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【動画】デモスポ「合気道」「いごてだま」 研さんの技と協力プレー 佐賀県佐賀市と神埼市

合気道の技を演武で披露する有段者ら=佐賀市のSAGAプラザ柔道場

木刀を持った相手に合気道の技をかける有段者ら=佐賀市のSAGAプラザ柔道場

お手玉を投げる参加者=神埼市の神埼中央公園体育館

ビンゴを決めて喜ぶ参加者たち=神埼市の神埼中央公園体育館

国民スポーツ大会のデモンストレーションスポーツ(デモスポ)が14日に開かれた。相手の力を利用して身を守る「合気道」は佐賀市のSAGAプラザで約60人が演武を披露した。お手玉をマス目に入れて得点を競う「いごてだま」が神埼市の神埼中央公園体育館で開かれ、約80人が体験した。

合気道 心身錬成、演武を披露

合気道では、県内9団体で研さんを積む9〜89歳の男女約60人が演武を披露した。相手の力を生かして軽やかに投げる技に約70人が見入った。

合気道は武道家・植芝盛平翁が創始した頃から、技を練り上げて心身を錬成するのを目的とし、他者と争う「試合」は行わない。

佐賀市のSAGAプラザ柔道場で少年少女、初心者、有段者、指導者の部に分かれて演武を行った。多人数、棒や木刀を持った相手も投げた。自然体を保ち、間合いや目付に優れた道場長の技に歓声が上がった。

佐賀市の会社員、藤木健太さん(43)は次男の誉さん(12)の演武を初めて見学し「こんなことができるようになるんだと驚いた。始めて半年だが、とても礼儀正しくなった」と感心した様子だった。県合気道連盟の杠好秋理事長(71)は「たくさんの方に見ていただけるいい機会になった」と感想を述べた。(大田浩司)

いごてだま お手玉で枠内狙う

お手玉を投げて、マスに入った数を競う「いごてだま」が?日、神埼市の神埼中央公園体育館で行われた。小学生から大人まで16チーム約80人が参加し、熱戦を繰り広げた。

×ばつ5のラインで仕切られたシートにお手玉を投げ、線にかぶらずマス内に入ると1点となる。縦、横、斜めの1列に5個入ると「ビンゴ」となり、5点を獲得でき、合計点数を競う。

開始前に円陣を組み、気合いを入れて試合に臨むチームもあり、お手玉が枠内に入ると拍手と歓声が沸き上がった。

地区の友人と参加した神埼市の金丸翔大さん(9)は、「転がすのと投げ入れる戦術を使い分けた。勝ってうれしい」と笑う。ビンゴを決め、逆転勝利したチームのリーダー池上美佐枝さん(66)は「チームの思いがつまった執念のビンゴだった」と満足の顔を見せた。(秋根紗香)

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