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刊行図書のお知らせ

更新日:2024年3月28日更新

当センターの実施した調査成果については、岡山県文化財保護協会で発掘調査報告書を頒布いたしております。

ご希望の方は電話で注文をお受けいたします。

こちらから郵便振替用紙をお送りいたしますので、同様にてご送金ください。入金確認後に報告書を発送します。
なお、送料は着払いとなっておりますのでご了承ください。

〒701-0136 岡山市北区西花尻1325-3
岡山県古代吉備文化財センター内
岡山県文化財保護協会
Tel:086-293-3211

バックナンバーのお知らせ

*その他残部僅少の本もございます。売り切れの際はご容赦ください。

番号 報告書名 単価 内容
257 南山城跡
南山明地古墳群
南山明地遺跡
3,600円

岡山県南西部、倉敷市真備町と船穂町に所在する南山城跡、南山明地古墳群、南山明地遺跡の発掘調査報告書。南山城跡は、高梁川と小田川の合流点を見下ろす低丘陵上に築かれた戦国時代の山城で、高梁川と山陽道が交わる交通の要衝に位置する。調査では、曲輪や土塁、堀切、横堀、畝状竪堀群などを組み合わせた強固な防御施設を持つことが明らかになった。また、曲輪からの多様な出土品が注目される。
(A4判 本文402頁 白黒図版98頁 カラー図版8頁)

235

窪木遺跡
南溝手遺跡
北溝手遺跡

1,000円 窪木遺跡では古墳時代後期の集落が形成される微高地の北端を確認。
南溝手遺跡では弥生時代中期から古墳時代初頭の集落を確認。遺跡南端の河道からは奈良三彩や緑釉陶器、円面硯も出土している。
北溝手遺跡では弥生時代前期から古墳時代初頭の集落を確認。弥生時代前期では県下最大級の竪穴住居を検出。同住居からは赤彩の施された石製品や玉作り関連資料も出土している。
(A4判 本文343頁 白黒図版50頁 カラー図版4頁)
233

八紘古墳群

八紘古墳群 [PDFファイル/2.14MB]

600円 総社市西部に所在する古墳時代後期の群集墳。八紘4・5・6・7・8号墳の調査成果を収載。4〜6号墳では墳丘内に石積みを確認した。8号墳は非常に小形の横穴式石室をもつ。出土遺物には、須恵器のほか、暗文ある土師器や製塩土器、鉄製の矢じりや耳飾りなどがある。
(A4判 本文54頁 白黒図版20頁 カラー図版4頁)
223

特別名勝・国指定史跡 岡山後楽園

特別名勝・国指定史跡 岡山後楽園 [PDFファイル/190KB]

600円 岡山後楽園内の南端部にある「花交の池」から旭川へ排水する樋門の発掘調査報告書。江戸時代、元禄年間に設置されたと考えられる木製の排水管が姿を現した。全長18m、幅0.6mを測り、底板・側板・蓋板を箱形に組み合わせたもので、板材の接合にあたっては細かな細工がなされていた。当時の土木技術水準の高さを示す一級資料。
(A4判 本文60頁 白黒図版11頁 カラー図版11頁)
221

中島遺跡 宮南遺跡
国長遺跡 天神河原遺跡

中島遺跡 宮南遺跡 国長遺跡 天神河原遺跡 [PDFファイル/155KB]

2,000円 岡山市街地の東部に所在する4遺跡の発掘調査。中島遺跡では、戦国時代の有力土豪中島氏の居館跡を確認。天神河原遺跡では、古代の銅製帯金具や陶硯などの備前国府関連遺物が出土。また各遺跡の微高地上では、中世集落の広がりを確認した。
(A4判 本文頁778頁 白黒図版170頁 カラー図版28頁)
217

百間川今谷遺跡4

百間川今谷遺跡4 [PDFファイル/248KB]

1,500円 百間川遺跡群の報告書としては18冊目にあたる。かつて「弥生時代中期のガラス工房?」として注目を集めた掘立柱建物群の北端部が明らかとなったのに加え、新たに弥生時代後期の掘立柱建物群や、弥生時代前期と中期の水田跡が発見された。
(A4判 本文232頁 白黒図版38頁 カラー図版6頁)
216

