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131039145988913400963_20210612085701 産経新聞の「ロングセラーを読む」に、拙著『新しい労働社会』が取り上げられています。
https://www.sankei.com/article/20210612-4P24ACRHSVNI5BWHPU2DS7LHJU/
新型コロナウイルス禍によるテレワーク急増で社員の業績評価が難しくなる中、今こそ日本の雇用システムを欧米流の職務(ジョブ)に基づく制度に転換すべきだ-。昨年来、経済メディアを中心に大ブームとなっている「ジョブ型雇用」導入論。日本企業が抱える長時間労働や低い生産性など諸問題の解決策と期待されているが、この流行語の「原典」をひもといてみれば、そう単純な話ではないことが分かる。
本書は「ジョブ型」の名付け親かつ労働政策研究の第一人者として知られる濱口桂一郎氏が、日本型雇用システムの特質と日本社会との関係についてクリアに整理する。平成21年の刊行以来、12刷約4万部を数え、雇用という視点からの卓抜な日本社会論としても読み継がれている。・・・・・
磨井慎吾記者は、昨年日経を始めとするおかしなジョブ型記事の氾濫する中で、私のインタビュー記事を載せてくれた記者ですが、
https://www.sankei.com/article/20201014-7YESORJN7FMV5JCL2V543K6XPA/(間違いだらけの「ジョブ型」議論、成果主義ではない...第一人者・濱口桂一郎氏が喝!)
改めてこうして本書を紹介していただきありがたいです。
実は、今年9月にも本書をさらに発展させた『ジョブ型雇用社会とは何か?』(仮題)を同じ岩波新書から刊行する予定ですので、その節にはお買い求めいただければ幸いです。
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