10万Bq/kg以下の廃棄物は、既存の管理型処分場で安全に処分することができます。このため、大量の特定廃棄物が発生している双葉郡にあり、十分な容量を有している既存の管理型処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)を活用して速やかに埋立処分を実施していきます。環境省はこの処分場を国有化し、国の事業として、放射性物質に汚染された廃棄物の埋立処分を責任を持って行います。
処分場は富岡層という強固で透水性の非常に低い地盤上にあります。
埋立地の全面に二重の遮水シートを設置しており、埋立地外部への浸出水の漏出を防ぎます。万一、シートに破損があった場合には、破損箇所を特定できる検知システムを備えています。
▼処分場
※(注記)施設名をクリックいただくと、施設概要をご覧頂けます。
なお、平成28年6月27日に株式会社フクシマエコテックの管理型処分場を国が承継したため(同社の維持管理記録を含みます。)、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第十二条の七の三により、産業廃棄物処理施設の維持管理の状況を公開します。
水質悪化なし
擁壁等の点検記録に記載