[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

澤村精四郎が歌舞伎座で襲名披露口上 兄貴分獅童の言葉に涙 「これからも、なお一層芸道に精進」

[ 2024年12月3日 18:48 ]

口上を述べる(左から)澤村精四郎、中村獅童(C)松竹
Photo By スポニチ

歌舞伎俳優の澤村國矢改め澤村精四郎(きよしろう・46)が3日、東京・歌舞伎座で「十二月大歌舞伎」の初日を迎えた。

12月に師匠である澤村藤十郎(81)の芸養子となり、藤十郎が以前名乗っていた精四郎を襲名した。第一部では8年ぶりの歌舞伎座上演となる「あらしのよるに」に出演し、狼ばりぃを熱演した。

劇中では中村獅童(52)と口上を行い「これからも、なお一層芸道に精進を重ねていく所存にござります。今後とも紀伊国屋の繁栄、門閥外にとっての希望ある歌舞伎界のため、ご後援のほどをお願い申し上げます」と気合を入れた。

獅童は「私、本当に大好きな方でございます。この後とも、古典歌舞伎をはじめ、新作歌舞伎、お互い挑戦する気持ち、時代を切り拓いていく気持ちを忘れずに、時には励ましあい、時には切磋琢磨(せっさたくま)しながら、役者人生を共に歩んでいければと思っております」とエールを送った。幹部昇進を推薦した兄貴分の言葉を受けて、精四郎の目には涙が浮かんだ。

そんな精四郎の姿を見た獅童も「ちょっとちょっとあなた、何を泣いているんでやんすか」といじりつつ、声が震えていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中山美穂」特集記事

芸能の2024年12月3日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /