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Asahi2_20251119232001 労務屋さんがさっそく拙著『管理職の戦後史』にコメントされています。
https://roumuya.hatenablog.com/entry/2025/11/19/154727
さすが労務屋さんだけあって、こういうところに着目されています。
とりわけ、まさに様々な場面でこの「範囲がどこまでなのさ」が大問題となり、それをいかに法令として表現するのかをめぐって政労使のせめぎ合いがあったわけで、まあ私もその一言一句をああでもないこうでもないとやってきたわけなので、どうしても法令をそのまま紹介しないと解説も評価もできないというのが新書としては苦労されたのではないかな、とは思いました。行政文書の密教的なノウハウの部分であって一般読者にはなかなか消化しにくいと思う一方で、かといって要約したり簡略化したりできるものでもないわけですが、そこを読み飛ばしてもなんとか議論の大筋がつかめるよう苦労して書かれているな、と感心した次第です。
全体を通じるテーマは日本では管理職と非管理職が連続的で、どこで線引きしても問題が残るという話なんですが、それを法律改正のプロセスの中に明らかにしようという部分は、確かに普通の新書本にしてはやたらに行政文書の引用が長々とされていて、そういうのに慣れている人でないと読み飛ばしたくなるだろうな、とは思います。
とはいえ、そのディテールの中に、日本の管理職と非管理職のありようがにじみ出ているのも確かなので、なかなかざっくりと簡略化できないのですね。
その分、下世話な週刊誌の記事も結構引用したりして、バランスをとっているつもりではあるんですが。
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