コンテンツにスキップ
Wikipedia

道璿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

道璿(どうせん、702年(長安2年) - 760年 5月7日(天平宝字4年4月18日))は、中国 代の僧。

略歴

[編集 ]

洛陽大福先寺に住して定賓(じょうひん)に戒律を、北宗系ので二祖とされる普寂に禅と華厳教学を学んだ。

入唐した僧栄叡普照の要請により、鑑真に先だち戒律を将来するために日本に招かれ、736年(開元24年、天平8年)インド出身の僧菩提僊那やベトナム出身の僧仏哲と来日する。

渡来後の道璿は、北宗禅を広めるため、大安寺に「禅院」を設置し、戒律では『梵網経疏』を撰した。また、天台宗にも精通していた。

後に、吉野の比蘇山寺に入り、修禅に精励し、山岳修験者にも少なからぬ影響を与えたとされる。

影響

[編集 ]

弟子には行表(722年 - 797年)らが出た。なお、行表は、最澄の師である。最澄の「四種相承」(天台・密教・禅宗・大乗戒)の思想は、道璿が伝えた玉泉天台(荊州 玉泉寺の天台)の影響とされる。


三論宗
教学
歴史
伝来
中興
宗派
成実宗
教学
経論
歴史
法相宗
教学
経論
所依六経
十一論
歴史
伝来
  • 宗派のアラビア数字が伝来順
著名な僧
宗派
南寺伝
北寺伝
倶舎宗
教学
経論
歴史
華厳宗
教学
経論
歴史
伝来
著名な僧
律宗
教学
歴史
伝来
著名な僧

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /