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三宅香帆さんのベストセラー新書『なぜ働いてると本が読めなくなるのか』を先日読み終えた。世評通りの... 三宅香帆さんのベストセラー新書『なぜ働いてると本が読めなくなるのか』を先日読み終えた。世評通りの力作で、日本の近代史における「労働」と「読書」の関係が手際よく整理されており、とても勉強になった。 この本を通じて、多くの「働いているので、本が読めない」人たちが勇気づけられて欲しいと、僕も思う。もちろん、懸命なる読書家のみなさんは既に100%理解されていると思うが、「読書論」や「教養論」を手に取り、それを読み、SNSに感想を投稿して満足してしまっては、「文化的な自分」という自己イメージを消費するだけに終わってしまう。 せっかく背中を押してもらったのだから、これから「働きながら」本を読みまくっていかないと勿体無い。最初に手にとるべき本は何がいいだろう? ごく自然に考えて、同じ著者、つまり三宅さんが翌月に発売する初の文芸批評本......あたりが妥当だと僕は思う。 さて、宣伝はこれくらいにして、本題だ。僕