2019年のオールスターゲーム (日本プロ野球)
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NPB 2019年のNPBオールスターゲーム | |||
---|---|---|---|
マイナビオールスターゲーム2019 | |||
ゲームデータ | |||
スポンサー | マイナビ | ||
セ監督 | 緒方孝市 | ||
パ監督 | 辻発彦 | ||
セ投票最多 | 鈴木誠也 | ||
パ投票最多 | 山川穂高 | ||
第1戦 | |||
日程 | 7月12日 | ||
開催地 | 東京ドーム | ||
スコア | パリーグ | 6-3 | セリーグ |
MVP | 森友哉 | ||
第2戦 | |||
日程 | 7月13日 | ||
開催地 | 阪神甲子園球場 | ||
スコア | パリーグ | 3-11 | セリーグ |
MVP | 近本光司 | ||
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2019年のオールスターゲームは、2019年 7月に行われた日本プロ野球のオールスターゲーム。
概要
[編集 ]→オールスターゲームの詳細については「オールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
前年に引き続き3年連続でマイナビの特別協賛により、「マイナビオールスターゲーム2019」として開催された。
前年同様2試合の開催。また、全試合DH制を採用。2試合ともセ・リーグ主催で開催された。
第1戦前日の7月11日に前夜祭が六本木ヒルズアリーナにて行われた。
日程
[編集 ]- 第1戦 7月12日 東京ドーム(主管球団:読売ジャイアンツ。2015年第1戦以来4年ぶり9回目)19時07分開始[1]
- 第2戦 7月13日 阪神甲子園球場(主管球団:阪神タイガース。2014年第2戦以来5年ぶり17回目)18時34分開始
本年度は全試合がオール・セントラルのホーム扱い、一塁側(オール・パシフィックは三塁側・ビジター扱い)。このケースは2015年以来4年ぶり。東京ドーム→甲子園の順に開催されるのは初めて[2] のことである。
アトラクション
[編集 ]- 第1戦
- 野球殿堂表彰式
- 立浪和義、権藤博
- 脇村春夫については第101回全国高等学校野球選手権大会にて表彰を行う。
- 国歌独唱
- 井上芳雄(俳優)
- 始球式
- 才藤歩夢(マイナビ所属の近代五種選手<フェンシング・エペ>)・野球女子日本代表(マドンナジャパン)
- 第2戦
- 国歌独唱
- 森野美咲(ソプラノ歌手。第87回日本音楽コンクール声楽部門第1位)
- 始球式
- タイガースアカデミーベースボールスクール代表者
- キャッチボールクラシック
- 2戦共通
- アオダモ植樹
- 参加12球団のマスコット&チアによるパフォーマンス
- ヴィーナス(読売ジャイアンツ・マスコットガール)は第1戦は21名全員、第2戦は冷牟田花恋と山田ありさが参加。
出場者
[編集 ]セントラル・リーグ | |||
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監督 | 緒方孝市 | 広島 | |
コーチ | 小川淳司 | ヤクルト | |
原辰徳 | 巨人 | ||
先発投手 | 大瀬良大地 ※(注記) | 広島 | 2 |
中継投手 | ジョンソン | 阪神 | 初 |
抑え投手 | 山﨑康晃 | DeNA | 5 |
投手 | 床田寛樹 | 広島 | 初 |
フランスア | 広島 | 初 | |
マクガフ ▲さんかく | ヤクルト | 初 | |
山口俊 | 巨人 | 4(1) | |
菅野智之 | 巨人 | 7 | |
今永昇太 | DeNA | 初 | |
柳裕也 | 中日 | 初 | |
藤川球児 | 阪神 | 9 | |
青柳晃洋 | 阪神 | 初 | |
捕手 | 梅野隆太郎 ※(注記) | 阪神 | 2 |
會澤翼 | 広島 | 3 | |
中村悠平 | ヤクルト | 5 | |
原口文仁☆ | 阪神 | 2 | |
一塁手 | 岡本和真 | 巨人 | 2 |
ロペス ※(注記) | DeNA | 3 | |
二塁手 | 山田哲人 ※(注記) | ヤクルト | 5 |
三塁手 | 村上宗隆 | ヤクルト | 初 |
高橋周平 ※(注記) | 中日 | 初 | |
遊撃手 | 坂本勇人 ※(注記) | 巨人 | 11 |
内野手 | 菊池涼介 | 広島 | 6 |
京田陽太 | 中日 | 初 | |
外野手 | 鈴木誠也 ※(注記) | 広島 | 4 |
近本光司 | 阪神 | 初 | |
筒香嘉智 ※(注記) | DeNA | 5 | |
丸佳浩 ※(注記) | 巨人 | 6 | |
神里和毅 | DeNA | 初 |
パシフィック・リーグ | |||
---|---|---|---|
監督 | 辻発彦 | 西武 | |
