久光スプリングス応援で4市町団結 宣言書調印、交流活性化や魅力づくり
SAGA久光スプリングスの応援宣言を行った筑後川流域クロスロード協議会の4首長ら=鳥栖市のサロンパスアリーナ
鳥栖市、基山町、福岡県久留米市、小郡市でつくる「筑後川流域クロスロード協議会」は8月31日、鳥栖市をホームタウンとするバレーボール女子の「SAGA久光スプリングス」を一体となって後押しする応援宣言を行った。チームを地域の共有財産として応援し、交流活性化や魅力づくりを図っていく。
鳥栖市のサロンパスアリーナで、3市1町の首長が宣言書にサインした。SAGA久光スプリングスの萱嶋章社長と福岡県大野城市出身の荒木彩花選手、久留米市出身の吉武美佳選手が立ち会った。
向門慶人鳥栖市長が「SAGA久光スプリングスは世界で戦うチームになると思っている。地域が連携し、一丸となって応援していきたい」とあいさつ。萱嶋社長は「子どもに夢を、地域に元気を与えられるチームになれるよう頑張っていきたい」と謝辞を述べた。
チームは10月13、14日のSVリーグ第1節は久留米市の久留米アリーナでホームゲームを開催予定。協議会は今後、市や町による"応援デー"を設けるなど具体的な活動を話し合っていく。
協議会は、経済や行政、文化、スポーツなどで連携し、県境を超えた地域の一体的な発展を図ろうと1989年に発足した。2012年にはサガン鳥栖の応援宣言も行っている。(樋渡光憲)
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