大河内遺跡 稲穂遺跡 下坂遺跡

大河内遺跡 稲穂遺跡 下坂遺跡 [PDFファイル/120KB]

1,500円 大河内遺跡では、縄文時代草創期の神子柴型石斧、有茎尖頭器などの石器類やサヌカイトの剥片が大量に出土している。岡山県内はもとより、中・四国地方を代表する石器製作遺跡として注目される。また、弥生時代前期末から中期初頭の土壙墓のほか、弥生時代中期後葉を中心とする集落や土壙墓群、平安時代末から鎌倉時代初頭の屋敷地と考えられる建物群などが検出されている。 稲穂遺跡では、奈良時代末から平安時代初頭の8棟の掘立柱建物を検出、倉庫を伴う官衙関連の施設と考えられる。 下坂遺跡は、古墳時代後期(7世紀代)の製鉄遺跡で、製鉄炉3基と横口付製炭窯1基を同時に検出しており、美作地域の製鉄史を考える上で重要な遺跡である。(A4判 本文254頁 白黒図版48頁 カラー図版6頁)
215

百間川原尾島遺跡7
百間川二の荒手遺跡

百間川原尾島遺跡7 百間川二の荒手遺跡 [PDFファイル/102KB]

1,500円 百間川遺跡群の通算17冊目の発掘調査報告書。 百間川原尾島遺跡は、弥生時代から中世にかけての集落遺跡である。特に弥生時代後期から古墳時代には高い集住性を示し、当地域の拠点的な集落と考えられる。また、他地域との交流を物語る重要な資料として、弥生時代後期から古墳時代初頭の九州や四国産の土器がある。(A4判本文頁212頁 白黒図版51頁 カラー図版4頁)
214

窪木遺跡
南溝手遺跡

窪木遺跡 南溝手遺跡 [PDFファイル/151KB]

