山形の自動車旅の2日目は、西川町の出羽屋旅館から月山を覗いて酒田港や酒田倉庫群
を見学、内陸部で鳴子の大衆浴場で湯あみして仙台の牛タンにありつくと言うイベント
いっぱいの日になった。
DSC_0765
を見学、内陸部で鳴子の大衆浴場で湯あみして仙台の牛タンにありつくと言うイベント
いっぱいの日になった。
DSC_0765
この日の走行軌跡を示す。
[フレーム]
今日の予定は、西川町を西に進み六十里越街道に入り鶴岡に出て藤沢周平記念館に立ち寄る予定であった。
出羽屋さんの朝餉
DSC02999
今朝もメインはキノコである。
正にきのこ三昧だ。
DSC03000
大正から昭和初期に珍重された氷コップ。
アンティークを使われるなんてすごいって思う。
DSC03001
朝食を頂く窓になんかゴミであるのかと。
寄って見たら小さなカエル。
喉をひくひくさせてた。
DSC03002
出羽屋の言わばフロント・・・・帳場ですね。
DSC03003
今日は晴れ間が広がった。
DSC03004
五色沼なる所が在ったので立ち寄る。 湯殿山を祀る石碑群。
DSC03005
五色沼
DSC03006
五色沼の先で月山スキー場への案内道標があったので入って見る。
大して時間も食わないし景色かが良ければいいなって。
確か、その先にリフトもあったよなって。
スキー場への幟はすごいつづら折りの道。
殆ど車も走ってないが、たまに対向車があるので気は抜けない。
が、登り付いて見ればこのありさま。
凄い量の車が止まってる。
DSC03007
折角なのでリフト乗り場まで歩く。
その傍らの建物のすごさ。
多分、雪の重みかな。
DSC03008
あーあ やっとリフトの山麓駅が見えて来たぞ。
けっこう、はぁはぁです。
DSC03009
はぁはぁの方です。
DSC03010
DSC03011
ナナカマドの実はまっかっかです。
DSC03012
DSC03013
ガスっててよく見えないけど標高1500mほどのリフトの駅付近は紅葉がかなり進んでます。
DSC03014
月山山頂ではありません。
リフト頂上駅の標識です。
DSC03015
さみぃのでさっさと下ります。
DSC03016
DSC03017
下りる程に青空が。
DSC03018
こんなに。
青と紅葉って好きです。
DSC03019
元来た道を下りて、六十里越街道を鶴岡に向かいますが、この六十里越街道って山腹をバンド状に走る林道なんですよ。
行けども行けども山腹を巻いて谷を渡って細い道が延々と。
もういい加減に嫌になりました。
こんなとこ、昔の旅人が歩いたのだろうか。
何年か前に好き者が自転車で走ったらしいが、途中で事故でも遭ったら遭難して命も危ない。
とは言え、車で走ってる道は旧国道だし、この旧国道よりも旧道の旧旧街道がこの道標の間の山道らしい。
DSC03020
どうにか久しぶりに民家に辿り着いた。
なにやら、文化財のような建物が2棟あった。
『旧遠藤家住宅』(多層民家)と言うらしい。
もう疲れてるし時間も余りないしで、立て看板はあったが良く読まなかった。
ただ、六十里越街道はこの辺りからのスタートになるようだ。
DSC03021
DSC03022
DSC03023
DSC03024
もう昼近くなってたので、山形自動車道に乗って酒田に向かう。
藤沢周平はパスした。
しかし、温厚な人の多い山形の筈なんだが、運転マナーは実によろしからず。
この自動車専用道、70K規制なのだが、メーター読みで80K程度の速度で走ってると
ガンガン車間を詰めて来る。
それが乗用車だけでなく、青ナンバーのバスでさえその調子。
どこの道でも速度は守る人があまりいない。
一時停止なんか虫はお茶の子さいさいな最低な交通マナーだ。
まったく呆れかえる。
で、そんなことを言っても、前方に鳥海山は雲の中だ。
DSC03025
酒田で、海鮮を食べようと盛んに言ってたのはきんちゃんだった。
まぁ音に聞こえた北前船の坂田港、きっとうまい海鮮が食べられるだろう。
DSC03026
大部屋の海鮮レストランに入った。
なんか悪い予感。
DSC03027
危なそうなので、外れの少ないまぐろの海鮮丼を注文。
DSC03028
きんちゃんは焼き魚。
鯛のお頭付きはすごいのだが、焼いてしばらく放置された鯛なのか、干からびた
煮干しのような鯛が出て来た。
実に不味そうである。
実際不味かったらしい。
DSC03029
小生の海鮮丼は、中トロの筈なんだが、これは中トロじゃないね。
筋だね。
これなら、銚子寿司の『まぐろ一座丼』の方が余程旨い。
銚子寿司はコスパがいいんだね。
そそ、店にもよるんだけどね。
DSC03030
と、言う事で名物に旨いものなしを食った後、ナビを鳴子温泉にセットして酒田港を離脱する。
DSC03031
