コータン語
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(サカ語から転送)
コータン語 | |
---|---|
話される国 | ホータン王国 |
地域 | タリム盆地 |
民族 | サカ |
消滅時期 | 11世紀 |
言語系統 | |
表記体系 | ブラーフミー文字、カローシュティー文字 |
言語コード | |
ISO 639-2 |
kho |
ISO 639-3 |
kho |
Linguist List |
kho |
テンプレートを表示 |
コータン語(コータンご、英: Khotanese )は、中期イラン語群に属する言語である。古代仏教王国のホータン王国で使用されていた言語である。ホータン語、ホータン・サカ語とも称する。
概要
[編集 ]コータン語はホータン地域および敦煌から発見された大量の文献によって知られる[1] 。これらは主に仏教関係の文献で、時代は5世紀から10世紀にわたる。
コータン語はブラーフミー文字の一種で書かれるが、文字の音価は完全には判明していない。コータン語の文字で漢字音を記した資料がある[2] 。
コータン語に近い言語としては、トゥムシュク近くで発見されたわずかな断簡から知られる「トゥムシュク・サカ語」がある。
脚注
[編集 ][脚注の使い方]
- ^ Maggi, Mauro (2008). Khotan iv. Khotanese Literature. Encyclopaedia Iranica. http://www.iranicaonline.org/articles/khotanese-literature
- ^ 水谷真成「Brāhmī 文字転写『羅什訳金剛経』の漢字音」『中国語史研究』三省堂、1994年、356-390頁。ISBN 4385355185。
参考文献
[編集 ]- Bailey, H W (1979) Dictionary of Khotan Saka, Cambridge University Press ISBN 978-0-52114250-2
関連項目
[編集 ]外部リンク
[編集 ]
祖語 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インド語群 |
| ||||||||||||||
ヌーリスターン語群 | |||||||||||||||
イラン語群 |
| ||||||||||||||
カテゴリ カテゴリ |
スタブアイコン
この項目は、言語学に関連した書きかけの項目 です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ウィキポータル 言語学)。