コーチ | 工藤公康 | ソフトバンク | |
栗山英樹 | 日本ハム | ||
先発投手 | 千賀滉大 ※(注記) | ソフトバンク | 3 |
中継投手 | 宮西尚生 | 日本ハム | 3 |
抑え投手 | 松井裕樹 | 楽天 | 3 |
投手 | 髙橋光成 | 西武 | 初 |
増田達至 ▲さんかく | 西武 | 2 | |
平井克典 | 西武 | 初 | |
高橋礼 | ソフトバンク | 初 | |
有原航平 | 日本ハム | 2 | |
山岡泰輔 | オリックス | 2 | |
山本由伸 | オリックス | 2 | |
二木康太 | ロッテ | 2 | |
美馬学 | 楽天 | 2 | |
捕手 | 森友哉 ※(注記) | 西武 | 3 |
甲斐拓也 | ソフトバンク | 2 | |
一塁手 | 山川穂高 ※(注記) | 西武 | 2 |
二塁手 | 浅村栄斗 ※(注記) | 楽天 | 7 |
三塁手 | レアード | ロッテ | 3 |
松田宣浩 ※(注記) | ソフトバンク | 9(1) | |
遊撃手 | |||
内野手 | 源田壮亮 ▲さんかく | 西武 | 3 |
グラシアル ▲さんかく | ソフトバンク | 初 | |
鈴木大地 | ロッテ | 5 | |
茂木栄五郎 | 楽天 | 2(1) | |
銀次 | 楽天 | 2 | |
外野手 | 秋山翔吾 ※(注記) | 西武 | 5 |
吉田正尚 ※(注記) | オリックス | 2 | |
西川遥輝 ※(注記) | 日本ハム | 2 | |
荻野貴司 | ロッテ | 2(1) | |
指名打者 | 近藤健介 | 日本ハム | 3(1) |
デスパイネ ※(注記) | ソフトバンク | 3 |
- 太字はファン投票による出場、※(注記)印は選手間投票による出場、☆印はプラスワン投票による出場。▲さんかくは出場辞退選手発生による補充選手、他は監督推薦による出場。
- 数字は選抜回数。カッコ内数字は上記回数中故障等のため不出場の回数。
試合結果
[編集 ]試合 | 日付 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | MVP | 開催球場 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1戦 | 7月12日 | パ・リーグ | 6 - 3 | セ・リーグ | 森友哉 | 東京ドーム |
第2戦 | 7月13日 | パ・リーグ | 3 - 11 | セ・リーグ | 近本光司 | 阪神甲子園球場 |
第1戦
[編集 ]スコア
[編集 ]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パシフィック・リーグ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 | 9 | 1 |
セントラル・リーグ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 9 | 0 |
出場選手
[編集 ]- 打順
|
|
- 投手
|
|
表彰選手
[編集 ]- MVP
- 森友哉(西武)
- 敢闘選手賞
- 山川穂高(西武)、山本由伸(オリックス)、原口文仁(阪神)
第2戦
[編集 ]スコア
[編集 ]1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パシフィック・リーグ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 |
セントラル・リーグ | 2 | 6 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 11 | 20 | 2 |
出場選手
[編集 ]- 打順
|
|
- 投手
|
|
表彰選手
[編集 ]- MVP
- 近本光司(阪神)
- 1回に山岡から先頭打者本塁打、2回に髙橋光から二塁打、3回に美馬から単打、7回に高橋礼から三塁打を放ち、1992年第2戦(千葉マリンスタジアム)での古田敦也(ヤクルト)以来オールスター史上2人目のサイクルヒットを達成。なお、5回にも平井から二塁打を放ち、5安打。1試合5安打は球宴タイ記録。新人の先頭打者ホームランは史上初。阪神の野手でのMVPは2013年第2戦の新井貴浩以来6年ぶり12人目。
- 敢闘選手賞
- 筒香嘉智(DeNA)、高橋周平(中日)、吉田正尚(オリックス)
- マイナビ賞&Twitter賞
- 原口文仁(阪神)
- 第1戦で山本由から2ラン本塁打、第2戦髙橋光からソロ本塁打。
ホームランダービー
[編集 ]
1回戦
準決勝
決勝
第1試合(7月12日)
坂本勇人
4
第3試合(7月12日)
レアード
2
坂本勇人
3
第2試合(7月12日)
吉田正尚
4
村上宗隆
4
第7試合(7月13日)
吉田正尚
5
吉田正尚
3
第4試合(7月13日)
鈴木誠也
4
筒香嘉智
6(5)
第6試合(7月13日)
