブラリの構成 コレクショ
こんにちは!JADEの郡山です。 2023年7月から従来のバージョンのGoogleアナリティクス「ユニバーサルアナリティクス」が順次計測を停止していき、いよいよGA4へ完全移行する段階が訪れました。 同じ「Googleアナリティクス」というアクセス解析ツールではありますが、UAとGA4は計測する仕組み(仕様)がまったくの別物となっています。 ゼロからGA4を学び、向き合い、活用することが求められるわけですが、 一方で「UAではこういう仕組みでデータを集計していた」という知識をお持ちの方ほどUAとGA4の仕様の違いに頭を悩まされることも多いのではないでしょうか。 今回はGA4の基本的なデータである「ユーザー」指標について、 UAとGA4でどのような仕様の違いがあるのかを解説してみます。 管理画面に表示されているデータは、一体どんな仕組みで集計されたものなのか。 その仕組を、(基本的な部分だけ
※(注記)「はてなブログMedia」は2025年2月にブランド刷新を行い「はてなCMS」として提供をしております。詳細はこちらをご覧ください。また、本記事では旧サービス名称となる「はてなブログMedia」記載のままの掲載としております。 はてなでは、オウンドメディアのトータル支援「はてな MediaSuite」やオウンドメディアCMS「はてなブログMedia」の導入企業様にご案内するためのクローズドイベントを定期開催しています。 本記事では、「はてなブログ」の法人向けプランをご利用の企業様向けに開催した「Google アナリティクス4 オンライン勉強会 〜メディアならではの活用方法〜」の一部をご紹介します。 講師は、ウェブアナリストであり、HAPPY ANALYTICS代表である小川 卓氏です。 「Google アナリティクス4 オンライン勉強会 〜メディアならではの活用方法〜」について GA4の
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4 (以下「GA4」)は多種多様なレポート機能があり、更に深掘りするための探索機能も用意されています。 その一方で難しさを感じる人も多くいるのではないでしょうか。 また、Googleは情報を可視化するためのLooker Studioというサービスを無料で展開しています。
こんにちは、JADEの小西です。 広告に携わるみなさまGA4はもう使っていますでしょうか。まだあまり使えてない、ユニバーサルアナリティクスと画面が違って慣れていないだけかもだけど何が変わったの?という段階の方がもう一歩GA4へ踏み込めるよう、ユニバーサルアナリティクスにはできなかったことでGA4ならではのレポーティングで、なおかつごく基本的な設定のみで簡単に確認できることのみをご紹介します。 「カスタムイベントも計測して探索レポート駆使してゴリゴリユーザー行動の分析をしている」くらいの方には特に参考になりませんので今後の村山と郡山の記事を楽しみにお待ちください。 準備:まずトラッキングパラメーターをつける まず、どの広告プラットフォームか、どの広告キャンペーンかなど必要充分な粒度で把握できるようにしましょう。 GA4利用前提でのトラッキングURLのおすすめのつけ方は以前ブログに書きましたの
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4 の本格利用がGoogle Analytics終了とともに始まり、多くのサイトや企業が移行を完了したと思われます。しかしGA4は新しい計測形式になり、混同しやすい内容が増えました。特に今までGAを使っていた人ほど、誤った理解で設定を行ったり、数値の定義を間違えて理解してしまいます。 そこで今回は注意するべきポイントを7個まとめてみました。みなさんが正しく設定や理解をできているかを1つずつチェックしながら、ぜひ本記事をご覧ください。 事実1:Google Analytics 4ではコンバージョンのカウント方式が2種類ある 事実2:「データ保持」の期間設定は「探索レポート」のみ反映される 事実3:拡張計測機能で設定した取得項目を見るためには設定が必要な項目もある 事実4:内部トラフ
