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古賀紗理那 夫・西田が引退会見"記者側"で見守る 今後の"夢"は「夫のお世話を...」にお互い照れ笑い

[ 2024年8月16日 14:21 ]

引退会見に臨む古賀紗理那(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

バレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那(28=NEC)が16日、都内で引退会見を開き、夫でバレー男子代表の西田有志(24=大阪ブルテオン)が会場で見守った。

今後について何度も「未定だけど、少しでもバレーに携われれば」と語った古賀。しかし、今後やってみたいことや夢はと問われると「夫のお世話を頑張りたいと思います」と柔らかな笑みを浮かべた。それを聞いた西田も"記者側"の後ろの席から壇上にいる古賀に向かって笑顔を見せた。

古賀は、引退の時を迎え「所属チームでは私自身が一番、自分の成長が実感できる3年間でした。代表では凄く大変だったんですけど、主将として、たくさんの人に支えられてやってこられた」と語った。

最後の写真撮影には西田もカメラマンとして参加。自身のスマホで妻の選手としての節目の姿を記録した。その後、古賀の要望で壇上に上がり2ショット撮影。西田は「僕いらないでしょ」と遠慮していたが、急きょ「長い現役お疲れさまでした。これからも2人でいい家族を築きあげていけたらと思います」と言葉を贈った。

今大会限りでの現役引退を表明している古賀は、パリ五輪準々決勝敗退後にインスタで「本当に沢山の応援ありがとうございました。結果は望んでいたものではなかったですが、私たちがチームで駆け抜けてきた3年間はとても価値のあるもので、私の誇りです。この3年間はずっと忘れないと思います。現地からの応援も、日本からの応援もずっと私たちの背中を押し続けてくれていました!とても感謝しています。本当にありがとう!みんな大好き!」と感謝とチームへの思いを記した。続いての投稿でゴリラの絵文字とともに「ゴリラ(絵文字)くんも頑張りました!!」とユニホーム姿の西田と笑顔の2ショットを投稿していた。

2人は2022年12月31日にそれぞれのSNSで結婚を発表。「まだまだ未熟な2人ですがこの出会いに感謝し、支え合い、高め合いながらいい家庭を築いていきたいと思います。また、2人とも現役プレイヤーの中で大変なことが沢山あると思いますが、2人で乗り越え、競技レベルも向上できるよう一層精進してまいります」とあいさつ。日本代表の現役選手同士が結婚するのは異例のケースで、超ビッグカップルの誕生として大きな話題となった。

◇古賀 紗理那(こが・さりな)1996年(平8)5月21日生まれ、佐賀県出身の28歳。熊本信愛女学院高から15年NEC加入。13年日本代表初選出。18、22年世界選手権、21年東京五輪出場。22年から日本代表主将。24年ネーションズリーグ準優勝。22〜23年、23〜24年Vリーグを連覇し2季連続MVP受賞。22年12月に男子日本代表の西田有志との結婚を発表。1メートル80。アウトサイドヒッター。

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