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[[2012年]][[1月]][[22日]]、[[ドキュメンタリー]][[作家]][[上原正稔]]氏が沖縄の大手メディアである[[琉球新報]]を言論封殺であるとして訴えた「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の内情を沖縄県下の新聞としては初めて、江崎孝氏 ([http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925 ブログ狼魔人日記]管理人) 投稿の形で掲載した<ref name="blog">{{Cite web |author= 八重山日報 |coauthors= 江崎孝 (ブログ狼魔人日記管理人) |date= 2012年01月22日| url = http://www.yaeyama-nippo.com/2012/03/21/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E4%B8%8A%E5%8E%9F%E6%AD%A3%E7%A8%94%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6%EF%BC%92-%E7%AC%AC%EF%BC%96%E5%9B%9E%E5%8F%A3%E9%A0%AD%E5%BC%81%E8%AB%96%E5%82%8D%E8%81%B4%E8%A8%98%E2%91%A0-%E6%B1%9F%E5%B4%8E-%E5%AD%9D/ |title= ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦 R紙の言論封殺との戦い 江崎孝|accessdate= 2013年04月15日}}</ref><ref name="blogpdf">{{Cite web |date= 2012年01月22日|url=http://ueharashonen.web.fc2.com/pdf/yaeyama_20120122.pdf |title= ドキュメンタリー作家上原正稔の戦い |format=PDF |publisher= 江崎孝 |accessdate=2013年04月19日}}</ref>。
[[2012年]][[1月]][[22日]]、[[ドキュメンタリー]][[作家]][[上原正稔]]氏が沖縄の大手メディアである[[琉球新報]]を言論封殺であるとして訴えた「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の内情を沖縄県下の新聞としては初めて、江崎孝氏 ([http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925 ブログ狼魔人日記]管理人) 投稿の形で掲載した<ref name="blog">{{Cite web |author= 八重山日報 |coauthors= 江崎孝 (ブログ狼魔人日記管理人) |date= 2012年01月22日| url = http://www.yaeyama-nippo.com/2012/03/21/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E4%B8%8A%E5%8E%9F%E6%AD%A3%E7%A8%94%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6%EF%BC%92-%E7%AC%AC%EF%BC%96%E5%9B%9E%E5%8F%A3%E9%A0%AD%E5%BC%81%E8%AB%96%E5%82%8D%E8%81%B4%E8%A8%98%E2%91%A0-%E6%B1%9F%E5%B4%8E-%E5%AD%9D/ |title= ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦 R紙の言論封殺との戦い 江崎孝|accessdate= 2013年04月15日}}</ref><ref name="blogpdf">{{Cite web |date= 2012年01月22日|url=http://ueharashonen.web.fc2.com/pdf/yaeyama_20120122.pdf |title= ドキュメンタリー作家上原正稔の戦い |format=PDF |publisher= 江崎孝 |accessdate=2013年04月19日}}</ref>。
上原氏は[[琉球新報]]から[[沖縄戦]]を主題とした連載作品を[[2006年]][[4月]]から年末に掛けて、第一話「戦争を生き残った者の記録」(全147回) を掲載した。しかし、[[2007年]][[5月]]末から始まった第二話「'''パンドラの箱を開ける時'''」の連載開始冒頭に(削除) 「 (削除ここまで)第二話 [[慶良間]]で何が起きたのかは今、世間の注目を浴びている"[[沖縄戦における集団自決|集団自決]]"について[[アメリカ合衆国|アメリカ]]兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう。(削除) 」 (削除ここまで)と予告したところ、突如琉球新報担当者から掲載の拒否を言い渡された<ref name="kerama">{{Cite web |author= 八重山日報 |coauthors= 上原正稔 |date= 2012年04月26日| url = http://www.yaeyama-nippo.com/2012/04/26/%E6%85%B6%E8%89%AF%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%95%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%91%A0-%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%82%92%E6%87%B8%E3%81%91%E3%81%9F%E6%88%A6%E3%81%84-%E4%B8%8A%E5%8E%9F-%E6%AD%A3%E7%A8%94/ |title= 慶良間で何が起きたのか|accessdate= 2013年04月15日}}</ref>。その後4ヶ月の休載後、集団自決に言及した「慶良間で何が起きたのか」は飛ばして連載が再開し、2008年8月に(削除) 連載は終わる<ref name="kerama" />。 (削除ここまで)連載終了を琉球新報から言い渡され(削除) た (削除ここまで)時、上原氏は再度掲載を申し入れるが(削除) 琉球新報より (削除ここまで)拒否され(削除) る。 (削除ここまで)またそのことを発表しようとする記者会見を行うことも「やめてくれ」と琉球新報より言われる<ref name="kerama" />。(削除) とすると (削除ここまで)そのため[[2011年]][[1月]][[31日]]上原氏は[[日本国憲法|憲法]]で保障された[[言論の自由]]を侵害されたとして[[琉球新報社]]を[[提訴]]する<ref>{{Cite web |date= 2012年04月26日|url= http://ueharashonen.web.fc2.com/pdf/yaeyama_20120426-0501.pdf |title= 慶良間で何が起きたのか - 人間の尊厳を懸けた戦い|format=PDF |publisher= 上原正稔 |accessdate=2013年04月17日}}</ref>。その後、この掲載拒否事件は沖縄県下の大手メディアでは一切報道されることはなかったが (沖縄の文芸誌うえそら文藝や月刊誌「[[WiLL (雑誌)|Will]]」の中で"これが沖縄の言論封殺だ"という題で触れられたことはある) が、沖縄の日刊紙では八重山日報が初めて報道した<ref name="blog" /><ref name="blogpdf" />。
上原氏は[[琉球新報]]から[[沖縄戦]]を主題とした連載作品を(追記) 依頼され、 (追記ここまで)[[2006年]][[4月]]から年末に掛けて、第一話「戦争を生き残った者の記録」(全147回) を(追記) 同紙に (追記ここまで)掲載した。しかし、[[2007年]][[5月]]末から始まった第二話「'''パンドラの箱を開ける時'''」の連載開始冒頭に(追記) <blockquote> (追記ここまで)第二話 [[慶良間]]で何が起きたのかは今、世間の注目を浴びている"[[沖縄戦における集団自決|集団自決]]"について[[アメリカ合衆国|アメリカ]]兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう。(追記) </blockquote> (追記ここまで)と予告したところ、突如琉球新報担当者から掲載の拒否を言い渡された<ref name="kerama">{{Cite web |author= 八重山日報 |coauthors= 上原正稔 |date= 2012年04月26日| url = http://www.yaeyama-nippo.com/2012/04/26/%E6%85%B6%E8%89%AF%E9%96%93%E3%81%A7%E4%BD%95%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%91%A0-%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B0%8A%E5%8E%B3%E3%82%92%E6%87%B8%E3%81%91%E3%81%9F%E6%88%A6%E3%81%84-%E4%B8%8A%E5%8E%9F-%E6%AD%A3%E7%A8%94/ |title= 慶良間で何が起きたのか|accessdate= 2013年04月15日}}</ref>。その後4ヶ月の休載後、集団自決に言及した「(追記) [[ (追記ここまで)慶良間(追記) 諸島|慶良間]] (追記ここまで)で何が起きたのか」は飛ばして連載が再開し、(追記) [[ (追記ここまで)2008年(追記) ]][[ (追記ここまで)8月(追記) ]] (追記ここまで)に連載終了を琉球新報から言い渡され(追記) 、連載は終了する。連載終了 (追記ここまで)時、上原氏は再度(追記) 「慶良間で何が起きたのか」の (追記ここまで)掲載を申し入れるが拒否され(追記) 、 (追記ここまで)またそのことを発表しようとする記者会見を行うことも「やめてくれ」と琉球新報より言われる<ref name="kerama" />。そのため[[2011年]][[1月]][[31日]]上原氏は[[日本国憲法|憲法]]で保障された[[言論の自由]]を侵害されたとして[[琉球新報社]]を[[提訴]]する<ref>{{Cite web |date= 2012年04月26日|url= http://ueharashonen.web.fc2.com/pdf/yaeyama_20120426-0501.pdf |title= 慶良間で何が起きたのか - 人間の尊厳を懸けた戦い|format=PDF |publisher= 上原正稔 |accessdate=2013年04月17日}}</ref>。その後、この掲載拒否事件は沖縄県下の大手メディアでは一切報道されることはなかったが (沖縄の文芸誌うえそら文藝や月刊誌「[[WiLL (雑誌)|Will]]」の中で"これが沖縄の言論封殺だ"という題で触れられたことはある) が、沖縄の日刊紙では八重山日報が初めて報道した<ref name="blog" /><ref name="blogpdf" />。