1,600円 一般国道180号総社・一宮バイパス建設に伴う発掘調査。南溝手遺跡では弥生時代後期の集落で竪穴住居を良好な形で検出した。古代の陶馬・墨書土器・瓦・木製品等が河道より出土、賀夜氏の氏寺である栢寺との関連を推察させる。窪木遺跡では古墳時代後期の集落より県内初の鉄製又鍬の他、鉄製ヤスや鹿角製品等注目される遺物が数多く出土した。(A4判 本文390頁 白黒図版133頁 カラー図版5頁)
199 来光寺跡・来光寺遺跡・立道遺跡・平岩古墳 1,000円 来光寺跡は中世の寺院跡で、仏堂と考えられる石積み基壇建物2棟を検出、それに伴って鎌倉から南北朝期の瓦が出土した。来光寺遺跡は弥生時代から近世にいたる幅広い時代の集落遺跡。立道遺跡では平安時代の大鍛冶・小鍛冶に関連する遺構・遺物を確認した。平岩古墳は大形の横穴式石室をもつ古墳で、副葬品として銀象嵌を施した刀装具などが出土しており、当地域の有力古墳として注目される。(A4判 本文156頁 白黒図版37頁 カラー図版2頁) 残部僅少
197 国司尾遺跡・坂田遺跡・坂田墳墓群・宮ノ上遺跡・宮ノ上古墳群 1,000円 岡山県北東部、勝田郡勝央町の丘陵上に所在する集落と墳墓群の発掘調査報告書。集落は弥生時代中期から中世にかけて営まれ、なかでも弥生時代後期から古墳時代初頭の住居や土器は、周辺地域との関係を探る上で重要な資料となった。墳墓群では、集落との関連をうかがわせる弥生時代の土壙墓群、青銅鏡2面が出土した宮ノ上古墳群や須恵器などを副葬した古墳時代中期の土壙墓が注目される。(A4判 本文166頁 白黒図版24頁 カラー図版2頁)
188 伊福定国前遺跡2 1,000円 古代吉備を代表する集落遺跡の津島遺跡・南方遺跡に隣接する遺跡で、検出された遺構の残存状態がきわめて良好で、特に弥生時代後期から古墳時代前期の多くの竪穴住居が検出。井戸・土壙からは朱が付着した鉢や石杵などを含む一括土器が出土している。竪穴住居の柱穴から検出された「礎板」は、県内ではほかに例をみないほど多数出土し、分析結果から岡山県南部における竪穴住居の上屋構造や、柱の基礎構造の変遷についてもまとめている。(A4判 本文296頁 白黒図版40頁 カラー図版4頁)
182 新邸遺跡・郷ノ溝遺跡・仏生田遺跡・掛無堂遺跡・川入遺跡・中撫川遺跡 1,350円 県道改築に伴う発掘調査を実施した6か所の遺跡について、おもに弥生時代から中世の幅広い成果を収載。中撫川遺跡では、弥生から古墳時代の溝や井戸が集中し、多量の土器が出土。吉備の土器のほかに、山陰地方や畿内をはじめ、遠くは薩摩半島からの搬入土器もみられる。また、古代の掘立柱建物群は、備中国の公的な港湾施設の存在を示唆し、円面硯や銅印の鋳型のほかに、県内最多の京都産緑釉陶器が出土している点が注目されている。(A4判本文383頁 白黒図版88頁 カラー図版8頁)
181 津島遺跡5 1,400円 学史上著名な国指定史跡津島遺跡の確認調査成果を、豊富なカラー写真を交えて報告。調査は5年間にわたり、遺跡全域に60か所を超える試掘トレンチを設定。史跡指定地内の北池・南池の再調査も実施し、弥生時代前期から古墳時代にかけての地形変化、集落・水田域の変遷が復元推定された。弥生時代前期では、広大な水田の存在が明らかになったほか、南池地点では、40年ぶりの再調査で前期前半の微高地が確認され、多数の土器が出土している。(A4判 本文228頁 カラー図版4頁 白黒図版58頁)
179 百間川原尾島遺跡6 1,250円 弥生時代後期の竪穴住居の周囲に幾重にも外溝をもつ住居群や土器焼成土壙などを確認。また弥生時代前期の河道からほぼ完形の木製高杯、古墳時代後期の溝から閂受けの付いた扉板など希少な木製品が出土。さらに国内では初の出土例となる「ファイアンス状の物質」製の玉は、海外との繋がりを示す貴重な一級資料である。弥生時代後期から中世にかけての集落構造を解明する上で欠かせない一冊。(A4判 本文361頁 白黒図版101頁 カラー図版2頁) 残部僅少
178 八ヶ奥遺跡・八ヶ奥製鉄遺跡・岡遺跡・小坂古墳群・才地古墳群・才地遺跡 1,000円 岡遺跡と才地遺跡は、弥生時代中期中葉から末葉の集落。才地遺跡では、丘陵北西斜面に160軒以上の住居を調査し、多量の土器・石器・鉄器などが出土。注目は、住居内でのサヌカイトの埋納や、最も古くなる例となる水晶製棗玉の出土。その後続集落の一部が八ヶ奥遺跡。小坂古墳群・才地古墳群は5世紀後半から7世紀代で、百済系平底壺が出土。これまで、県東部では空白であった弥生から古墳時代の良好な検討資料を得ることができた。(A4判 本文355頁 白黒図版18頁) 残部僅少
160 津島遺跡3 900円 津島総合グランド内の北池・南池地点で1960(昭和35)年から1963(昭和38)年に実施された発掘調査の報告書。弥生時代前期・中期の微高地、弥生時代後期の竪穴住居など津島遺跡を一躍有名にした成果を盛り込む。(A4判 本文123頁 白黒図版20頁 カラー図版4頁)
156 岡谷大溝散布地・三須今溝遺跡・三須河原遺跡・三須畠田遺跡・井手身延遺跡・井手天原遺跡 900円 総社平野を南北に約2kmにわたって調査。吉備の中枢における集落(弥生時代から中・近世)様相の一端が明らかとなる。(A4判 本文237頁 図版36頁)
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