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Img_752f5d874047328e26f434ce08fbd_2 常見陽平さんが今年の10冊の一つとして、拙著『働く女子の運命』を挙げています。
http://www.yo-hey.com/archives/55443225.html
×ばつ働くに関するそもそも論。ここ数年、「女性の活躍」をテーマにして書かれた本は多数あるが、本書にはその「そもそも論」が書かれている。濱口桂一郎の視点はつねに日本的雇用のそもそも論に向かっていると思うし、その問題提起を続けてきた。我が国における女性の労働の歩みを丁寧に論じている。
そう。この本は、まさにホットなトピックのそもそも論を論じた本なんです。
なかなか、そういう観点から評価してくださる方がいないだけに、冒頭でそこを明確に示している常見さんにはとてもありがたい限りです。
そもそも論ばかり論じていて、手軽な処方箋が書かれていないのがけしからん、という人もいれば、ホットなトピックを取り上げていることに苦言を呈し、働く女子について論じるなら、そっちじゃなくてこっちだろう、と諭して下さる方もいる。
いやもちろん、そういう批評もありとは思うけど、やはり常見さんのように、視点をぴたりと合わせて論じてくれる方に巡りあえると、とても嬉しくなります。
読んでみて、もっと処方箋を提示して欲しいとか、最近の事例についても触れて欲しいなどと思うかもしれないが、女性の活躍にはそもそも論の確認が必要なのだ。
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