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【クロスボーダーラグビー】埼玉がNZの強豪チーフスを撃破 初開催の国際交流試合で日本勢初勝利

[ 2024年2月4日 16:31 ]

クロスボーダーラグビー2024第2戦 埼玉38―14チーフス ( 2024年2月4日 埼玉・熊谷ラグビー場 )

前半、モールを押し込み埼玉・坂手(中央)が先制トライを決める(撮影・久冨木 修)
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リーグワン昨季4強と南半球最高峰のスーパーラグビー(SR)パシフィック勢が対戦する初の国際交流試合は第2戦が行われ、リーグワン昨季2位の埼玉がSR昨季2位のチーフスを38―14で破った。前日の第1戦では東京SGがブルーズに7―43で敗れており、リーグワン勢としても初白星を挙げた。

第6節の三重戦以来、2週間ぶりの実戦となった埼玉は、プロップ稲垣、フッカー坂手主将、No・8コーネルセン、SO松田、WTB長田ら日本代表の主力がそろって先発。さらに他国代表歴のある(カテゴリーC)ロックのデヤハー、WTBコロインベテ、CTBデアレンデと3人全員がスターターに。非公式戦ながら"ガチンコ勝負"に行く姿勢を見せた。

試合は開始直後から自陣に釘付けとなったが、チームアイデンティティでもあるディフェンスで20次攻撃を耐え抜いてターンオーバーに成功。その後も堅守速攻でチャンスをつくると、前半15分にラインアウトモールから坂手が抜け出し先制トライ。さらに同22分には自陣でのターンオーバーからFB野口が蹴ってラッシュを掛けると、インゴール内で相手ボールが出たところをSH小山が抑えて2トライ目。内容でも23年W杯準優勝のニュージーランド代表メンバーが不在の相手を圧倒した。

後半は1トライ1ゴールを返されたものの、同25分にコロインベテがチーム3トライ目。同34分にはさらに1トライを加えて勝負あり。旧トップリーグ時代を含めて最多となるリーグ6度の優勝を誇る埼玉が、日本ラグビーの誇りと威厳を示した。

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