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JMTR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JMTRの原子炉建屋。オレンジ色の屋根が特徴的。

JMTR(Japan Materials Testing Reactor)は、国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構が運営する材料試験炉である。主に中性子を利用した原子炉の燃料、材料の 耐久性、健全性の試験及び、放射性同位体(RI)の製造等を目的に設計されている[1]

施設概要

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定格熱出力50MWの軽水減速冷却タンク型の材料試験用原子炉である。1965年より日本原子力研究所(現在の日本原子力研究開発機構)大洗研究所で建設が開始され、初臨界1968年3月に達した[1]

2016年10月、廃炉にする方針が示された[2] 。2019年9月、廃止措置計画を原子力規制委員会へ申請した。2019年9月9日、台風の影響により二次冷却系統の冷却塔が倒壊した。倒壊により、隣接するJMTRの排風機室の壁面が破損した[3]

構造

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JMTRは熱出力 50MWのスイミングプール ×ばつ1018/m2・sである[1]

仕様

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  • 型式:濃縮ウラン軽水炉(プール型)
  • 定格熱出力:50MW[1]

関連項目

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脚注

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外部リンク

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  • 浜岡 (3基、1基計画中、2基廃炉作業中)
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中国電
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四電
  • 伊方 (1基、2基廃炉作業中)
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  • なし
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