アンナ・フセヴォロドヴナ (トゥーロフ公妃)
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アンナ・フセヴォロドヴナ Анна Всеволодовна | |
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出生 |
12世紀 |
死去 |
1190年以降 |
配偶者 | トゥーロフ公 ユーリー |
子女 | 一覧参照 |
家名 | リューリク家 |
父親 | グロドノ公フセヴォロドコ |
母親 | アガフィヤ・ウラジミロヴナ |
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アンナ・フセヴォロドヴナ(ロシア語: Анна Всеволодовна)は、グロドノ公 フセヴォロドコの娘である。母はキエフ大公 ウラジーミル・モノマフの娘アガフィヤ。
1144年、ピンスク公(後にトゥーロフ公)ユーリーと結婚した[1] 。事績はほぼ不明であるが、1190年の、自身の末子ヤロポルクの結婚式に関する記述の中に言及されており、この年にまだ存命であったことが判明している。
子女
[編集 ]- イヴァン - トゥーロフ公。
- スヴャトポルク - ピンスク公(1168年 - ?)、トゥーロフ公(1170年以降 - ?)。
- ヤロスラフ - クレツク公(1168年 - ?)、ピンスク公(1183年)。
- グレプ(ミハイル) - ドゥブロヴィツァ公(1168年 - 1190年)、トゥーロフ公(1190年 - 1195年)。
- ヤロポルク - グロドノ公(1168年 - ?)、ピンスク公(1190年)。
- アンナ - キエフ大公リューリク2世と結婚[2] 。
- マルフリダ - ルーツク公フセヴォロドと結婚。
出典
[編集 ]- ^ 中澤敦夫, 藤田英実香「『イパーチイ年代記』翻訳と注釈(2) : 『キエフ年代記集成』(1118〜1146年)」『富山大学人文学部紀要』第62巻、富山大学人文学部、2015年2月、333頁、CRID 1390290699783145728、doi:10.15099/00000305、hdl:10110/13459 、ISSN 03865975。
- ^ Анна (имя жен и дочерей русских князей и государей) // Малый энциклопедический словарь Брокгауза и Ефрона: В 4 томах. — СПб., 1907—1909.