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川合俊一氏が手に汗握った「人生で初めて見た」大逆転劇 「最大6点差...経験上は無理」勝利の立役者は?

[ 2024年11月7日 22:30 ]

日本バレーボール協会の川合俊一会長
Photo By スポニチ

日本バレーボール協会会長の川合俊一氏(61)が7日放送のフジテレビ「この世界は1ダフル」(後9・00)にVTR出演。「人生で初めて見た大逆転劇」という試合について語った。

川合氏が挙げた試合は、2016年5月に行われたバレーボール女子世界最終予選の日本-タイ戦。負ければリオデジャネイロ五輪出場が極めて厳しくなる状況で、日本は当時「歴代最強」と名高かったタイに大苦戦。最終セットまでもつれこみ、しかも最大6点差をつけられる窮地に陥った。

日本のピンチを救ったのが当時最年少の21歳だったセッター宮下遥さん(今年5月に現役引退)。9-12と3点差に迫った場面でサービスエースを決め、日本に流れを引き寄せると、そのまま押し切ってタイを下した。

当時、日本代表の主将を務めていた木村沙織さんは「一番年下だった遙が手を震わせながらもエースを決めてくれて。チームを奮い立たせてくれた」と当時を振り返った。さらに宮下さんは「アウトかもという軌道だったんですけど、皆の思いがインにしてくれた」と語った。

川合氏は「最終セットは(途中まで)12-6でタイが勝っていた。ここからの逆転は経験上無理なんですよ」とし、「宮下選さんのサーブが本当に大きかった」と指摘。「20回あの場面があって1回ひっくり返せるかどうかだと思う。人生で初めて見た大逆転劇」と"奇跡の一戦"だと強調した。

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