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辛坊治郎氏 新型コロナ5類引き下げ後の「おかしい」対応に怒り 「応召義務違反じゃないかと思う」

[ 2023年9月5日 17:19 ]

辛坊治郎氏
Photo By スポニチ

キャスターの辛坊治郎氏(67)が5日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月〜木曜後3・30)に出演。新型コロナウイルス感染症の5類引き下げ後の対応について疑問を投げかけた。

この日は元厚労省医系技官で医師の木村盛世氏をゲストに迎え、「内閣感染症危機管理統括庁の発足」についてトークを展開。

辛坊氏は「今から4カ月前、5月の連休明けにコロナの分類は5類引き下がって。季節性のインフルエンザと同じになりました」と切り出すと「(5類に引き下げられた)その後、私の義理の父が骨折しまして、病院に行ったらコロナの症状は何も出てないのに入院前にコロナの検査をさせられて。抗原検査で陽性になったんです。そしたら受け入れ拒否になってたらい回しになった」と打ち明ける場面があった。

また「5類相当になってからは季節性のインフルエンザにかかってるから骨折の治療しませんって、これは明らかな応召義務違反じゃないかと思う」と疑問を投げかけた。

続けて「まさか義理の父も入院前に検査されて受け入れ拒否になるとは思わないわけですよ。でも現実には2類相当だった時と運用変わってないじゃないですか!これおかしくないですか?」と声を荒げた。

これに木村氏は「辛坊さんの言うことに全く同感」とうなずいた上で、「ちょっと話がずれますけど、今の医療費っていうのは国家予算が100兆円だとすると43兆円。厚生労働省はこれを50%まで上げてもいいって言ってるわけで。それに対して国民を納得させるには、果たして費用対効果があったのか。国民の多くが幸せなことなのか、率直に問うべき」と指摘した。

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