倉庫街の話をしながら右に川面を見て走っていると、そう、あの倉庫が見えて来た。
いやぁ〜
わざわざ来るつもりなんてまるでなかったんだけど、こうして見るとすごい景色。
そうね、吉永小百合さんなんかも宣伝してるし、そうした時代遺産のようなものが目の前の
川の向こうに見えたなら寄らない話はなかろうってもんだ。
DSC03032
いやいや、いろんな人が写真に収めた風景だ。
いい感じだね。
欅の木も年を重ねているね。
DSC03033
ここにも年を重ねた人が。
DSC03034
倉庫群の裏手にあったお稲荷様。
凄く神々しいお社だな。
DSC03035
こちらは倉庫の表側。
いやいや、びっくりしたのはこの倉庫現役なんです。
この倉庫の一番端に資料館があって、そこの切符売り子のお姉さんが、今の今はお米はみんな出荷したので倉庫はがらんどうなんですが、ちょっと前まではお米でいっぱいだったそうな。
JAで使っているのだそうな。
DSC03036
川から荷を揚げるための傾斜。
DSC03037
水運の案内図。
[画像:DSC03038]
屋根は二重になってて、瓦の乗った屋根の下に、1m近い空間を設け、その下に内装部の屋根を設えてある。
こうした熱対策は、今でも、表に設置する電気の制御盤などはこの構造をしているし鉄道の信号制御ようの制御盤にもこうした構造は見える。
DSC03039
さてさて、酒田からえんやこらえんやこらと走ってようやく、湯の香漂う鳴子温泉に着いた。
ここは日帰り温泉客ようの無料駐車場。
驚くことに、駐車場の隅から温泉の蒸気が吹いている。
後で蒸気のパイプを触ったら、多分90°Cくらいの温度を感じた。
DSC03040
ここは、上記の無料駐車場からすぐそばの、早稲田桟敷湯と言う大衆浴場。
硫黄泉で、湯の花も浮いたいた。
湯温は、熱湯。
適度にうめて多分40°Cくらいだった。
すごいモダンな建物なのだが、硫黄の蒸気でかなり痛んでて、まるで遺跡のような感じ。
DSC03041
早稲田の湯。
ちなみにこの通りは早稲田湯通りと言うらしい。
DSC03042
さて、いよいよ仙台に向かう。
ん?
左手に虹が。
DSC03043
この虹、日が沈むまで見えていた。
凄いコントラストの強い虹でこんな虹は見た事ない。
走ってる車も時々路側に駐車して写真を撮ったりして鑑賞してた。
DSC03044
仙台市内に入る道はどこも渋滞だらけで結構遠回りして市内に入れた。
仙台はすごい都会で、東京と大して変わらない。
ただ、無用な街路照明は少ない感じ。 その分町は薄暗い。
仙台のお目当ては当然仙台牛タン。
バイク仲間の仙台出身のIさんから色々と教えて頂いて、最近売り出し中の善次郎と言うお店が
ジモティの間では評判と言うので行列に並んで入って見た。
DSC_0771
DSC_0772
表面は幾分カリッとしてて、歯ごたえがすごく、肉肉しい。
噛めば噛むほど、うま味が出て来る。
なるほどこれが仙台の牛タンか。
テールスープもしっかりとお肉が入ってて、おいしいのなんのって。
DSC_0773
そのように2日目の夜は更けて行ったとさ。
さぁ寝るか。
[フレーム]
今日の予定は、西川町を西に進み六十里越街道に入り鶴岡に出て藤沢周平記念館に立ち寄る予定であった。
出羽屋さんの朝餉
DSC02999
今朝もメインはキノコである。
正にきのこ三昧だ。
DSC03000
大正から昭和初期に珍重された氷コップ。
アンティークを使われるなんてすごいって思う。
DSC03001
朝食を頂く窓になんかゴミであるのかと。
寄って見たら小さなカエル。
喉をひくひくさせてた。
DSC03002
出羽屋の言わばフロント・・・・帳場ですね。
DSC03003
今日は晴れ間が広がった。
DSC03004
五色沼なる所が在ったので立ち寄る。 湯殿山を祀る石碑群。
DSC03005
五色沼
DSC03006
五色沼の先で月山スキー場への案内道標があったので入って見る。
大して時間も食わないし景色かが良ければいいなって。
確か、その先にリフトもあったよなって。
スキー場への幟はすごいつづら折りの道。
殆ど車も走ってないが、たまに対向車があるので気は抜けない。
が、登り付いて見ればこのありさま。
凄い量の車が止まってる。
DSC03007
折角なのでリフト乗り場まで歩く。
その傍らの建物のすごさ。
多分、雪の重みかな。
DSC03008
あーあ やっとリフトの山麓駅が見えて来たぞ。
けっこう、はぁはぁです。
DSC03009
はぁはぁの方です。
DSC03010
DSC03011
ナナカマドの実はまっかっかです。
DSC03012
DSC03013
ガスっててよく見えないけど標高1500mほどのリフトの駅付近は紅葉がかなり進んでます。
DSC03014
月山山頂ではありません。
リフト頂上駅の標識です。