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4はアクセス解析ツールのスタンダードとして、多くの企業やサイトに導入されています。しかし利用ハードルが高いのもまた事実です。数多くあるレポートや、自由度が高すぎて迷ってしまう探索レポート、独自の用語なども沢山あり、利用に苦労されている方も多いのではないでしょうか。 そこで、GA4以外でウェブサイトのユーザー行動を理解し、サイト改善するためのツールを厳選して紹介します。今回紹介するツールは無料で利用できるものをピックアップしています。無料プランと有料プランの両方があるサービスの場合は、その旨を記載しています。また、無料でも期間限定のサービスは追加していません。 数多く紹介することを目的とせず、全て筆者が利用している(あるいは利用経験があるもの)に絞り込み、その中で良かったと思うツー
Google Search Console(以降、Search Console:サーチコンソール)は便利なツールではあるものの、なかなかそのデータを活用しきれていない、活用したいがデータの加工などがやりにくいという悩みをよく聞く。SEOの分析、モニタリングツールの「Amethyst(アメジスト)」を提供するJADEの郡山 亮 氏が「Web担当者Forum ミーティング 2023 秋」に登壇。 無料ツール「Looker Studio(ルッカースタジオ)」を使ってSearch Consoleのデータを徹底活用し、現場で使われる、定点モニタリングしやすいダッシュボードをつくる方法を紹介した。 Search Consoleの扱いづらさをカバーするLooker StudioSearch Consoleはさまざまなことができるツールだが、今回は検索パフォーマンスの検索結果レポートに絞って紹介した。Se
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytlcs 4 (以下、「GA4」)に関するセミナーや勉強会などを行っていると、様々な質問を受けます。今までに1,000件以上の質問に回答してきました。 その中で、よく聞かれる質問と回答をピックアップいたしましたので、紹介いたします。ぜひ目を通していただき、GA4を正しく理解出来ているか確認してみましょう。 Q:GA4ではユーザーをどのように特定していますか? Q:GA4のレポートで「しきい値」が発生するとデータの精度が下がるらしいですが、どのような仕様なのでしょうか? Q:GA4のレポートで「サンプリング」が発生するとデータの精度が下がるらしいですが、どのような仕様なのでしょうか? Q:GA4とサーチコンソールを連携すると、どのキーワードでコンバージョンしたのかわかりますか? Q:流入元ご
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytlcs 4 (以下、「GA4」)には「オーディエンス」という機能があります。 筆者がGA4で一番好きな機能なのですが、セミナーなどでお話しているとあまり使われていない機能だなと感じております。 そこで今回はオーディエンス機能とはどういう機能なのかを紹介し、その活用方法についても触れていきます。 オーディエンス機能とは? オーディエンスの設定方法 1. オーディエンス名を設定する 2. 条件を設定する 3. オーディエンスの有効期間を設定する 4. オーディエンスのイベント名を設定する 5. 保存する オーディエンスを活用した分析方法 セグメント機能との違いについて オーディエンスを配信ターゲットとして活用する 最後に オーディエンス機能とは?オーディエンスとは「観客」や「顧客」を意味しま
こんにちは、はてなビジネスブログ編集部の原川です。はてなでは企業オウンドメディアのコンテンツ企画・制作ほか、はてなビジネスブログの運用を担当しています。 オウンドメディアの成果を分析・改善するうえで、Google Analytics 4(GA4)やGoogle Search Console(Search Console)のデータを日々チェックしたり、スプレッドシートなどに情報をまとめたりしている方は多いのではないでしょうか。 一方で、見るべき箇所が多くなると管理も猥雑になってしまいがちです。これらのデータを視覚的にわかりやすく整理し、関係者にも共有しやすいレポートを作成できるツールが、Looker Studio(旧Google データポータル)です。 GA4やSearch Console、Google広告、スプレッドシートなどをはじめさまざまなデータベースと連携することが可能で、はてなでも
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4(以下、GA4)には2024年11月時点で利用できるディメンションは358個あります(各GA4で設定したカスタムディメンションを除く)。 非常に多くのディメンションが存在しますが、重要なディメンションは限られています。 今回の記事では、ウェブサイトの分析をするときによく使う重要なディメンションについて、その意味や利用シーン、注意点などをまとめて紹介いたします。 意外と分かりづらい仕様だったり、利用時の注意点もありますのでぜひ学んでいってください。 ディメンションと指標について 1. ページタイトルのディメンション 2. ページURLのディメンション 3. ランディングページのディメンション 4.流入に関するディメンション 5. ページの参照元 URL 6. 「イベント名」と「キ
こんにちは、株式会社真摯のいちしま泰樹(@makitani)です。 計測や分析、コンテンツマーケティング領域で企業とその顧客の関係性をより良いものにするための伴走支援をしております。 皆さんはコンテンツマーケティングに取り組む中で、KPI設計の難しさを感じていませんか? ここではWebサイト(オウンドメディア)でのコンテンツマーケティングを例に、どのような視点でKPIを設けて向き合えば良いのか、そのヒントを紹介いたします。 KPIが「PV」では機能しない コンテンツマーケティングが向かうべきは「オーディエンスを作り、温めること」 オーディエンスを捉えよ エンゲージメント獲得を捉えよ コンテンツマーケティングが推し進めるべきはオーディエンスビルディング まとめ KPIが「PV」では機能しない 皆さんがWebサイトでコンテンツマーケティングを展開している場合、KPIとしてどのような指標を追って
Google Analytics 4移行対策、Publickeyの場合。Simple AnalyticsとRanklet4を導入し、GA4も使うことに Google AnalyticsはPublickeyのようなブログに限らず、個人や組織の公式サイトやECサイト、そしてWebアプリケーションなど、さまざまなWebサイトで使われているアクセス分析ツールのデファクトスタンダードといえます。 そのGoogle Analyticsが今月(2023年7月)から、大幅に機能変更が行われた新バージョン「Google Analytics 4」(以下、GA4)に移行し、これまでのGoogle Analytics(通称UA:Universal Analytics)は廃止されました。 UAも、新しくなったGA4も、無料で利用できる大変ありがたいツールであり、こうした有用なツールを無料提供しているGoogleには
(*1)ただ取り扱っている市場の規模にもよるので、検索回数などを参考に調整を行う 自社の現在の数値を確認の上、どのステージから始めるべきか。まずはそのスタート地点を決めましょう。集客のしきい値を超えているのであれば閲覧からスタートするなど臨機応変に考えてください。 また上記のしきい値を盲目的に信じる必要は無く、自社で使えるリソースや、広告での集客なども関わってくるとまた数値は変わってきます。規模が大きい会社であれば、4つともコンバージョンとして設定し、改善活動に勤しんでも問題ありません。しかし、どのステップを最優先するかだけは決めておきましょう。 数値をGA4で確認するための方法 コンバージョンを設定することが出来たが、それをどのように数値で確認するのか。この時に便利なのがアクセス解析ツールを利用することです。ご存じの方も多いかと思いますが、アクセス解析ツールの代表的なツールであるGoog
Google アナリティクス(以降「GA」)の利用停止が2023年6月末と残り9ヶ月をついにきりました。Googleは代替ツールとしてGoogle アナリティクス 4(以降「GA4」)を提供しており、多くの企業がGA4への移行を始めています。 support.google.com しかし「GA4は難しそう」であったり「今はまだGAが使えるから大丈夫」ということでGA4の移行を行っていないサイトも多いのではないでしょうか。3回シリーズとして、GA4の導入や設計など数多くの案件に携わっている株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)がGA4に関しての連載を寄稿させていただくことになります。 全3回の内容は以下の通りとなります。 第1回:オウンドメディア担当者がGA4に移行するべき4つの理由 第2回:GA4を導入するための初期設定と活用するべきレポート 第3回:「オウ
