よくあるご質問

調査全般

ここから調査の目的は何ですか?

ここから調査は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の体験やこれらの災害による避難生活により、多くの方が不安やストレスを抱えていることから、県民のこころやからだの健康状態と生活習慣などを正しく把握し、一人ひとりに寄り添った保健・医療・福祉に係る適切なケアを提供することを目的として実施しています。

個人情報の取り扱いについて教えてください。

本調査票に記載された個人情報は、県民健康調査において使用するほか、震災時にお住まいだった市町村や現在お住まいの市町村等に情報提供する場合がございます。調査への回答や結果、回答に基づく支援内容等については、学術的研究目的の利用及び公表(統計処理等)をしますが、個人が特定される形で公表することはありません。

昨年も答えたのに、なぜ、また同じものが送られてくるのですか?

毎年、同じ質問を繰り返し尋ねることで、皆様の「こころ」と「からだ」の様子を長期にわたり見守り、健康状態の経過をとらえるためにお送りしています。
また、回答いただいた方には個人結果通知書をお送りし、普段の生活では気付きにくい「こころ」や「からだ」の変化について、チェックできる機会としていただけます。

令和6年度調査は、いつ頃を予定しているのですか?

令和7年1月末頃から調査票を発送します。

ここから調査の対象者はどのような方ですか? 県内外に住所を変更しても調査は継続するのですか?

(1)平成23年3月11日から平成24年4月1日までに対象地域に住民登録をしていた方、及び(2)実施年度の4月1日時点で対象地域に住民登録のあった方が対象となっています。(1)の方については、県内外へ住所を変更されても調査は継続いたします。

(注記)対象地域:平成23年時に避難区域等に指定された市町村等
広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村、南相馬市、田村市、川俣町、伊達市の一部(特定避難勧奨地点の属する区域)

だれが回答してもいいのでしょうか?

調査票の表紙に印字されている宛名をご確認の上、ご本人がご回答ください。ただし、対象の方が未成年者(18歳未満)の場合には、下記のようにご対応ください。

  1. 0歳〜3歳、4歳〜6歳、小学生の場合
    保護者の方がご記入ください。
  2. 中学生の場合
    ご本人に記入していただく部分と、保護者の皆さまに記入していただく部分がございます。保護者の方の同意が必要になりますので、表紙の保護者署名欄に保護者の方の署名をお願いします。
  3. それ以外の場合
    保護者の方の同意が必要になりますので、表紙の保護者署名欄に署名の上、ご本人がご記入ください。

また、成人されている方で、ご自身で記入できない場合(高齢、けがなど)、家族または同居されている方に代筆いただけます。

「支援」はどのようなもので、どのように行われるのですか?

回答内容から、こころの健康及び生活習慣上、相談・支援が必要と思われる方には、公認心理師、保健師、看護師等からなる「ここから健康支援チーム」が電話支援等を行っています。また、継続的な支援が必要と思われる方には、登録医師や避難先の市町村等と連携し、支援を行っています。

(注記)登録医師:福島県立医科大学が主催、または認定する講習会等で、災害時におけるメンタルヘルスや放射線治療に関する専門の講習会を受講した医師。

専門の医療機関を受診したい場合、紹介してもらえるのですか?

ご希望がありましたら、登録医師の紹介や受診できる医療機関の情報を提供しています。

(注記)登録医師:福島県立医科大学が主催、または認定する講習会等で、災害時におけるメンタルヘルスや放射線治療に関する専門の講習会を受講した医師。

登録医師の一覧表は公表していますか?

一覧表は公表していません。「ここから健康支援チーム」から登録医師をご紹介する際には、登録医師の紹介状と登録医師の一覧をご本人へ送付します。

登録医師の診察を受けた場合、受診料は無料になるのでしょうか?

登録医師による診療は、通常の保険診療となるため、医療費の一部はご本人のご負担となります。

調査票による調査で、こころの悩みを見つけることが本当にできるのですか?

質問紙だけで住民の方々の悩みがすべてわかることは決してありません。

ただ、うつや気分障害の有無や、それらの症状・サインがわかることがあります。その他、支援に必要な様々な情報が調査票でわかります。

電話相談だけで、こころの問題が解決するのでしょうか?

