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就農研修施設修了式 2年の研修終え6人が独り立ち みどり地区トレーニングファーム

みどり地区トレーニングファームの修了式で就農への決意などを述べた研修生たち=武雄市のJAさが武雄支所

新規就農者向けの研修施設「みどり地区トレーニングファーム」の修了式が5月29日、武雄市のJAさが武雄支所で開かれた。キュウリ第5期生4人とトマト第4期生2人が、2年間の研修期間を終え、生産者として独り立ちする決意を新たにした。

修了したのは20代2人と40代4人で、キュウリは武雄市と嬉野市で、トマトは鹿島市と白石町でそれぞれ就農を予定している。研修では、専任講師の指導による実地研修や先進地視察などで、生産技術や経営手法を学んだ。

嬉野市で就農する吉田敏行さん(40)は「一緒にキュウリを作りたいという小学生の息子が大きくなってもそう思ってくれる農家に」と抱負。トマトでは鹿島市で栽培をする森田拓斗さん(27)が「ゆくゆくは農林水産大臣賞が取れるように」、白石町で始める森上円さん(43)は「これまで以上にトマトに向き合い、責任感を持って従事したい」と述べた。

みどり地区トレーニングファーム運営協議会の高田匡樹会長は「研修で培った栽培技術や知識は全てが財産となる。地域を代表する担い手となることを期待している」と激励した。同地区の修了生は今回の6人を加え27人となった。(古賀真理子)

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