Google アナリティクス(以降「GA」)の利用停止が2023年6月末と残り9ヶ月をついにきりました。Googleは代替ツールとしてGoogle アナリティクス 4(以降「GA4」)を提供しており、多くの企業がGA4への移行を始めています。 support.google.com しかし「GA4は難しそう」であったり「今はまだGAが使えるから大丈夫」ということでGA4の移行を行っていないサイトも多いのではないでしょうか。3回シリーズとして、GA4の導入や設計など数多くの案件に携わっている株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)がGA4に関しての連載を寄稿させていただくことになります。 全3回の内容は以下の通りとなります 第1回:オウンドメディア担当者がGA4に移行するべき4つの理由 第2回:オウンドメディア担当者がGA4を導入するための初期設定と活用するべきレ
アクセス解析ツールである「Google アナリティクス」。多くの企業で利用されており、皆様の会社も導入しているのではないでしょうか。そんなGoogle アナリティクスに新しいバージョン、「Google アナリティクス4 (以下:GA4)」が登場して1年半経ちました。また今までのGoogle アナリティクスの計測停止が2023年7月1日(有償版は2023年10月1日)とアナウンスされました。 「GA4って聞いたことはあるけどなんか全然画面が違うんだって?」「今までのGAと何が違うの?」「導入することのメリットは?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。本記事ではメディアサイトにとってのGA4導入の価値や注意点を、HAPPY ANALYTICSの代表取締役で、Googleアナリティクス関連の著書も複数上梓している、小川卓氏が紹介いたします。(編集部) GA4は今までのGoogle ア
GA4の画面上で分析するのは面倒、だけどAIにデータを取り込むのも手間でデータ漏洩なども不安...そんな方にオススメなのが、GAのMCP Serverを使ったAI分析です。 そもそもGAのMCP Serverって何?という感じかと思います。 Google Analytics MCPサーバーは、AIアシスタントがGoogle Analyticsデータにアクセスして分析できるようにする Model Context Protocol(MCP)サーバー です。MCPは、AIモデルが外部データソースやツールに安全に接続できるようにするためにAnthropicが開発した標準化されたプロトコルです。 これでもよくわからないという感じかと思うので、ウェブマーケター向けにわかりやすく説明すると 1)GA4の指定したプロパティの最新データを常に取得することができ 2)そのデータをAIサービス側で読み込むことができ
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 前回の記事では、オウンドメディアのLooker Studioレポートを作成する前に検討するべき内容を紹介し、どういったデータをどういった表現形式で出すのかを整理しました。 ▼前回の記事はこちら 後編である今回は、筆者がGA4をデータソースとしたオウンドメディア運用者向けのLooker Studioのレポートを作成しましたので、実際にレポートがどのように設定されているのかを見ながら解説を進めていきます。皆さんのオウンドメディアでもGA4が導入されていれば、本レポートをコピーして、自社サイトのデータで利用することができます。 また、一部レポート部分ではLooker Studioの機能である「計算フィールド」や「データを統合」を活用してデータを表示させています。活用できるとデフォルトでは表現できないデータを出すことがで
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 Google Analytics 4には多様なレポートや機能が備わっており、どれを利用すれば良いか迷うことが少なくありません。複数のレポートを行き来しながら見るのも手間ですし、改善に直接役立ちにくいレポートや指標もあります。 そこで今回は、オウンドメディア向けのGA4カスタムレポートの作成方法と見方について紹介いたします。まずはこのカスタムレポートを見ておけば、各記事の評価が適切に行えるようになります。 カスタムレポートとは? 作成するカスタムレポート カスタムレポートを見る上でのポイント カスタムレポートの作成方法 最後に カスタムレポートとは? GA4のレポート内にある機能で、任意のディメンションと指標を選んで表を作成することができます。必要な項目だけを表示することができるため、必要なデータに絞り込むことが可
