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ベアトロフィー獲得の古江彩佳「まさか自分が取れる賞とは。日本人初はご褒美」日本人初の快挙

[ 2024年11月25日 09:18 ]

米女子ゴルフツアー CMEツアー選手権最終日 ( 2024年11月24日 フロリダ州 ティブロンGCゴールドC=6700ヤード、パー72 )

最終ラウンド、6番でバンカーショットを放つ古江彩佳。通算13アンダーで8位
Photo By 共同

今季最終戦の最終ラウンドが行われ、古江彩佳(24=富士通)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの8位だった。

ランク2位だった平均スコアを69・99とし、ランク1位だったユ・ヘラン(23=韓国)の70・00を追い抜き、年間最少平均スコアのタイトル「ベアトロフィー」を日本人で初めて獲得した。

古江は「ベアトロフィーは、まさか自分が取れる賞とは思っていなかった。日本人初というのは凄くいいご褒美になったと思う」と快挙達成に顔を綻ばせた。

フェアウエーを外したのは1度だけ。合計パット数25。今季最後のラウンドも古江らしい堅実なゴルフだった。

4番で1メートルにつけると、6番パー5ではバンカーから2メートルに寄せて、8番パー3では2・5メートルを沈めて前半で3バーディーを重ねた。

13番でもフェアウエーから1メートル弱にぴたりとつけてバーディー。15番で唯一のボギーを叩いたものの、17番パー5でグリーン左からアプローチをピン側に寄せて取り返した。

難コースを4日間とも60台で回り「絶対に3アンダー以上で回らないといけないと分かっていたので、それが達成できてうれしい」と誇らしげだった。

2024年はエビアン選手権でメジャー初優勝。そして名誉ある「ベアトロフィー」を手にした。飛躍のシーズンとなった。
古江は「短いオフだけど、リラックスして、また来年に向けて準備したい」と充実感をにじませた。

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