こころの問題に接する時、ほとんどの場合、まずはゆっくりお話を伺うところから始まります。例えば、誰にも話せなかったことをお話しいただくだけで気持ちが軽くなった、とおっしゃる方もおられます。

どうして放射線のリスクについて聞くのですか? 専門家ではないので答えられません。

専門的な知識をお尋ねするものではありません。放射線の健康リスクをどのように考えているかということが、こころやからだの健康に関係してくることもあるので、お伺いしております。

調査票や結果通知書が届かないのですが。

宛先不明などの理由によりお届けできていない可能性があります。大変恐れ入りますが、下記専用ダイヤルまでご連絡をお願いいたします。

個人結果通知書について

ここから調査の結果通知書が届きましたが、目的は何ですか?

調査にご回答いただいた方のこころの健康度や、生活習慣のおおよその状況を把握していただき、健康管理に役立てていただくことを目的としています。

調査結果は全員に通知されるのですか?

期限までにご回答いただいた方に、ご回答内容に基づいた「個人結果通知書」を作成し送付いたします。
令和5年度調査結果については、令和6年8月末日までにご回答いただいた方を対象に、7月以降回答順に2回に分けて発送する予定です。

結果通知書の帯グラフはどのように読みとればいいのですか?

帯グラフは調査実施年度とその前年度の2ヶ年分の結果を記載しています。各年度の判定結果とともに変化をみてください。なお、各年度の調査票に回答がない場合や回答していただいても必要項目に回答がない場合は、判定が空欄になっています。

すでに福島県立医科大学から、文書が送られてきている(あるいは、電話があった)が、今回送付された結果通知書と関係がありますか?

調査票のご回答内容から支援を要する可能性が高いと判断された場合には、文書をお送りさせていただくか、お電話をさし上げています。このたびお送りした結果通知書は、その判断のもととなった、調査票ご回答時のこころの健康度や生活習慣の状況をあらわしています。

これまでの結果はどうなっていますか?

子どもの身長・体重の全国平均データが平成12年度と古いのはなぜですか?

日本小児内分泌学会・日本成長学会合同標準値委員会より、当面日本人小児の体格を評価する際、平成12年度の身体測定値データから算出した基準値を標準値として用いることが妥当であるとの考えが示されているため、平成12年度の数値を使用しています。

参考

厚生労働省は10年毎に生後14日以上小学校就学前の乳児・幼児の、文部科学省は学校保健統計調査として毎年満5歳から17歳(4月1日現在)の幼児・児童の、性別年齢別小児身体計測値データを発表しています。すなわち、10年に1回、小児学童全年齢にわたる男女別、年齢別身体測定値を入手することが可能ですが、日本小児内分泌学会・日本成長学会合同標準値委員会において、当面、日本人小児の体格を評価する際、平成12年度の身体測定値データから算出した基準値を標準値として用いることが妥当であるとの考えが示されています。

家族の結果通知書は届きましたが、自分の通知書が届かないのはなぜですか?

調査票に関わる文書の送付停止を希望された場合や、ご回答いただいた時期により、結果通知書を送付しておりませんのでご了承ください。また、結果通知書に関わる質問にご回答いただけなかった場合には結果を判定できないので、お礼状のみ送付しています。

結果通知書を再発行してほしいのですが。

再発行が可能かどうか、下記専用ダイヤルまでお問い合わせください。なお、場合によっては再発行のご希望にそえないこともございますので、あらかじめご了承ください。

去年も回答したのに、結果通知書が届いていません。

令和5年度こころの健康度・生活習慣に関する調査(ここから調査)について、令和6年8月末日までにご回答いただいた調査票につきましては、結果通知書を送付することとしており、令和6年7月中旬から順次発送します。ただし、一部に宛先不明などの理由により、送付できない方がいらっしゃいます。期限内に調査票を提出したにもかかわらず、結果通知書が届いていない方は、恐れ入りますが、下記専用ダイヤルまでご連絡をお願いいたします。

未成年なのにたばこに関する記載があるのはなぜですか?

未成年のうちから喫煙は健康を害するものであることを知っていただき、将来にわたる喫煙の防止を呼びかけることを目的に記載しています。

お問い合わせ

福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター

〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地

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