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1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:横スクロールアクション風動画を撮ろうとしたらiPhoneが車に轢かれた話 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 謎のゴム輪 早速ですが、"あるもの"とはこれです。 ゴムの輪っか(以下、ゴム輪) カラフルなものも このことに気付いたのは2年ほど前でした。私は片手袋研究が本業なので、どうしても落ちている物には敏感になるのです。 本業? 「なんか最近よく見るな」と気付いた途端、外に出れば必ず視界に入るようになりました。 もう夜中でも見つけられます これはなんなのか? 「正体を突き止めねば」と頑張るまでもなく、最初からキャリーケースの車輪に付けるものだと見当つきました。 Amazonで検索してみると「
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:お菓子の箱に入ってるミニカタログが大好きだ! > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 華麗なる加齢 昔から珈琲が好きで、一日にリットル単位で飲み続けてきた。「珈琲飲むと眠れない、なんて嘘だね!」と就寝前にもがぶ飲み。実際布団に入ればすぐ眠れるのだが、最近気付いた。尿意を催して何度もトイレに起きてしまうのだ。結果的にはやっぱり全然眠れてないじゃん...。 遂には水に関係する夢を見て「やっちゃった!」と飛び起きる始末。幸い実際に粗相をしたことはないが、こんな夢を見るなんて子供に戻ってしまったようだ。 はいっ! 大事な趣味にも影響が 困るのは就寝時だけではない。 映画好きなので、週一回は必ず映画館に通って
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:蛍光灯の箱をどんな改造をしてもいいから遠くに飛ばす > 個人サイト 片手袋大全 エルヴィスは片手袋と同じ、意識すると見える 私は「片手袋研究家」を名乗り、片手袋を20年近く研究している。 エルヴィスは出生時に双子の兄を死産で亡くしているので、片手袋的存在といえる これまでに遭遇した片手袋は5,000枚以上。「え?片手袋ってそんなにあるの?」と思われるかもしれないが、ある。「別に珍しくもなくてそこら辺に当たり前にあるからこそ、誰も見なくなってしまう存在」、それが片手袋なのだ。 そしてそれは、エルヴィス・プレスリーも同じといえる。 なにしろ亡くなってから45年以上経ってしまっているのだ。 少し知っている人で
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:かつてファミレスのレジ横にあるおもちゃコーナーは桃源郷だった > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 折り紙を並べてみる ここに何の変哲もない折り紙がある。 ちょっと小さ目のやつです これを並べてみる。色の配置などはとりあえず気にしない 良いな... 今度は同系色の色だけ並べてみる。 凄く良いな... 差し色を入れてみたらどうだろう? めっちゃ良いな... 真上だけでなく斜めからも写真を撮ってみよう。 どぉなっちゃってんだよ... 丁寧に並べられた折り紙を見てるだけで、なんと気持ちの良いことか。新しい娯楽「並べる」の誕生である。 ある日の撮影で 以前『お菓子の箱に入ってるミニカタログが大好きだ!』という記事を書
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:レクサスのカフェが推しているのは団子 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 会議とあんこの同時進行 知り合いの料理人から聞いた話。休日に釣りを楽しんだあとの帰り道、棒に括り付けた魚をバイクの荷台に挿しておくと帰宅するまでには干物が完成していたという(大昔の話ですよ)。 このように「何かをしている間に、別の何かも同時に進行している」という一石二鳥的発想を用いて、会議が確実に楽しくなるアイディアを思いついた。町の寄り合いから大企業の新規プロジェクト会議まで。是非是非、皆さんも導入してみて欲しい。 そのアイディアとは「会議の間に小豆を炊いて、会議終了後にできあがったあんこを皆で食べる」というものだ。
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:技あり!!ハンディファンがでんでん太鼓に早変わり? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki チーズトーストの美味さを周知するチャンス到来! ある日のこと。撮影を終えた林編集長、安藤さん、私の3人は、近くのシズラーでご飯を食べることになった。 シズラー初体験の安藤さんにサラダバーのシステムを説明しながら、私はぶち上げた。「あのですね、美味しいものが何でも食べ放題なんですけど、一番食べて欲しいのはチーズトーストなんですよ!」と。 シズラーを何度も利用している林さんも、チーズトーストに注目したことはなかったらしい チーズトーストが好きすぎる私 こんなに美味いものがメニュー下部にひっそりと。私だったら表紙