山川穂高
6(2)
筒香嘉智
4
第5試合(7月13日)
鈴木誠也
5
鈴木誠也
4
森友哉
3
- 優勝
- 鈴木誠也(広島)
- 日産ノート e-POWER賞(平均打球速度最速選手)
- 鈴木誠也(広島)
- 記録:平均165km/h
テレビ中継
[編集 ]テレビ番組・中継内での各種情報 (終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 検証可能性 に基づき除去される場合があります。
- 第1戦
- 第2戦
- テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫
- 18:30 - 20:54(延長なし)
- BS朝日
- 17:25 - 18:30(ホームランダービー)・20:54 - 21:30(リレー中継)
- テレ朝チャンネル2(CS)
- 17:25 - 18:30 ※(注記)ホームランダービーのみ
- テレビ朝日(EX)≪テレビ朝日系列≫
ラジオ中継
[編集 ]ラジオ番組・中継内での各種情報 (終了した番組・中継を含みます)は、CDなどでの販売や公式なアーカイブなど常に参照可能な状態のネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 検証可能性 に基づき除去される場合があります。
- 第1戦
- 第2戦
- 朝日放送ラジオ(ABC)≪NRN...STV・SF・RCC・KBC他≫
- 毎日放送(MBS)≪非NRN扱い...HBC・LF・CBC・RKB≫
インターネット配信
[編集 ]- 第1戦・第2戦
- AbemaTV
- 17:55 - 22:00(ホームランダービーから配信)
脚注
[編集 ]- ^ 第1戦の翌日に第90回都市対抗野球が開幕するため、開催準備も兼ねている。
- ^ 「巨人の本拠地球場」→「阪神の本拠地球場」の順に行われるのは1984年以来35年ぶりだが、この年は3試合制だったため、第1戦を当時の巨人の本拠地・後楽園球場、第2戦を甲子園の順で行われている(第3戦はナゴヤ球場で行われた)。
- ^ 公式戦が7月15日から再開されるため。
- ^ a b c "マイナビオールスターゲーム2019 出場選手変更のお知らせ". 日本野球機構 (2019年7月10日). 2019年7月10日閲覧。
- ^ a b c "マイナビオールスターゲーム2019 出場選手変更のお知らせ". 日本野球機構 (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
- ^ a b c "マイナビオールスターゲーム2019 出場選手変更のお知らせ". 日本野球機構 (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
- ^ a b c "マイナビオールスターゲーム2019 出場選手変更のお知らせ". 日本野球機構 (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
- ^ "「マイナビオールスターゲーム2019」出場選手変更のお知らせ". 日本野球機構. 2019年7月9日閲覧。
- ^ 【オールスターゲーム】 セントラル・リーグ vs パシフィック・リーグ 第1戦 日本野球機構
- ^ 【オールスターゲーム】 セントラル・リーグ vs パシフィック・リーグ 第2戦 日本野球機構
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]- マイナビオールスターゲーム2019 - NPB.jp 日本野球機構
1950年代 | |
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1960年代 | |
1970年代 | |
1980年代 | |
1990年代 | |
2000年代 | |
2010年代 | |
2020年代 |
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セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
優勝 | 読売ジャイアンツ | 2位 | 横浜DeNAベイスターズ | 優勝 | 埼玉西武ライオンズ | 2位 | 福岡ソフトバンクホークス |
3位 | 阪神タイガース | 4位 | 広島東洋カープ | 3位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 4位 | 千葉ロッテマリーンズ |
5位 | 中日ドラゴンズ | 6位 | 東京ヤクルトスワローズ | 5位 | 北海道日本ハムファイターズ | 6位 | オリックス・バファローズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 :CSファイナル敗退 | |||||||