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15歳・張本美和は「ドキドキ」 5日発表の五輪3枠目、伊藤美誠と一騎打ちの様相

[ 2024年2月4日 18:41 ]

Tリーグ 神奈川3―1九州 ( 2024年2月4日 カルッツかわさき )

第2試合でプレーする神奈川の張本美
Photo By スポニチ

1月の全日本選手権で準優勝した張本美和(神奈川)が出場し、第1試合と第2試合に登場して快勝し、神奈川の勝利に大きく貢献した。

前日は2試合に出場して、いずれも敗れた張本美。その悔しさを晴らすかのように、まずは木原美悠と組んだダブルスの第1試合で2―0と快勝する。続くシングルスの第2試合は第1ゲームに競り勝つと、そのまま3―0でストレート勝ちを収めた。

「ホーム最終戦だったので、勝利できてうれしい。ダブルスで勝利できて、勢いのままシングルスでも昨日のリベンジをできた。すごくうれしいです」

パリ五輪代表の男女シングルス2人は、男子が張本智和(智和企画)と戸上隼輔(明大)、女子は早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)に確定。残るは強化本部の推薦によって決まる3枠目で、あす5日に発表される。

日本卓球協会の要項には「代表候補予定選手とダブルスが組め、団体戦でシングルスおよびダブルスにて活躍が期待できる選手1名を強化本部が決定する」と記されている。五輪選考レースのポイントでは伊藤美誠(スターツ)が3位だが、4位の張本美も有力視される。

「(発表は)けっこうドキドキしていますね。明日は学校に行くので、帰ってきてすぐに知らせを知りたいです。学校に行ってからは授業に集中して...。緊張やドキドキも少しあると思ううんですけど...。ただ待つだけです」

そう初々しく語った張本美は、昨年に世界ツアーで2勝し、5月の全農カップ平塚大会で準優勝。11月の全農カップ大阪大会では決勝で早田ひな(日本生命)を下して優勝した。22年3月に624位だった世界ランクが、今では16位にまで浮上。日本代表女子の渡辺武弘監督も「予想外に、去年ぐらいから結果もついてきた。凄いなと思いながら見ていた」と急成長ぶりを認めている。

日本女子団体にとって4大会連続のメダルが懸かるパリ五輪へ、きょう5日にラストピースが決まる。

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