先日、Google より Google アナリティクス (ユニバーサル アナリティクス) の終了とGoogle アナリティクス 4 (以下 GA4)への準備についてアナウンスがありました。それを受けて、はてなブログでは以下の告知にて、GA4の対応予定を案内いたしました。 本日、はてなブログにGA4の設定を追加いたしました。設定方法について詳しくはこちらをご確認ください。 help.hatenablog.com ユニバーサルアナリティクスとは別に設定のフォームを提供しておりますので、同時に計測することも可能です。GA4とユニバーサルアナリティクスは計測のタイミングに違いがあるなど、数字に差異が発生することが多いです。つきましては、ユニバーサルアナリティクスは設定したままで、GA4の設定も追加することをおすすめいたします。 また、はてなブログの設定からGA4の設定を行っていただくだけで*1、ブ
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 全2回で、オウンドメディアのコンバージョン改善方法について紹介をしていきます。前回は、オウンドメディアで設定するべきコンバージョンは何か?そしてそれらの数値を最新のアクセス解析ツールであるGoogle Analytics 4でどのように設定し確認するかを紹介いたしました。まだ見ていない方は、ぜひ記事をご覧の上、今回の内容を見ていただけるとより理解が深まるかと思います。 business.hatenastaff.com さて第2回の記事では、データを取得しレポートを作成した上で、どのように改善案を考えていくのか?その具体的な方法を紹介していきます。 オウンドメディアには3種類の役割がある 3種類の記事を評価するためにGA4で行う分析 まとめ オウンドメディアには3種類の役割がある まずひとつ理解しないといけないのが
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 前回の記事ではオウンドメディアサイトの評価に役立つカスタムレポートを紹介いたしました。 business.hatenastaff.com カスタムレポートは記事単位の評価などを把握する上で便利な機能で、記事の採点に向いています。しかし、記事の採点をするだけでは、改善案に繋がるとは限らず「点数」の差もよくわかりません。よりユーザーを集め、読んでもらい、成果に繋げるコンテンツを増やしていくためには「分析」を行うことが大切です。 そこで役立つのがGoogle Analytics 4 の探索機能です。 探索機能を利用すると、様々な形式のレポートを作ることができます。ユーザー単位の行動を見たり、継続訪問をチェックするということも可能です。 今回はオウンドメディアを訪れるユーザーの理解を更に一段高めるために作成するべき探索レ
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 今回は、全2回で Google アナリティクス4(以下「GA4」) ×ばつ BigQuery に関して紹介をしていきます。 第1回は、BigQueryについての基本的なご説明と、GA4連携におけるメリットなどについてご紹介していきます。 GA4 ×ばつ BigQuery を活用することで、オウンドメディアの分析や効果の可視化に大きく役立つと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。 BigQueryとは? 注目される3つの理由とBigQueryの料金体系 GA4と連携するメリット・デメリット 主なメリット GA4のデータを集計前の状態で恒久的に保存することができる GA4の画面だけでは出しにくい(出せないあるいは出すのに手間がかかる)データを簡単に出せる GA4のデータを他のサービスと連携することが可能になる 上記に伴い
Universal Analytics(UA)からGoogle Analytics4(GA4)ではページビューという概念が結構変わっています。 同じページにUAとGA4と設置 同じ発火タイミングでやっています。また、特にクロスドメイン設定などは行っていません。 GA4では最大5秒程度のページ閲覧が必要 UAの場合、ページが呼び出されてタグが動いた瞬間にページビューがカウントされます。一方でGA4ではUAのタグ発火から5秒程度遅れてから発動するようです。 UAのタグ発火は1.93秒 GA4のタグ発火は6.94秒 多分Googleがページビューという概念を、少なくとも5秒閲覧した状態と定義したのだと思われます。 今まで解析する際に、PV数が2以上や3以上といったセグメントを切って「真面目に回遊しているセッション」だけを洗い出す技が有りましたが、GA4からは特に意識する必要もなくなったように思え