この一方的な掲載拒否問題の原因について、八重山日報への投稿者である江崎氏はその投稿の中で<blockquote>当時の ([[2007年]]) 社会的背景を知るものなら、だれでも容易に想像できる。当時、[[大江健三郎]]・[[岩波書店]]を被告とする"[[大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判|沖縄集団自決訴訟]]"が係争中であり、[[被告]]である岩波書店がR紙に連載中の「パンドラの箱が開く時」に注目していたとしても想像に難くはない。</blockquote>
この一方的な掲載拒否問題の原因について、八重山日報への投稿者である江崎氏はその投稿の中で<blockquote>当時の ([[2007年]]) 社会的背景を知るものなら、だれでも容易に想像できる。当時、[[大江健三郎]]・[[岩波書店]]を被告とする"[[大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判|沖縄集団自決訴訟]]"が係争中であり、[[被告]]である岩波書店がR紙に連載中の「パンドラの箱が開く時」に注目していたとしても想像に難くはない。</blockquote>
2013年4月21日 (日) 13:22時点における版
八重山日報社(やえやまにっぽうしゃ)は沖縄県 石垣市に本社を置いている新聞社。沖縄県八重山諸島を対象とする地域新聞、八重山日報を発行している。かつて沖縄タイムスの社会部長などを歴任したジャーナリスト宮良長欣 (みやら ちょうきん) が、1977年に設立した[1] 。
八重山諸島を発行対象地域にしている他の新聞社に八重山毎日新聞もあり、県紙を含めると4紙が競合している。近年は沖縄県内メディアとしては特異な右派・保守的論調で、他紙と一線を画している[2] 。
会社概要
特色・その他特集など
沖縄の地元大手メディアは反日 左翼的な反戦平和・反米姿勢の報道をしており、多くの県民が洗脳状態にあるなか、それらの沖縄世論とは一線を画した公正中立な報道姿勢を貫いていると編集長の仲新城誠は産経新聞の2013年4月の取材に答えている[2] 。
尖閣諸島問題
尖閣諸島は石垣市に属する島なので、尖閣諸島領有権問題は特に力を入れて最前線で報道をしている。
2012年 9月には惠隆之介が、当時東京都知事の石原慎太郎のインタビューも行った[4] 。また、領有権問題に対する歴史的資料も多く取材し、報道しており、2012年8月には長崎純心大学の石井望 准教授が、中国の主張の一つである「明の時代は中国領だった」とする論が誤りである、とする発見をしたことも八重山日報が報道した[5] 。
八重山地区教科書問題
2011年の八重山地区で育鵬社版の中学校 公民教科書が採択答申された後の八重山教科書問題では教科書問題取材班を作り、中立な報道に務め特集記事を組んだ[6] 。従来の沖縄の教科書採択が現場教員の採択調査員のランク付け報告書をもとに採択答申をしており、事実上教職員が教科書を選択している(一種絞り込み)ことを明らかにした[1] 。また、8月2日に沖縄県教委義務教育課長の狩俣智が、大手マスメディアの反対キャンペーンに押される形で、本来中立を保たれるはずの採択協議会に日程の延期とメンバーの追加という不当介入を行ったことを紙面で明らかにした[1] 。
パンドラの箱掲載拒否問題
2012年 1月 22日、ドキュメンタリー 作家 上原正稔氏が沖縄の大手メディアである琉球新報を言論封殺であるとして訴えた「パンドラの箱掲載拒否訴訟」の内情を沖縄県下の新聞としては初めて、江崎孝氏 (ブログ狼魔人日記管理人) 投稿の形で掲載した[7] [8] 。
上原氏は琉球新報から沖縄戦を主題とした連載作品を依頼され、2006年 4月から年末に掛けて、第一話「戦争を生き残った者の記録」(全147回) を同紙に掲載した。しかし、2007年 5月末から始まった第二話「パンドラの箱を開ける時」の連載開始冒頭に
第二話 慶良間で何が起きたのかは今、世間の注目を浴びている"集団自決"についてアメリカ兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう。
と予告したところ、突如琉球新報担当者から掲載の拒否を言い渡された[9] 。その後4ヶ月の休載後、集団自決に言及した「慶良間で何が起きたのか」は飛ばして連載が再開し、2008年 8月に連載終了を琉球新報から言い渡され、連載は終了する。連載終了時、上原氏は再度「慶良間で何が起きたのか」の掲載を申し入れるが拒否され、またそのことを発表しようとする記者会見を行うことも「やめてくれ」と琉球新報より言われる[9] 。そのため2011年 1月 31日上原氏は憲法で保障された言論の自由を侵害されたとして琉球新報社を提訴する[10] 。その後、この掲載拒否事件は沖縄県下の大手メディアでは一切報道されることはなかったが (沖縄の文芸誌うえそら文藝や月刊誌「Will」の中で"これが沖縄の言論封殺だ"という題で触れられたことはある) が、沖縄の日刊紙では八重山日報が初めて報道した[7] [8] 。
この一方的な掲載拒否問題の原因について、八重山日報への投稿者である江崎氏はその投稿の中で
当時の (2007年) 社会的背景を知るものなら、だれでも容易に想像できる。当時、大江健三郎・岩波書店を被告とする"沖縄集団自決訴訟"が係争中であり、被告である岩波書店がR紙に連載中の「パンドラの箱が開く時」に注目していたとしても想像に難くはない。
と考察している[11] [8] 。
ゼロ校時報酬問題
2012年 4月 17日には、八重山地区の県立高等学校が「ゼロ校時」と呼ばれる早朝講座を行い、教員が無承認で保護者(PTA)から報酬を受け取っていた、ゼロ校時問題を沖縄県内の新聞としては唯一報道した[12] 。
関連項目
脚注
外部リンク
