▼ [メタル]FINLAND FEST 2012を東京で見て来た
今年もバラエティに富んだラインナップ! フィンフェス開催!
ACTS:AMORAL / INSOMNIUM / PROFANE OMEN / SWALLOW THE SUN
Special Guest from Japan:ANTHEM
東京まで遠征するのは大変だからと毎年スルーしていたのだけど、今年はInsomniumが来るらしくて、「おいおい、これ見逃したら多分この先10年は見るチャンスがねーぞ!」と見に行くことにした。
会場はLIQUIDROOMというライブハウスで、恵比寿駅から駒沢通りと明治通りがぶつかる大きな交差点を左に曲がってすぐのところにある。キャパは広めで、1,000人くらいは入れるのじゃないかという印象を持った。そして実際にそれを埋めるくらいの客が入ってしまうので、やはり東京は人が多い。
僕は開場15分くらい前に到着して、開演までの時間は、Twitterで何度かリプライしたことのあった人と初めて直に会って、東京でのライブ事情とかゲーム(ファイアーエムブレム)の話をしていた。
場所は会場中段の柵がある辺り。先頭集団からはちょっと離れて、音の聞こえ方も良さそうな真ん中を確保。そもそも発券されたチケットがそんなに良い番号でないため、前に詰めることは出来ない。
Profane Omen
- 1番に登場したバンド。全く予備知識が無い状態で見た。
- 何やら神風ハチマキを装備したメンバーが居て微笑ましい。
- 凄い勢いがあって、客を乗せるという意味では成功していた。
- が、しかし演奏がドタバタで何だか学園祭の学生バンドを見ているような気分。
- やたらと前方の客を煽ってサークルモッシュを奨励しているのも正直好きになれなかった。
Swallow the Sun
- プログレ / ドゥーム系のバンド。
- CDは1枚だけ持っていて、「あ、知ってる曲だ」と分かったのはセットリストの中で1曲だけ。
- ムード満点の超タイトな演奏でめちゃくちゃかっこ良かった。
- ドラムを後方に置いて、他のメンバーは全員前方に左手からギター、キーボード、ボーカル、ベース、ギターと横1列に並ぶ変則的なレイアウト。
- 淡々と演奏している中で、キーボードの人が、ステージ前方に陣取っているだけでも珍しいのに、さらに激しく頭を振るパフォーマンスまでやっていて大変に珍しい感じ。
- 基本的に暴れ回るような曲ではないので観客も大人しく演奏を聞いているのだけど、兎に角圧倒される。
- この手のジャンルは余り知らないのだけど、Swallow the Sunは以前の作品なども買ってみようと思った。これだけでチケット代の元が取れた。それくらい良いライブだった。
Insomnium
- フィンランドらしい叙情的なフレーズのギターが特徴のメロデスバンド。
- Amorphisや、かつてのSentencedが好きだという人は、結構な確率でこのバンドも好きなんじゃないかと思う。
- リードギターの高音が生命線の楽曲が多いため、ステージ上のセッティングで失敗してひどい演奏になるんじゃないかなーと予想していたが、思った以上に頑張っていた。
- Swallow the Sunとの交代でセッティング時間10分ほどだったのに、よく準備完了したなと。
- フライングVを構えたリードギターの人が目立っていた。時折音が割れて厳しくなる場面もあったが、概ねCD再現が出来ていたように見えた。
途中で退場
ここまでで18:00開演から2時間半が経過していて、残り2バンドあったのだけど余り興味も無いし渋谷で飲む約束があったために客席からは退場した。見て来たのは3バンドだけど、前売り購入したチケット代5,800円の元は十分に取れる内容だった。来年も参加バンド次第では行ってみることを前向きに検討したい。Battle Beastが来るなら必ず行く。
渋谷ではカチカチ山という名前の底辺向け居酒屋でビールを飲んで、ビールクズ仮面のペースに合わせていたら案の定で酔い潰れたらしい。