生徒会誌「夢の轍」、生徒会委員会活動や部活動、クラス紹介などその年の芝商生活を記録しています。
新発田商業學校だった頃の生徒会誌「校友會誌」も含め、当時の様子を今後紹介していきます。
夢の轍
夢なんて役に立たないと皆そういう
そうかも知れないと思う、
だが俺にとって時折機関車にもなってくれるものだ
だから俺はそいつの車輪になってやるのだ
行けるかも知れない
行けないかも知れない
俺は黙って転がってやるのだ
そうすれば何も手に入らなくとも
俺の通った後に轍だけは残ってくれる
それで十分だ
第24代校長 石井哲彰先生が夢の轍第25号で、巻頭詩「夢の轍」について所見を述べています。
「夢の轍」という生徒会誌名は、会誌第1号の巻頭詩に由来します。当時の生徒会役員が選んだ、男子生徒の詩ということです。第1号の表紙は、モノクロ写真で、雪原に一本の轍がどこまでも延びているのです。この詩を私の言葉で表してみました。
夢なんて役に立たないと皆そういう
だが、自分にとって夢は機関車になってくれるものだ
たどり着けるかつかないかは考えない
人の夢への歩みは
その人の後にしっかり刻まれる
そこには確かな自分がいる
ファイト、ファイト、夢は役に立つ、轍を刻もう!