昨日の記事&コメントを読んでいたら
遠い記憶がよみがえってきた。
小学生の頃、所謂BB弾というのが流行って
僕らカワイイ少年達は毎日のように自慢のエアガンを
持ち寄り、2チームに分かれてサバイバルゲームみたいな
ことをしていた。親たちは「弾が目に入るから」と心配していたが
かなりマニアックな僕らは小学生ながらゴーグルを身につけ
ちょっとリッチな小僧などはフルオートマチックのガスガンで
フルメタルジャケットばりに弾幕をはっていたものだった。
ふとしたキッカケで事件は起きた。
ある日、一人の中学生ヤンキーが僕らに近寄ってきて
「弾が当たった」と言ってきたのだった。でたイチャモン
誰が当てたか、本当に当たったのかは現在も謎に包まれているが
問題はそいつの粘着性だった。下校時間になると毎日のように
僕らの小学校の近くで待ち伏せし、一度捕まると何時間も
話を聞かなければならなかった。(話の内容は覚えていない)
小学生だった僕らは恐怖心いっぱいで
そいつが出没するエリア、例えば「おもちゃのテリヤ」
などはなるべく避けみんなでコソコソ下校した。
ところが何故か僕は捕まるのね、そいつに・・何度も・・、
さらに僕って年上に気に入られるタイプだから・・。
調子に乗ったヤツは僕の家にまで
ピンポーンって来るようになった。 ヘイッ
ある日、例のごとくそいつに捕まりBB弾事件を引き合いに
「ちょっと付き合え」と言われた。
「うわ〜嫌だな、今日はモロに長くなりそうだなぁ」と直感的に
感じたのを今でも覚えている。
その日は丸一日引っ張りまわされ、夕方は図書館に
連れて行かれた。そしてなぜか僕が
ノートに植物の名前をまとめるのだ。
・ヒヤシンス
・タンポポ
・マンジュシャゲ
宿題をやらされていることに気づくまで
そう長い時間はかからなかった。追い討ちをかけるように
ムカついたのは、ちょっと得意げに
「彼女の宿題をやってあげてる」みたいな事を言った瞬間だった。
後の恋愛教会会長の僕には、それがヤツの
最初の恋愛だろうと分析できるほど顔がほころんでいた。
恐怖とムカつきの中、右手の小指が真っ黒になるくらい
頑張って作り上げたノートのご褒美に
帰り際にジュースをおごってもらった
微妙な感覚は表現できないな。
数年後、僕らも中学生になると小学生を相手にする
そいつの哀れさがよ〜く分かった。
「あいつ何やってるかな?探し出そうぜ!」
と時々話題に上がったが、またも
「小学生を連れまわし誘拐未遂」
と紙面を賑わせたヤツを見た者はいない。
当時、この件は小学校の教員の間でも問題になっていて
彼らだって頑張ってくれてたのに僕らは怖い思いをした。
親にも心配かけたくないから言わないんだよね。
この頃からだな、拉致されたり
3対20とか2対20で痛い思いをさせられるクセがついたのは!
その他いっぱいかわいそうな出来事あり。
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今日は今年に入って335日目