その納豆のルーツを探るべく茨城のタカノフーヅさんの工場見学に参加した。
そして、若鷲の歌に歌われた、予科練跡の予科練記念館にもお邪魔した。
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深まる秋の一日10月22日、常磐線の羽鳥駅に降り立つ。
ここより、東に10数キロの地に在る、水戸の納豆の老舗おかめ納豆の工場を見学するためだ。
今日のメンバーは、断腸さん、イワさん、きんちゃん、テガさん、Bさんの五名。
今日の実走ルートを下に示す。
秋もかなり深まって来たので、ウインドヤッケを羽織らないと寒いが、暫く走ったら少し汗ばんできた。
「常陸秋そば」と言うのがここいらの産物かは良く知らないが、少なくとも此処は常陸の国・・・そしてそば畑が目立つ。
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そばに思いを馳せて走っていると暫くして豆を煮込む香りが漂ってきた。
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そう、おかめ納豆のタカノフーヅさんは近くの証拠である。
http://www.takanofoods.co.jp/fun/factory/
構内の駐輪場に自転車を止めると、小型の観光バスが。
どうもこの方達も工場見学らしい。
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納豆博物館で見学ツアーまで待つが、小学生くらいの子供たちが沢山。
みんな納豆大好きなんだなー。
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タカノフーヅさんは国内屈指の納豆メーカーだそうで、工場の中は全てオートメーション化されていた。
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本当ならば、工場制手工業的なものを淡くも期待していたが、諸所にロボットを配置した衛生的な工場でした。
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工場見学の後、納豆博物館へ戻り試食が。
小さなトレーに小さじ半分程の納豆が4種類。
あわよくば納豆の食い放題を期待していたのだが、残念。
吾輩は、直売コーナーに置かれいたおかめ納豆の大きいのに目が行き、2つ購入。 通常のおかめちゃんは50グラム入りだが、これは100グラム入っている。
納豆好きにはありがたいサイズだ。
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ただ、まだ販売はされてなく、この水戸工場で購入するだけらしい。
さて、タカノフーズさんを後にして一路霞ヶ浦に。
途中で昼食のトンカツを頂いて霞ヶ浦を目指します。
何度かアップダウンを繰り返すと、目の前に霞ヶ浦が広がります。
ただし、ここは霞ヶ浦の北の端。
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強いて言うなら高浜の入り江の辺り。
その昔、石岡の国府に赴く朝廷の高官たちが船で到着した入り江であります。
とは言うのもも、自分たちが通常目にする手賀沼のそれよりも大きな内湾です。
霞ヶ浦に降りたので、これで土浦までは平坦路かって一瞬思いました。
が、そうではなく、また台地に登るのでありました。
台地の上は、おおかた常磐線沿いに走りましたが、一部細い道に入ると、さすが古の国府の膝元、中々信仰深き石仏と会うことが出来ます。
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神立駅を過ぎてしばらく行くと長い下り坂でいよいよ土浦の霞ヶ浦に到着しました。
土浦を流れる桜川沿いに霞ヶ浦方向に入りサイクリングロードを暫く走ると途中で道が途絶え否応なしに国道125号へ出されてしまいます。
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つまり、ここが陸上自衛隊土浦駐屯地で、旧軍の海軍飛行予科練習部の跡地です。
ここで、本日ご同道のテガさんがお帰りになりました。
さて、われわれは、第二のミッション、予科練記念館に立ち入ります。
http://www.yokaren-heiwa.jp/02yokarentoha/index.html
予科練記念館は近代的な建物です。
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広い構内には回天の実物大模型や一式陸攻のコックピット、それと零式艦上戦闘機のこれも模型が展示されてます。
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練習機の赤とんぼの実物大模型はないのでしょうか。
館内には、志願生の入隊から、その隊内での生活、そして出撃、特別攻撃や敗戦の模様が詳細に展示されてました。
知覧や靖国の遊就館にあるような、悲壮が漂うものばかりよりも、もう少し客観的に正しく予科練を伝えているような気がしました。
いずれにしても、戦う事が正義なのだと教えられ、なにも疑うことなく戦死したり苦労をされた方々の無念は計りようもありません。
構内は広々とした芝生の庭園で、暫し横になりうとうととしてしまった頃には、構内の外灯に火が入り、秋の日の終焉を告げていました。
その後、土浦に出て、今日のひと日の良きこと悪しきことなどを語り合い、帰路に着きました。
コメント
コメント一覧 (10)
■しかく納豆は大好物なので、実際に作られているところを見学できて楽しかったです。これからはできるだけお世話になったおかめ納豆を購入しようかと思います! ワンパック300粒を噛み締めます。
■しかく予科練平和記念館を見学すると、豊洲の問題や東京オリンピックの問題、原発の問題など 何をやっているのだろうと思います。若くして命を捧げた彼らは天国からどのように見ているのだろうか???
自分自身も何をやっているんだろうか。。。
■しかく翌日ですが神崎川CRを一人で走っていたところ、車椅子の男性が一人でかなり速度をあげて走っていました。。。予科練の若者や車椅子の人に比べて自分は恵まれていることに感謝しなければ!とあらためて思いました。
納豆工場見学は、意外に自動化されてましたね。お酒や醤油の感覚でいましたので、パックに詰めてから発酵させるというのは虚を突かれたという感じ。大量生産のあの方式を考えた人はえらいなと思います。一日200万パックもつくるなんてすごいし、まさに化学工場の24時間運用でサポートする人達の大変さも、想像できましたね。ためになりました。次は、ハムを食べまくりましょう(有償で)^^;。
ましてや、24時間創業だと言う。
工場を稼働させるほうも大変な苦労だが、それを売りさばく路を作る人達も相当な数がいるのでしょうね。
で、ないと200万パックなんて処理しきれません。
たかが納豆なのに、なんと奥深い産業なのでしょう。
おいら的には、もっと素朴な納豆が食べたくなりました。
肥やしもあげないのに、毎年律儀に柿の実をつけてくれます。
そうだ、そろそろ梅ノ木も剪定しないとですね。
猫の額ほどの庭ですが。
きんちゃん、ハムに燃えてますね。
筑波のハム工場を含めて良いコースが出来るといいですね。
ええ、競輪選手たちが走らないような土塀や土蔵のあるような田舎の路地を走りたいものです。
昨日は何もやる気がしないし、元気が出ないし、腰も少し妙に痛いような張ってるようなでした。
ついでに、不整脈が嵐のように出ていて、動悸もしたりして。
結局、朝の内に、法典の湯に行き、家に戻ってから昼寝。
そのごだらだらと起きて、このブログを書いたりして・・・・・・・・・・・・・・
本当は、旦那寺で落語の寄席があるので誘われていたし、その後の懇親会に出ると言う手もあったのですが、何事もやる気がせずに。
なので、まだ、元気ではありません(^^;
みみさんの体調はいかがですか・・・・・
軽い、うつ状態なのでしょうね。
それの解消には、絶対運動が不可欠ですね。
と、言いつつも日脚が短くなりました。
行動時間の制約も出てきてしまいましたね。
今度の日曜に、自転車でハイキングと称して、上総湊の山奥の高宕山へ
行って来ようと企画してます。
殆どがハイキングで、自転車の走行距離は40キロにも満たないのですが
よろしければいかがですか?
秩父往還とでも言うのかな? 車が煩くはないまでしょうか?
旧道とかあるのかな?
そーですね、もみじもそろそろでしょうね。 青空に晩秋の山は映えます。
調子がよくなっていると良いですね。