中七海
中 七海 女流三段 | |
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名前 | 中 七海 |
生年月日 | (1998年08月07日) 1998年 8月7日(26歳) |
プロ入り年月日 | 2024年11月1日(26歳) |
女流棋士番号 | 91 |
出身地 | 兵庫県 |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 井上慶太 |
段位 | 女流三段 |
女流棋士DB | 中 七海 |
2024年11月1日現在 | |
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中 七海(なか ななみ、1998年 8月7日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士 [1] 。女流棋士番号は91[1] 。井上慶太九段門下[1] 。兵庫県 神戸市出身[1] 。
元奨励会員で[1] [2] 、女性として3人目の三段昇段者[2] 。年齢制限により奨励会を退会し[3] 、2024年11月より女流棋士に転向[1] 。
棋歴
[編集 ]将棋を覚えたのは小学1年生のとき[4] 。
小学生倉敷王将戦では2007年(低学年の部)、2008年(高学年の部)の2年連続で兵庫県代表となる[4] 。
2008年9月7日、第2回小学生女流将棋名人戦・全国大会で優勝[5] 。
翌2009年8月23日、第3回小学生女流将棋名人戦・全国大会で優勝・2連覇[6] 。
小学生将棋名人戦では、2008年から2010年まで3年連続で兵庫県代表となる[7] [8] [9] 。2010年の(第35回)ではベスト4入りを果たした[10] 。同大会で女性がベスト4以上に進出するのは中井広恵(第6回・準優勝)、伊藤沙恵(第29回・ベスト4)に続き、中が3人目であった[11] 。決勝大会では、後に棋士となる山川泰熙(当時小学5年)に敗れた。
2010年11月には関西研修会のC1クラスに在籍[12] 。
2011年4月17日、第1期女流王座戦のアマ西日本大会を勝ち抜き、一次予選出場アマ3名の一人となる[13] 。翌5月21日に行なわれた一次予選では、1回戦で山下カズ子女流五段に勝利したが、2回戦(決勝)で松尾香織女流初段に敗退した(女流棋戦 通算1勝1敗)[14] 。
2020年 9月20日、関西奨励会にて12勝4敗の成績を上げ三段に昇段[2] 。女性奨励会員の三段昇段は、2015年 12月の西山朋佳以来3人目となる。
2024年9月、満26歳の年齢制限を迎えて臨んだ第75回三段リーグ(2024年度前期)において、18戦中10勝以上(勝ち越し)の成績で残留(退会期限延長)となるところを8勝10敗の成績で終え、この期限りでの奨励会退会が決まった[3] 。
三段リーグ参加期間は4年(計8期)、最高成績は第72回(2022年度後期・通算5期目)の10勝8敗、三段リーグの通算成績は62勝82敗。
2024年9月を以って奨励会を退会するにあたり、日本将棋連盟に「女流棋士への資格申請書」を提出[1] 。これにより2024年11月1日付で女流棋士へと転向[1] 。女流棋士としての段級位は、奨励会規定「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」により女流三段となった[1] 。
人物
[編集 ]実兄はアマチュア強豪の中拓海[15] 。
昇段履歴
[編集 ]- 奨励会
- 2011年09月24日 : 関西奨励会 入会 [2] [16]
- 2018年04月01日 : 初段 [2]
- 2020年02月02日 : 二段 [2]
- 2020年09月20日 : 三段(第68回奨励会三段リーグ戦〈2020年度後期〉から参加) [2]
- 2024年09月00日 : 奨励会 退会(第75回三段リーグ戦〈2024年度前期〉まで参加。最高位、退会時ともに三段)[3]
- 女流棋士
主な成績
[編集 ]女流棋士成績
[編集 ]2024年11月からのプロ入りのため、2024年10月31日時点で女流棋士としての成績なし。
アマチュア時代の戦績
[編集 ]- 女流公式棋戦
プロアマ戦 1勝1敗
- アマチュア参加棋戦
- 2007年
- 小学生倉敷王将戦(低学年の部)兵庫県代表[4]
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2011年
脚注
[編集 ]- ^ a b c d e f g h i j 「中七海さんが11月から女流棋士三段に|将棋ニュース」『日本将棋連盟』2024年10月4日。
- ^ a b c d e f g h 「中七海奨励会員、奨励会三段に」『日本将棋連盟』2020年9月24日。
- ^ a b c 「中七海三段 26歳年齢制限で奨励会退会 三段リーグ戦負け越し」『毎日新聞』2024年9月7日。2024年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ a b c d 「第16回GSPカップ 出場選手紹介」『LPSA 日本女子プロ将棋協会』2008年9月15日。
- ^ a b 「第2回小学生女流将棋名人戦・全国大会」『LPSA 日本女子プロ将棋協会』2008年9月7日。
- ^ a b 「第3回小学生女子名人戦結果」『LPSA 日本女子プロ将棋協会』2009年8月23日。
- ^ a b 「第33回小学生将棋名人戦【代表選手一覧】」『日本将棋連盟』。
- ^ a b 「第34回小学生将棋名人戦【代表選手一覧】」『日本将棋連盟』。
- ^ a b 「第35回小学生将棋名人戦【代表選手一覧】」『日本将棋連盟』。
- ^ a b 「第35回小学生将棋名人戦【決勝大会】」『日本将棋連盟』。
- ^ 小学生名人戦準優勝 レジェンド・中井広恵女流六段が、稚内から上京して内弟子になった小6のころ-文春オンライン(2020年11月4日)2022年1月17日閲覧
- ^ 「関西研修会」『関西将棋会館/日本将棋連盟』。2010年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ a b 「最終結果」『リコー杯女流王座戦中継ブログ/日本将棋連盟』2011年4月17日。
- ^ a b 「▲さんかく中-△しろさんかく松尾戦は松尾女流初段勝利」『リコー杯女流王座戦中継ブログ/日本将棋連盟』2011年5月21日。
- ^ 結果に結びつけられるように〜芦屋将棋サロン〜株式会社いつつ
- ^ 「関西奨励会」『関西将棋会館/日本将棋連盟』。2011年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。
外部リンク
[編集 ]- 中七海 - 女流棋士データベース
タイトル保持者 【4名】 |
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女流五段 【 3名】 | |||||||
女流四段 【 8名】 | |||||||
女流三段 【11名】 | |||||||
女流二段 【20名】 | |||||||
女流初段 【19名】 | |||||||
女流1級 【 9名】 | |||||||
女流2級 【 7名】 | |||||||
現役女流棋士 全81名(2024年11月11日時点)/ △しろさんかくは2024年度の昇段 詳細は将棋の女流棋士一覧を参照。 / 引退者については「Template:将棋の引退女流棋士」を参照。 |
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