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:「餅を食べると尿意が抑えられる」は本当なのか? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 吉村の一振り あれは1990年頃、私が小学校4、5年生の時の野球教室だった。その年来てくれた選手の中に、吉村禎章選手(以下、敬称略)がいた。今考えると札幌円山球場での大怪我から復帰した直後だったのではないかと思う。 これはその前年の写真。吉村選手、村田選手、勝呂選手、もう一人はどなただろう? 吉村はマイク片手にスウィングの解説などをしてくれた後、バッターボックスに立った。 我々のリーグを代表する6年生のピッチャーが選ばれ渾身のストレートを投げると、なんと吉村のバットは空を切った。球場を埋め尽くす人々からどよめ
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:ドトール、ガスト、サイゼリヤ、チェーン店の正しい綴りクイズ! > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki カフェの景色に溶け込めない私 私の仕事は飲食業なので、外でPC作業をする必要などなかった。 しかし数年前に本を出版することになったり、DPZに原稿を書かせてもらうようになったりして、今は結構な頻度でカフェで作業をしている。 そうしたら、湧いてきてしまったのだ。思いも寄らないコンプレックスが。
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:ドトールで感じる、世界の風〜勝手に食べ放題 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 「実物大」という説得力 自分の過去の記事、『有名人と同じ高さの棒で身近に感じられる』を思い出した。有名人の身長と同じ高さの棒を用意したら、本人がそばにいるような感覚を抱けたのだ。 アビーロードを渡るビートルズ。冗談のつもりが、一瞬だけ本当に四人が見えた "実物大"というのは思いのほか強い説得力を持つ。ならばそれを絵画にも応用してみよう。 え?モナリザが?中野に? な〜に、簡単なことだ。世界中の名画と同じ大きさの白紙を用意するだけ。それを林編集長、べつやくさん、橋田さんと共に観賞していく。まずはルーブル美術館で、い
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:町に眼鏡をかけてあげたんだ > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki バターファンクラブの落ちこぼれ 昨年べつやくさんが書いた『バターファンクラブ』という記事に、私も参加した。 バター好き同志でとことんバターの魅力を語り合った その後もべつやくさんはバターバーガーを食べに行ったり、『指グルメ』でバターを試したり、ファンクラブ会員としての活動を怠っていない。だが私は目立った活動もないまま1年以上経過してしまった。 べつやくさんデザインのバターTシャツが泣いている... 勿論、この間もバターはたっぷり摂取してきたし、バターのオブジェを見つけると写真に撮ったりはしている。 (うわ、バター!)と驚いて思わず撮
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:「ナポレオンパイが好きだ」と叫びたい > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki ジュースをなめるな 家族で外食をしている時、我が子を見ていて思う。「ジュースのこと、なめてんな」と。1980年生まれの私にとって、ジュースは近寄りがたいオーラを放つ存在であった。 我が家の場合、そもそも外食自体が稀なイベントで、さらにジュースを頼むなど至難の業。親の顔色を窺い、酒が進んで上機嫌になってきたタイミングで恐る恐る切り出す。 「ジュース飲んでも良い?」 「駄目!水を飲みなさい!」 この挑戦を根気良く続けて、何回かに一回口にできる奇跡の甘い水、それがジュース。 幼少期の写真を見ると、テーブルにジュースがある時の
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:隙間の埃よ、震えて待て!エアコン以外のどんな隙間にも使える「エアコン掃除ブラシ」 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki レシピではなくそばつゆにこだわってみる、という選択 とか言いつつ私自身、以前らっきょうの漬け汁を利用したそうめんのレシピの記事を書きました。 ラッキョウの漬け汁を再利用する 勿論「豆乳で作る担々麺風そうめん」みたいなのも本当に美味しいので、私もたまにやります。でも、もし「そうめんばかりだと飽きてしまう」という理由でアレンジレシピを探している人がいたら、一度そばつゆにこだわってみて欲しい。つゆが美味ければ、極端な話365日そうめんでも飽きないと思うのです。 まずは「かえし」を作
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:サッポロ一番塩らーめんの粉をバターに練り込む「ポロイチバター」 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 内房は良いよな 10年ほど前から親族のお墓参りのため、定期的にレンタカーで千葉県の内房に行くようになりました。それまで縁もゆかりもなかったんですけど、内房良いんですよね。 海鮮が美味しいのは勿論... 美しい川の流れ(清水渓流広場)や... 絶景と歴史が同時に楽しめるスポット(鋸山)など、見どころが沢山あります さらに、内房には道の駅や直売所がたくさんあります。東京にはあまりないので、行くたびに異常なテンションになって大量に買い物をしてしまいます。 廃校になった学校を利用して作られた「道の駅保田小学校
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:カップヌードルを小分けにして、わんこそば形式で食べてみる > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 蕎麦がきの弱点を克服する為に辿り着いた結論。それがパーティー もっちりと美味しくて家庭でも手軽に作れる最高の食べ物、蕎麦がき。私はことあるごとにその素晴らしさを説いてきた。 私の主張は以前、べつやくさんが記事にしてくれたので、是非読んでみて欲しい でも相変わらず蕎麦がきビッグウェーブが来る気配は皆無。それどころか蕎麦がきを知らない人もまだまだ多い。何がいけないのか?必死に考えた私は、蕎麦がき最大の弱点に思い至った。 地味! 美味ければ見た目なんて関係ない気持もするが、やはり人間の生活にはワクワクと心
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:情報番組の生CMを作ってみたい > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 新たな宣伝手法の発見...なのか? 今思い返してみると、変な話です。人を笑わせる能力と食べ物の良し悪しを見分ける能力は、本来まったく関係ないはずなので。「商店街の惣菜屋や旅先で通りがかった店がテレビに取り上げられてると知ると、つい気になってしまう」なんて、いい加減な感性ですよ。 いい加減な感性ではあるけれども。プラセボ的な味の向上や集客向上といった効果が実際に生まれてしまう、というのも事実だと思うのです。メディアでは毎日のように、芸能人やスポーツ選手などが薦める逸品が紹介されているじゃないですか。 「テレビで紹介された際の写真」
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 他にも目撃談があった! この話を友人である路上園芸学会の村田あやこさんにしてみた。村田さんは道端の植木鉢や町中の植物を愛でる専門家だ。 「あ、私もそういうの別の場所で見たことあります」 なんと、日比谷のあの通路だけではなかった!俄然興味が湧いてきた。私は早速、村田さんが目撃した場所に案内してもらうことにした。 新橋駅の地下へ 新橋の改札で待ち合わせ 村田さんがそれを目撃したのはJR新橋駅の地下、横須賀線のホームだという。そこは思いのほか地下深く、そして何とも言えない趣があった。 恥ずかしながらこのホームには初めて足を踏み入れた 「あ、あそこです!」 あった!確かに線
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:海であり温泉でもある。式根島の不思議な地鉈(じなた)温泉 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 片手袋を撮っている人は世界中にいた 2005年、25歳の時だった。玄関の扉を開けたら目の前に手袋が片方だけ落ちていた。片手袋だ。子供の頃から気になる存在だったので、なんとなく携帯で撮ってみた。 当時のカメラ付き携帯の性能を物語る4KBのデータ その瞬間、体に雷のような衝撃が走った。「これをやる為に生まれてきたんだ!」。直感的に悟った。それ以来、私は何かに取り憑かれたように片手袋発生のメカニズムや分類方法、季節や場所との相関関係などを研究し続けてきた。気付けば研究生活は来年で20周年を迎える。 勿論、