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 みなさん、Google Analytics 4(GA4)を見ていますか? 何を見ればいいのかわからなくて、結局あまり見なくなった......という人もいるのではないでしょうか。 今回はGA4の基本的な指標を見ることができる「レポート」機能について、なるべくシンプルに説明し、初心者でも「とりあえずこのレポートを見ればいいのか」がわかる記事になります。 5分程度で読めますので、ぜひ読んでみた後に、一度自社サイトでチェックしてみてください。
2022年4月27日 Google アナリティクス 4 の設定を追加しました 詳しくは下記の告知をご参照ください。 staff.hatenablog.com 以下元の記事 先日、Google より Google アナリティクス ユニバーサル アナリティクス(以降 ユニバーサルアナリティクス)の終了とGoogle アナリティクス 4 (以降 GA4)への準備についてアナウンスがありました。2023年7月1日をもって、新しいヒットの処理が停止される旨*1が記載されています。 support.google.com はてなブログでは、設定画面にて簡単にユニバーサル アナリティクスを導入できる設定を提供しており、多くのユーザー様にアクセス解析ツールとしてご利用いただいております。つきましては、はてなブログにおける、GA4に関する今後の方針について説明いたします。 はてなブログのGA4対応について 現
Webサイトを一つの軸としてコンテンツマーケティングを展開しているのであれば、アクセス解析でも適切な効果測定や評価を行えるような計測をしておくべきです。Googleアナリティクスの今後のスタンダードであるGA4では、新たな指標「平均エンゲージメント時間」の登場もあり、コンテンツマーケティングとの親和性は高くなった印象です。 とはいえ、コンテンツマーケティングの評価や分析は表層的なものになりがちです。一定の工数がかかる割には明確な課題発見がむずかしいなどの声を耳にします。Webサイト全体もしくは個別の記事単位で、ページビューや検索流入のトラフィックの評価、検索エンジンでの順位といったSEOの評価などにとどまり、それ以外の具体的な打ち手につながる手掛かりを見つけられていない点に課題があります。 コンテンツマーケティングの評価や分析は表層的なものになりがち この記事では、できるだけ低負荷にWeb
データ分析に関する投稿Advent Calander 2021の企画に参加!貴重な機会をいただき感謝。最後の一枠をいただきました。 qiita.com 「Google アナリティクス 4」がリリースされてから早1年。SEM Technologyさんの調査によると上場企業の日本での導入率は13%。私の周りや弊社の案件でもGA4周りがとても増えてきました。 datastudio.google.com そんな中、GA4に関して様々な質問を受けてきました。今回はよくあるQ&Aを40個をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。 Q1:なんで「GA4」って名前なの? A1:Google アナリティクスがスタートしてから15年。今まで大きなバージョンアップが複数回ありました。その時は特に名前は変更がありませんでした。今回は今までの最大級の変化ということで、過去のバージョンに番号をつけて、後付で「4
Googleアナリティクスのユニバーサルアナリティクス版の停止予定が発表された。 で、はたしてGA4は小規模サイトのアクセス解析ツールとして機能するのか、代替ツールっていま何がある?という話はa2iのセミナー編成委員会でも出ていて、他所でもその議論を見かけるので、ちょっとつらつらと書いていく。 お題。「GA4の代わりになる無料や低価格のアクセス解析ツール候補」。 ただし、ここで挙げるツールをすべてオススメしているわけではない。機能や条件として可能性のありそうなものをとりあえず挙げている。 GA4代替の無料や低価格のアクセス解析ツール候補 1. Matomo オープンソース。GA代替として機能面も申し分ない感じ。データも所有サーバーに保存。インストールにはMySQLのデータベースが必要なので、手軽に利用できる感じではないかもしれない。昔はPiwikという名前だったのでご存じの人多し。でも使っ
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