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【高校ラグビー】劇的勝利に花園が大興奮!京都工学院、Bシード相手に伏見工魂を発揮

[ 2024年12月30日 11:52 ]

全国高校ラグビー大会2回戦 京都工学院15―7中部大春日丘 ( 2024年12月30日 花園ラグビー場 )

<中部大春日丘・京都工学院>トライにわく京都工学院フィフティーン(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

熱い戦いに花園第3グラウンドが震えた。スタンドはほぼ満員。9大会ぶりに聖地に帰ってきた伝統の赤黒ジャージの京都工学院が、前回大会ベスト8でBシードの中部大春日丘に一歩も引かないラグビーを発揮した。

満員のスタンドには伏見工を4度の全国制覇に導き、人気ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルにもなった山口良治総監督(81)の姿もあった。伏見工が2016年に洛陽工と統合し、京都工学院が開校。それでも「信は力なり」の伏見工からのモットーは健在だった。

80回大会優勝メンバーだった大島淳史監督は「中部大春日丘とは合宿も一緒にやってリスペクトしている。その相手と花園で戦えるのは光栄。初戦に勝って、選手も注目されていることを再確認したはず。ロースコアで試合を進める形になれば」と語っていた。狙い通りに前半は0―0。ディフェンスでは負けていなかった。

試合を動かしたのは「平尾二世」SO杉山祐太朗(2年)だった。後半5分に10メートルラインからのPGを決め、先制に成功すると、相手にリードを許した後半13分には杉山のキックで敵陣前に前進。ラインアウトからモールで押し込み、最後はHO川口士央(3年)が逆転トライを決めた。

後半18分ごろの中部大春日丘のFWの激しいアタックを必死にしのぐと、後半22分にはラインアウトからのモールから再び川口がダメ押しのトライ。スタンドも伏見工魂を見届けた興奮に包まれていた。

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