児童生徒が身近な現象や社会の課題を研究することを通して、課題学習や自由研究の取り組み方を学ぶ、中学生以上向け教材である学習ワークブック「生徒のための統計活用〜基礎編〜」を開発いたしました。
本書は、既に中学生以上の生徒のみなさんを対象に刊行している、探究的な学習の取組み方を学ぶ学習ワークブック(基礎編)に続く上級編として編集されたものです。
基礎編にはない実践的な事例を通して、統計的探究プロセスの流れや統計分析を行う上での理論的な背景も理解できる構成になっています。
統計に対する国民の関心と理解を深め、統計調査に対する国民のより一層の協力を推進するため「統計の日」を中心として、「全国統計大会」や「統計データ・グラフフェア」を開催するとともに、「地方統計大会」や「統計グラフ全国コンクール」等の行事を後援するほか、 広く国民一般に対して統計知識の普及、広報を行っています。
「統計の日」の周知を図るため、「統計の日」のポスターを始めとする各種広報媒体に活用する標語を毎年募集しています。 入選者には、表彰状及び副賞を授与します。
(令和6年度の募集は終了しました。)統計調査員は、国又は地方公共団体が行う統計調査の実施に際し、調査対象となった世帯や事業所・企業と直接に接触し、調査への協力をお願いし、また調査票の配布、取集その他の業務に従事する人で、非常勤の公務員とされています。
総務省政策統括官(統計制度担当)室では、各種の統計調査について任命される統計調査員の制度について各府省との連絡、調整を行っています。
統計調査員のご活躍の様子を、「政府インターネットテレビ」において動画で紹介しています。
「生活に身近な「統計」」 (「政府インターネットテレビ」サイトにリンクします。)
統計調査員の選任が難しくなってきていることから、総務省では、昭和47年度から統計調査員確保対策事業を実施しています。
この事業は、統計調査員希望者をあらかじめ登録しておき、その資質の向上を図ることによって、各種統計調査の実施に際して必要とする統計調査員を容易に 確保することを目的とするもので、これら登録された者に対しては、統計調査員通信の配布、研修会等を通じて必要な統計情報の提供及び実務知識の付与を行っ ています。
なお、登録調査員に関心をお持ちの方は、お住まいの都道府県又は市区町村にお問い合わせください。