令和6年1月5日 令和6年能登半島地震に関する坂本農林水産大臣メッセージ
農林水産大臣の坂本哲志です。
令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた全ての方々に心よりお見舞いを申し上げます。
また、現地で救援活動に当たっていらっしゃる多くの方々に感謝を申し上げます。
農林水産省といたしましても、延べ120名以上の職員を自治体に派遣しており、関係省庁・自治体と連携しながら、被害状況の把握と早期の復旧に向けて全力で取り組んでおります。
さらに、1月4日までに、避難生活を余儀なくされている皆様への食料支援として、24万食のパン、パックご飯、即席めん、210点の液体ミルクを含む700点の乳児用ミルク、23万本のミネラルウォーターをすでに配送いたしました。
さらに本日1月5日、8万食のパン、2万6千食のドライカレー、五目ごはんを手配しております。
これらの食料を避難所まで確実にお届けできるよう、関係省庁とも緊密に連携して、取り組んでおります。
被災された農林漁業者・食品関連事業者の皆様におかれましては、大変厳しい状況の中で、悲痛な思いや不安を抱えていらっしゃると思います。
特に、生き物を抱えている畜産農家の皆様は、大変なご苦労に直面されているものと考えております。
すでに自治体や生産者団体とも連携し、例えば、小型のローリー車を給水用に転用するなど、さまざまな支援策の中で、でき得るものは、全てやってまいりたいと思っております。
また、北陸農政局に相談窓口を設置いたしましたので、何かお困りのことがありましたら、ご相談いただければと思います。
今回の地震で被災された農林漁業者・食品関連事業者の皆様が一日も早く事業を再開できるよう、必要な支援策を早急に取りまとめ、農林水産省一丸となって全力で取り組んでいく所存であります。
私も熊本地震を経験し、畜産をはじめ、多くの農家の皆様が大変な困難に直面したことを承知しております。
その後、関係者の皆様のご協力によって、そのほとんどが再建を果たしております。
皆様と共に、私もこれまでの経験を踏まえ、最大限のことをさせていただきます。
再建に向けて、皆様、一緒に頑張りましょう。