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:良いもの食べてる感を出したかったら、名札を添えよう > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 入店前から既に興奮 昭和22年、銀座にオープンし70年以上の歴史を積み重ねてきた洋菓子屋、銀座ウエスト(以下、ウエスト)。基本的に東京圏の直営店か百貨店などでしか購入できないが、「東京土産でもらったことある!」という方もおられるだろう。 宝石箱のように美しいウエストのお菓子 私は以前、ウエスト好きが高じて「銀座ウエストのお菓子で打順を組む」という記事を書かせて貰っている。 悩みに悩んで打順と守備位置を決めた 幼い頃に感じた、あのクリーム色の箱を開けた時にやってくる胸のときめき。それは今でもずっと、私の人生
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:極私的!一度座ってみて欲しい都内の椅子ベスト3! > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 擬宝珠は可愛い 擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)。神社やお寺の階段の手すり、橋の欄干などで見かける玉ねぎのような装飾である。あれ、ちょっと可愛過ぎやしないだろうか。 香川県金刀比羅宮の擬宝珠。なお本来擬宝珠とは下の土台まで含めた総称であるが、本稿では丸い宝珠部分のみを擬宝珠として話を進めていく。「ぎぼし」って響きが好きなので なんでこんなに可愛いのかよ?擬宝珠という名の宝物。恐らく鳥山明が描いたドラクエのスライム、あるいは永沢君といったキャラクターを想起させるのが要因なのだろう。 私はいつの頃からか、擬宝珠の中
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:砲丸投げの砲丸の代わりに綿を投げると面白いのではないか? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki マリオになりたかっただけなのに 初めて『スーパーマリオブラザーズ』を体験した時、ゲーム自体の面白さと同時に「マリオになりたい!」という羨ましさが湧いた。 思い切り走って、自由に飛んで、豪快に踏みつけて。私だけでなく世界中の子供達が、マリオを始めとする横スクロールアクションのキャラに一度は憧れを抱いたと思う。例えばSASUKEが五輪種目にまでなったのも、そういう下地が無関係でないはずだ。 林編集長から「失敗特集をやります」と伺った時、真っ先に浮かんだのは失敗しそうで避けてきた「自分自身が横スクロールア
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:ナウシカの王蟲みたいなエシレの巨大クロワッサン > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 特殊な願望 学生時代、台湾にまつわる研究をしていたライターの唐沢むぎこさんは、DPZでも多くの台湾関係記事を執筆している。 唐沢さんです オンラインになってしまった台湾留学のキャンパスライフを、一日で取り戻す旅 台湾の即身仏はゴールデン〜霊雲寺哲学廟 そんな唐沢さんに私の友人、三文字昌也さんを紹介したいとずっと思っていた。 幅広すぎる彼の活動についてはインタビュー記事などをご参照ください 彼とは最初、私の地元のお祭りで出会った。台湾夜市でよく見かけるというゲーム屋台を自作して、子供達に遊ばせていたのだ。 器用
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:今、都内の路上に大量に落ちている謎の「ゴム輪」を大調査 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 食べるぞ! ナポレオンパイ(以下、ナポレオン)をご存知でない方もいるかもしれません。見てやってください。私が子供の頃から愛し続けてきたケーキを。 成城アルプスのナポレオン。うっとりですよ ナポレオンとはパイ生地とカスタードクリームのミルフィーユです。私が子供の頃から食べてたのは駒込のアルプス洋菓子店のものでしたが、2019年に閉店してしまいました。 それからはこちら、成城アルプスのお世話になってます(駒込のアルプス洋菓子店とは直接の関係はないそう。でもかなり近い味) 前置きはもう十分。早速食べますよ
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:ベローチェの朝 > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki アンメルツを持つキンキの2人の手が、ビタっと止まっているのが分かるだろう。これが「ビタ止めCM」だ。 人間、喋る時は口だけでなく全身も微かに動く。それなのに、ビタ止めCMでは商品とそれを持つ腕や手だけが完全に止まっている。ここに若干の気持ち悪さと妙な面白さが生まれる。 他にもこの手法を用いたCMは幾つもあるので、チェックしてみて欲しい このようなCMが作られるようになった背景はなんだろう。「せっかく広告打つんだから我が社の商品を1mmも動かさず、はっきり見えるようにして!」というクライアント側の要望? あるいはCM制作者側のクライアントに対