DSC03015
さみぃのでさっさと下ります。
DSC03016
DSC03017
下りる程に青空が。
DSC03018
こんなに。
青と紅葉って好きです。
DSC03019
元来た道を下りて、六十里越街道を鶴岡に向かいますが、この六十里越街道って山腹をバンド状に走る林道なんですよ。
行けども行けども山腹を巻いて谷を渡って細い道が延々と。
もういい加減に嫌になりました。
こんなとこ、昔の旅人が歩いたのだろうか。
何年か前に好き者が自転車で走ったらしいが、途中で事故でも遭ったら遭難して命も危ない。
とは言え、車で走ってる道は旧国道だし、この旧国道よりも旧道の旧旧街道がこの道標の間の山道らしい。
DSC03020
どうにか久しぶりに民家に辿り着いた。
なにやら、文化財のような建物が2棟あった。
『旧遠藤家住宅』(多層民家)と言うらしい。
もう疲れてるし時間も余りないしで、立て看板はあったが良く読まなかった。
ただ、六十里越街道はこの辺りからのスタートになるようだ。
DSC03021
DSC03022
DSC03023
DSC03024
もう昼近くなってたので、山形自動車道に乗って酒田に向かう。
藤沢周平はパスした。
しかし、温厚な人の多い山形の筈なんだが、運転マナーは実によろしからず。
この自動車専用道、70K規制なのだが、メーター読みで80K程度の速度で走ってると
ガンガン車間を詰めて来る。
それが乗用車だけでなく、青ナンバーのバスでさえその調子。
どこの道でも速度は守る人があまりいない。
一時停止なんか虫はお茶の子さいさいな最低な交通マナーだ。
まったく呆れかえる。
で、そんなことを言っても、前方に鳥海山は雲の中だ。
DSC03025
酒田で、海鮮を食べようと盛んに言ってたのはきんちゃんだった。
まぁ音に聞こえた北前船の坂田港、きっとうまい海鮮が食べられるだろう。
DSC03026
大部屋の海鮮レストランに入った。
なんか悪い予感。
DSC03027
危なそうなので、外れの少ないまぐろの海鮮丼を注文。
DSC03028
きんちゃんは焼き魚。
鯛のお頭付きはすごいのだが、焼いてしばらく放置された鯛なのか、干からびた
煮干しのような鯛が出て来た。
実に不味そうである。
実際不味かったらしい。
DSC03029
小生の海鮮丼は、中トロの筈なんだが、これは中トロじゃないね。
筋だね。
これなら、銚子寿司の『まぐろ一座丼』の方が余程旨い。
銚子寿司はコスパがいいんだね。
そそ、店にもよるんだけどね。
DSC03030
と、言う事で名物に旨いものなしを食った後、ナビを鳴子温泉にセットして酒田港を離脱する。
DSC03031
倉庫街の話をしながら右に川面を見て走っていると、そう、あの倉庫が見えて来た。
いやぁ〜
わざわざ来るつもりなんてまるでなかったんだけど、こうして見るとすごい景色。
そうね、吉永小百合さんなんかも宣伝してるし、そうした時代遺産のようなものが目の前の
川の向こうに見えたなら寄らない話はなかろうってもんだ。
DSC03032
いやいや、いろんな人が写真に収めた風景だ。
いい感じだね。
欅の木も年を重ねているね。
DSC03033
ここにも年を重ねた人が。
DSC03034
倉庫群の裏手にあったお稲荷様。
凄く神々しいお社だな。
DSC03035
こちらは倉庫の表側。
いやいや、びっくりしたのはこの倉庫現役なんです。
この倉庫の一番端に資料館があって、そこの切符売り子のお姉さんが、今の今はお米はみんな出荷したので倉庫はがらんどうなんですが、ちょっと前まではお米でいっぱいだったそうな。
JAで使っているのだそうな。
DSC03036
川から荷を揚げるための傾斜。
DSC03037
水運の案内図。
[画像:DSC03038]
屋根は二重になってて、瓦の乗った屋根の下に、1m近い空間を設け、その下に内装部の屋根を設えてある。
こうした熱対策は、今でも、表に設置する電気の制御盤などはこの構造をしているし鉄道の信号制御ようの制御盤にもこうした構造は見える。
DSC03039
さてさて、酒田からえんやこらえんやこらと走ってようやく、湯の香漂う鳴子温泉に着いた。
ここは日帰り温泉客ようの無料駐車場。
驚くことに、駐車場の隅から温泉の蒸気が吹いている。
後で蒸気のパイプを触ったら、多分90°Cくらいの温度を感じた。
DSC03040
ここは、上記の無料駐車場からすぐそばの、早稲田桟敷湯と言う大衆浴場。
硫黄泉で、湯の花も浮いたいた。
湯温は、熱湯。
適度にうめて多分40°Cくらいだった。
すごいモダンな建物なのだが、硫黄の蒸気でかなり痛んでて、まるで遺跡のような感じ。
DSC03041
早稲田の湯。
ちなみにこの通りは早稲田湯通りと言うらしい。
DSC03042
さて、いよいよ仙台に向かう。
ん?
