禅
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禅(ぜん)
仏教
[編集 ]仏教用語として「心が動揺することのなくなった状態」を意味する サンスクリット語「ध्यान( dhyāna、ディヤーナ)」の音写。
- 禅定(禅那) - 修行で目指す精神 状態。類義語として、三昧(さんまい)や定(じょう)と訳されるサマーディ(巴、梵: samādhi)がある。
- 禅宗 - 中国で発達した大乗仏教の宗派 [1] [2] 。
- 形式禅-形を決めて特定の時間を設けて行う禅の姿勢 例:座禅(座って行う禅、亜流として椅子禅)、立禅(立って行う禅)、歩行禅(歩きながら行う禅)、寝禅(シンゼン/横になって行う禅)
- 実質禅(自由禅)-形式に捉われずに日常の中で行う禅の姿勢 例:食禅(食を通して行う禅)、作務禅(日常生活に必要な全てのことを通して禅)
- 座禅 - 座して行う修行で、禅宗における修行の中心とされる[3] 。
そのほか
[編集 ]- 禅譲 - 天子が皇位を(他人に)譲ること。
- 禅 ZEN - 鎌倉時代初期の禅僧であり、曹洞宗の開祖である道元 禅師の生涯を描いた、2009年 1月10日公開の日本映画。
- ZEN - 日本のお笑いコンビ。旧名称は禅(ぜん・読みは同じ)。
脚注
[編集 ]- ^ 『広辞苑』「禅」
- ^ デジタル大辞泉「禅」 - goo辞書
- ^ 『大辞林』「禅」
関連項目
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