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:飯丸め > 個人サイト 片手袋大全 ミニカタログは良いよな 例えば子供の頃から大好きで、直売所に取材もさせて頂いた銀座ウエスト。 箱を開けてみると... 一番上に小さなカタログが鎮座しています 写真と短い文章でウエストのお菓子が丁寧に紹介されている、小さなカタログ。これを読むだけで「お菓子も丁寧に作られてるんだろうな」という安心感が湧いてくる。 限られたスペースに原材料とカロリーまで記載 選手名鑑や卒業アルバムを思わせる様々な情報が詰まったこのような形式の冊子には、眺めているだけで飽きない不思議な魅力がある。 思えば私は子供の頃から、ポストに投函されるマクドナルドのクーポン券やおもちゃ屋の広告、学校で配布さ
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:歩きながら読書をした場合、どのくらい歩けば一冊読了できるのか? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 高級と庶民の狭間 ここがそのカフェ。LEXUSとは勿論、トヨタのLEXUSである ミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズに週一回は通っているので、ビル自体は頻繁に利用している。だが2018年のビル開業当初から、高級車がずらりと並んでいたこのLEXUSの空間は近寄りがたかった。数年前にリニューアルしてカフェを前面に出してきた時も、気にはなりつつ入店には至らなかった。 だって私は、路上の格好良い車がジャガーかベンツかで友達と言い争っていたら日産だったことがあるんだぞ。車に関する知識がめちゃくちゃ
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:鏡を反射させていけば遠く離れた人とコミュニケーションできるのか? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 町の桃源郷 アーリーアメリカン様式の建物に一歩足を踏み入れると、天井に張り巡らされたレールをミニSLが駆け抜けていく。肉の焼ける良い匂い。使い慣れぬナイフとフォークの緊張と興奮。花火が刺さったケーキに歓声を上げる家族。おお、あさくま。幼い頃、私にとって幸福とはすなわち、あさくまのことであった。 それなのに。20歳で生まれ育った町を離れてから、一度もあの桃源郷に足を踏み入れぬまま44歳になってしまった。その間に南砂町の店舗もなくなってしまったと聞く。 林編集長から今回のハンバーグ特集の報せが届
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:一本だけしか流れてこない流しそうめん > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 申し分のない相手 DPZの記事を動画で振り返る「アフタートーク」で、林編集長から「唐沢さんと石井さんの記事はボケっぱなしでちょっと戸惑うから、記事の中にツッコミ役がいると良いかも」と提案があった。そこで私の企画を唐沢さんが、唐沢さんの企画を私がレポートすることになったのだ。 私の企画は既に唐沢さんが記事にしてくれて公開されました みかんの木になった自分を客観的に見て、確かに私の企画はちょっとだけ分かりにくいかも、と感じた。だが、唐沢さんは違うだろう。学術肌の研究熱心。企画も面白くて読みやすく、実際に会って話しても気さく
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:銀座・三原橋交差点では4つの「おれ」が向かい合う > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 蛍光灯の箱を飛ばすためだけに、大人たちが集結 「蛍光灯の箱って結構飛ぶんですよ。大勢で投げて大会とかやったら面白いと思うな〜」。ある日、深く考えずDPZの林編集長にそう話した私。昔から蛍光灯を変える時によく投げていたのだ。
説明させてください 私が7、8歳ぐらいの時。 ちょうどこの頃 家族で食卓を囲み晩御飯を食べていると、6歳上の兄が妙なことを始めた。ご飯の入ったお茶碗をブンブンと回し始めたのだ。 バラバラだった米粒は徐々にまとまり始め、それがお茶碗の縁に当たるたび「ピタピタピタ...」と音を立て塊と化していく。何かに取り憑かれたように、一心不乱に茶碗を回し続ける兄。10分近く経っただろうか?茶碗の中の塊は、いつしか真っ白で真ん丸の白い宝玉となっていた。 米は回し続けると宝玉になる...。幼い私は心底驚いた。そして当然叫んだ。「僕のもやって!」。しかし兄からの返事はこうだった。 私は泣いた。体中の水分がすべて失われるくらい、全力で泣いた。どれだけお願いしても、兄は決して首を縦に振ることはなかった。 自分事としての飯丸め あれから30年以上が経ち、私は44歳になった。兄はこの日の出来事をまったく覚えていないという。一方
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:架空の留学生を空港に迎えに行く > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 初めての伊豆諸島へ 伊豆諸島にはまって東海汽船の株主になった挙句、遂には三宅島に移住してしまった知人がいる。過剰な人の話はいつでも魅力的だ。彼から伊豆諸島の話を聞いているうち気になってしまい、夏休みに家族で行ってみることにした。 行先に選んだのは式根島。行き方の選択肢は幾つかあるが、私達は東京の竹芝客船ターミナルから夜中に出発する大型のフェリーを選んだ。 二段ベッドが向かい合う特2等室を選んだ 埠頭を出発してからしばらくは、デッキから東京湾の綺麗な夜景を満喫できる。つい数時間前まで仕事をしていたのが信じられないくらい、開放的
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:有名人と同じ高さの棒で身近に感じられる > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 世界を変えるかもしれないアイディアが、ふいに降りてきた 「スリットアニメーション」あるいは「スキャニメーション」というものをご存じだろうか?人間の錯視を利用したアニメーションの手法で、パラパラ漫画なんかに近いものだ。
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:どこでも富士山になれるスカート > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 何故やるか? しかし当然、「何故そんなことをやる必要があるのか?」という疑問が湧く。「わんこそばを食べたことがないので、代替案として」「最近太ってきたので、小分けにすればカップヌードル1個だけで満腹感を味わえるはず」。もっともらしいが、どれも本音ではない。 しかし1つだけ確かなことがある。もし明日地球が滅亡するとしても、「何ひとつやり残したことなかったね!」と言い合える人類でありたいと私は思うのだ。ならば、カップヌードルをわんこそば形式で食べたことはまだないから、やってみる。それで良いじゃないか。 林編集長に相談すると、「や
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:「就業中の眠気問題」、アンケート結果発表! > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 初めてのつくば探訪 私はこれまでつくばという都市にまったく縁がありませんでした。強いて言えば、何かと鋭い幼少期の私に「この子には何かがある!」と感じた母親が、筑波大付属小学校を受験させるということはありました。まあ、あそこも東京の文京区だし、受験もかすりもしませんでした。 それが昨年、つくば在住の方と知り合う機会があり、遊びに行くことになりました。その方の手厚いアテンドにより、高エネルギー加速器研究機構を見学させて頂いたり、とんQのとんかつを堪能したり、初めてとは思えないほど充実したつくば探訪となりました。 ここ
DPZライターの石井です。今年も様々なことに挑戦し、新たな知見や生きる上でのヒントを読者の皆様にお届けできるよう頑張ります。よろしくお願い致します。 さて、新年最初の記事で皆様にご提案させて頂こうと思ったのは「まったく新しい形のボイパ」だったのですが...。
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:焼肉のにおいだけで飯が食えるなら、飯のにおいだけで焼肉を食うことも可能か? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 思い出の中華料理屋 このシンプル極まりないキュウリだけの冷やし中華。昔、近所にあった小さな中華料理屋のメニューなんです。 1980年生まれの私が成人した頃、地元のおじさんに「あそこ美味いよ」と教えてもらったその店。私はその頃ラーメン食べ歩きに夢中だったので、(こういう古い中華料理屋じゃなくて、ラーメン専門店が良いんだよな)と正直思いました。まだ"町中華"という言葉もなかった時代。昔ながらの中華料理屋の魅力を理解するには私は若過ぎました。 しかし、ラーメンを食べてみてビックリ。当時流
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