左手に虹が。
DSC03043
この虹、日が沈むまで見えていた。
凄いコントラストの強い虹でこんな虹は見た事ない。
走ってる車も時々路側に駐車して写真を撮ったりして鑑賞してた。
DSC03044
仙台市内に入る道はどこも渋滞だらけで結構遠回りして市内に入れた。
仙台はすごい都会で、東京と大して変わらない。
ただ、無用な街路照明は少ない感じ。 その分町は薄暗い。
仙台のお目当ては当然仙台牛タン。
バイク仲間の仙台出身のIさんから色々と教えて頂いて、最近売り出し中の善次郎と言うお店が
ジモティの間では評判と言うので行列に並んで入って見た。
DSC_0771
DSC_0772
表面は幾分カリッとしてて、歯ごたえがすごく、肉肉しい。
噛めば噛むほど、うま味が出て来る。
なるほどこれが仙台の牛タンか。
テールスープもしっかりとお肉が入ってて、おいしいのなんのって。
DSC_0773
そのように2日目の夜は更けて行ったとさ。
さぁ寝るか。
コメント
コメント一覧 (6)
いつも僕がBさんに怒られるるようなルートだ(笑)
行って戻って、また戻って〜ってな感じですね〜
でも、酒田の倉庫は僕が行きたかった場所です。
猛暑で断念したので、いつかはリベンジしたいのですが、
このお店はパスしますね(情報ありがとうございます)。
善次郎も覚えておいて絶品食べてきまーす。
息子は今年いっぱいまでしかいないので、
あと1回くらいは仙台いけるといいな〜
運転お疲れ様でした!!
他に銀山温泉だってあるし。
今回行けなかったと言うか行かなかった上杉神社や直江堤もだし、藤沢周平も行って見たいし鶴岡城や、もちろん月山、羽黒山、湯殿山や、そして多分もう体力的には無理だろうが、鳥海にだって行って見たい。
ワンチャンはその先も沢山行けていいですね。
今にして思えば酒田と仙台の泊は辞めて、鳴子に泊まって仙台牛はお昼と言うのもありだったかもですね。
って言うか銀山温泉も一度出かけて見たいところです。
まさに国道47号沿いの鳴子の手前に実家の集落出身です。
小学校まで3キロ通った道でもあります。
酒田は旦那の実家がありますが、ラーメンが美味しかったりします。
夏イカは美味しいのですが、他は?
銀山は利用料金が高く、町が好きなら良いかも、
面白いと思ったのが湯殿山です。
鳴子の手前の中山平、鳴子の奥の鬼首、栗駒も良いかも
湯殿山からの峰沿いで月山行ってみたいです。
来年どうですか。
あの辺り、JRと国道が右に行ったり左に行ったり。
そのくせ、国道に踏切は一つもなかったような。
ただ、あの国道は歩道も無いし自転車には酷道ですね。
なるほど、鬼首・・・栗駒。。。でも栗駒は酸川温泉〜ですよね。 鳴子からだと山が深そう。
銀山はやはり高いのね。
見るだけでご馳走様しないとですね。
鳴子は古き良き温泉場の雰囲気が今でも残ってて、あちこちで水蒸気が上がってて、鳴子に入ると直ぐに臭くなるんです。
まさに温泉。
湯殿山から尾根伝いで月山でも、片道3時間くらいなんですよね。
自家用車で湯殿山にアプローチするなら良いんですが、鶴岡辺りから湯殿山へのバスってないんですね。
羽黒山側から、月山8合目までは庄内交通のバスはシーズンには通っているようで。
湯殿山から月山も、信仰の山なので中々面白そうですね。
条件が合えばお参りしたいお山ですね。