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【ジャニーズ事務所会見一問一答(2)】 ジュリー氏「同族経営の弊害は認識している。ただ...」

[ 2023年9月8日 05:11 ]

ジャニーズ事務所 4時間12分会見

<ジャニーズ会見> 涙を流す藤島ジュリー景子氏 (撮影・西海健太郎)
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――100%の株主は絶対的な権限を握っている。同族経営をどう変えていくか?

ジュリー氏「同族経営が弊害であり、変えていかなければということは認識している。ただ何も始まっておらず、ここで具体的に申し上げられることはありません」

――5月14日の時点では性加害を「知らなかった」と言っていたが?
ジュリー氏「私が十分な調査をできておらず申し訳なかった。ただ、これだけ多くの方が声を上げている中で、今それは事実だと認識しているので、考えが変わったわけではありません」

――事務所自体の権限を東山さんに渡して物言わぬ株主でいるのか?
ジュリー氏「被害者の救済、傷ついている所属タレントのケアをすることが私の仕事。それ以外のことは一切業務執行に関わらないつもりです」

――日本のメディアは(性加害について)沈黙してきた。ジャニーズの無言の圧力や忖度もあったとされる。今後のメディア対応は?
東山「メディアの方とは対話が必要だと思っている。やはり喜多川氏、うちの事務所が全て悪いのだと思う。そういうふうに思わせてそう感じさせてしまった。僕自身がやることで対話が深まればいいのかなと思っている」

――事務所からメディアへの圧力は必要ないということを明言できるか?
東山「必要ない。ファンの人たちがいてこそなので、これは忖度というのは関係なく、公平に行くべきだなと思っている」
井ノ原「僕もこういう立場になって、これは何でこうなんだろうと疑問に思うことがあった。"なんでこうなの?"と言ったら、昔ジャニーさんがこう言ったから、メリーさんがこう言ったからというものを、きちんと守っていたちょっと昔のタイプのスタッフがいたというのは事実。"何で?変えようよ"と毎日言っています」

――事務所の風通しをどう感じていたか?
東山「絶対的な存在がいたので、風通しが良かったかと聞かれたら悪かったと思う。喜多川氏と藤島氏が専制主義的に存在していたので、僕らが下で何かを言ってもそこに届かないというようなジレンマを抱えていた」

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